京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

玄窯(げんよう)

2014-05-31 23:35:23 | 登り窯(玄窯)
いよいよ火が入りました。玄窯。
泣いても笑っても、この日から3日間は頑張りとおさなくては窯が焚けません。
良い窯になりますように・・。

皆で柏手を打った後、それぞれが記念撮影(笑)



最初の炎は、温度が低いのでまだまだ赤い。
明日のお昼には、光り輝く炎が見られることでしょう。


一夜明け、再び火が付いた登り窯。

この時点でまだ300度少し。1250度までは まだまだ~!
この日、窯を一昼夜掛けて温める焙り( あぶり )


「 あちち! 」七分の服は、肌部分が熱い。
危険ですので、長袖の木綿の服に着替えました。( 化繊も、溶けるので危険!)

今日は、33度になる予報。道理で窯の周り以外も熱いはずだわ(笑)
こんな時には、ジンジャエールが飲みたーい!

もう飲んでました(笑)

皆様の、エールが頼りです。 さぁ、頑張りますか!
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作陶教室入会キャンペ~ン!!

2014-05-30 11:37:29 | 作陶館日記
鈴木です。

6月開講からの作陶教室にて新規入会の方にもれなく朝日焼作陶館特製の小皿
をプレゼントします。


大きさはこれぐらい…


お皿の真ん中には朝日焼作陶館のロゴマークのお茶碗が刻印されています。

(ちょっとピンボケ…)

高台の中には「朝日焼作陶館」のロゴが刻印されています。


6月開講の教室で作っていただく作品たち…



6月開講のクラスは…

水曜日 午後クラス 6月4日から8月20日まで
木曜日 午後クラス 6月5日から8月21日まで
金曜日 午後クラス 6月6日から8月21日まで

今からでも間に合います。
お気軽にお問い合わせ下さい。
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窯詰め

2014-05-29 23:37:06 | 登り窯(玄窯)
始まっております、窯詰め。
明日が詰めきりなので、忙しさ・ピーク!

ですが、その前に棚を組まなくては始まりません。

まずは何もない台車に、、

ツクと呼ばれるつっかえ棒を並べ、
その上に、クッションとなる土を輪っかで置きます。

棚板( たないた )と呼ばれる板を置き、ドンドン組んでいくと・・

こうなります。これを2部屋分。

もう一つ、小さな棚も組みます。

奥の一段上がっているところに、、

棚を組み、作品を詰めていきます。
ココ、いい作品が焼けたりするので、キチンとね。・・もちろんほかの場所もですよー(笑)


そして、窯詰め開始。


工房長が窯の中に入って作品を詰めているところ。
何を入れましたかー?

『 ぴゃー! 』鳳凰くんでした。
一番炎が当たる、火前( ひまえ )と呼ばれる場所に入れられて、
焼き締め・・丸焼きですな(笑)されます。

明日の詰めきりを迎え、火が入れられると後戻りはできません。
後は、神のみぞ知る部分と、人間の及ぶ部分の頑張りと、
皆様からのエールとで窯が焚かれます。

どうぞ、「 イイ窯になりますように 」と、お布団の中からの声援よろしくお願いいたします。
『 ピャー! 』 鳳凰くんもそう申しております(笑)
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美味なる・・

2014-05-27 14:40:56 | 気になるコト

コレ何~だ?(笑)


木は、コレ。


大きさは、コレ。 もういいって?(笑)
秋に実が付く 柿の花 です。
柿の実を連想さすようなぽってりした花弁。見落としそうなほど小さいです。

昨年は、焼酎で煮ると渋がすぐ抜ける!という方法をとって大失敗した分、
今年はきちんと干し柿を作るぞ!と、決意しているので( 大げさ(笑))、今から楽しみです。

忙しすぎる日々の中の、ほっとする一こまでした。
ちなみにこの日、工房長がつくばいの掃除をしてくださいました。

見事なコケムシ具合。何年かかってここまでになったのか・・。

自然もすごいですが、それらを守っていく人々もすごいです。
皆さんの回りのすごい事、ほっと一息つける事、教えてください。 

次回は、窯詰めだよ全員集合~!のお話です。
・・集合はしなくて、イイか(笑)
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玄窯( げんよう )

2014-05-24 22:59:21 | 登り窯(玄窯)
登り窯が近付いていると書いたっきり、そのままでしたが・・
猫や犬の手も借りたいぐらいに忙しい、真っ最中です。
しかし、猫や犬が来てくれても なでろ~とかおねだりしてくるので、
そしてお膝に座ってきたりして・・仕事にならんこと必須なので、借りません(笑)

今回は、登り窯には必ず入れられるもの、ご紹介いたします。

コレ。 色見( いろみ )と呼んでおります。

窯焚き真っ最中に、どんな溶け具合か、
窯の中の雰囲気がどんなふうになっているか( 還元・酸化 かんげん・さんか )を見極める大事な物なのです。

これだけの数が毎回入ります。

よく見てみると。。半分白く溶けていないものだったり、
左右で、グレーと赤っぽい色の色味。
( グレーが、還元(空気が少ない状態で焼けている)、赤っぽいのが、酸化より(空気が沢山))
出す時間が違うだけで、同じ場所にある二つなのに、この差。


下から二段目の一列は、同じような場所に入れられた、窯の左右の色見。
左側が還元がきつく、右側が、やや酸化より。
( 窯は、左右に薪を入れる焚口が付いているので、
同じ本数入れていても、燃える場所などにより変化があるのです )

出すときも小さいので細心の注意が必要。
途中でコロンと落すことも・・(汗;)
今回の窯焚きで、出している最中の写真が取れたら、またご報告いたしますね。

 
応援お待ちしております。 
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