脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

熟成進む奈良クラブ

2008年11月07日 | 脚で語る奈良クラブ
 関西リーグ昇格を懸けた府県リーグ決勝大会に向け、日々調整を続ける奈良クラブ。またもや頼もしい新加入選手が発表された。

【新加入選手】

MF 水越 潤 (みずこし じゅん)
1975年1月15日生
天理大→アルビレックス新潟→ジヤトコ.TT→EHCノラド(オランダ)→ヴァンフォーレ甲府→ニューウェーブ北九州→TDK→ニューウェーブ北九州→ディアブロッサ高田FC
Jリーグ通算177試合出場15得点

GK 村松 聡 (むらまつ さとし)
大原学園JaSRAサッカークラブ→三重FCランポーレ

FW 蜂須賀 躍 (はちすか きっく)
大原学園JaSRAサッカークラブ→三重FCランポーレ

 注目すべきはJリーグでの経験が群を抜いているベテラン水越の加入。黎明期の新潟で活躍し、01年から05年まで長らく甲府で中心選手としてプレー。06年から昨季までは北九州の一員として、チームのJFL昇格に尽力した。今季は関西リーグDiv1の高田に籍を置いていたが、大一番を前に奈良クラブに移籍が叶った形だ。彼の経験は、厳しい戦いの中で必ず役に立つだろう。チームにフィットすれば非常に頼もしい。

 そして、東海2部リーグの三重FCランポーレからは、村松、蜂須賀の2選手が加入。2人ともまだ若い選手で、選手層に更なる厚みを加えることとなった。

 

 真っ先に府県決勝大会の出場を決めた奈良クラブ。本番までの約2ヶ月のインターバルで、試合勘を失わず、チームをさらなる高みに導くには、相当なチームマネジメントが必要だ。今はまさにその戦いの真っ最中。12月には新しい奈良クラブが、そのベールを脱ぐことになるだろう。

 
 先日のC大阪とのTMでもファインセーブを見せた新加入GK村松

 
 「経験者が多いことは刺激にもなる」と新加入FW蜂須賀

 
 トレーニングの雰囲気は良い 進化を目指そう!