京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

お点前教室

2019-12-06 09:43:09 | お出かけ
おはようございます。
赤い紅葉ももうそろそろ終わる宇治。
早く来て・・っ!(笑)

そんな話は置いといて。
宇治ならではの授業のお話。
宇治時の小学校・中学校では
『 宇治学(うじがく) 』という
お茶や、農産物の地産地消を学ぶ
授業が組まれております。

先日、そのうちのお点前を勉強する
授業の立て出し隊として
手伝いに行ってきました。

体育館に畳が敷かれ、
お花とお軸も用意されています。

お花は、椿『あけぼの』『寒菊』
お軸は『且座喫茶(しゃざきっさ)』

何でも、お軸は清水寺の貫主・森清範住職。
(きよみずてらのかんす・もりせいはん)
が書かれているとか。
ありがたい~。すげー!

いつか子供たちに、
このお軸が掛けられていることの
凄さが伝わるといいなぁ。

あ、親の私たちが教えるべきなのか(笑)

森清範住職とは・・
年末に、TVで今年の漢字を
大きく書くお坊さん、あの方です。
御年数えで80歳。
力強く書かれていらっしゃいます。

この授業で、子供たちは
お茶室への入り方とお礼の仕方、
お茶の頂き方・茶碗の鑑賞の仕方、
等々を教わり、
お茶を頂き、その後水の入った茶碗で
茶筅の振り方を教わる。

来週、実際のお茶とお湯で点て、
友達同士にふるまい、
来年の授業参観にて親にふるまう。
楽しみなような、そうでないうような(笑)

・・・・・・

年末、年明けと忙しい日々が続きます。

且座喫茶
『禅語で
「且(しば)らく坐して茶を喫せよ」
まぁ、しばらく座って
お茶でも飲もうよ、という意味』

しばし、耳の中までもシーンという
音が聞こえてきそうな
(周りは)静かではないけれども、
心が平らに集中する時間。

且座喫茶(しゃざきっさ)

そんな一服を取ってみませんか?

したっけ、私今から仕事してくる!(笑)
またね

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