京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯詰め

2021-02-28 18:20:04 | 作陶館日記
窯詰めをしました。
だいぶ寒い時期に(笑)


この時は、干支の香合を必要としていたので、
新年早々の窯だったはずです。

という事は、寒かったわ~。

「ぶつ ぶつ ぶつ・・」
「足冷たいねん。ぶつぶつ・・」
なんちゃって。
言うて無い・言うて無い。。はず(笑)

窯詰め終わり、扉を閉める時に、
無事に焼き上がりますように・・
と、祈りでも無し、後ろ髪ひかれるでも無し、
たとえて言うなら、
船が出港するとき、テープを投げて
お互いが別れを惜しむかんじ・・?
違うか(笑)
言葉には表しにくいけれども、
毎回、名残惜しく見送ります。


ここまで来たら、
後は神経をとがらせ窯を焚き、
無事扉を開けるのみ。
それが一番怖いんですけれども。

結果は、いい色で無事に
香合を納品できたとお伝えしておきます。

さぁ、明日から3月。春です。
大チビは思春期の扉をあけ、
小チビは、反抗期の扉を全開にする事でしょう。
母ちゃんガンバル―(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n6c5760c9c96c
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土錬機通し

2021-02-27 13:16:10 | 作陶館日記
土を使えば、屑が出る。
それを捨てるのはあまりにも惜しい。
なので、再生をします。

そこで登場するのが
「土錬機(どれんき)」という機械。
名前の通り、土を練ってくれるのですが、
モーターボートに使うようなプロペラが
筒型の中で回転し、
土を混ぜながら押し出してくれる
すぐれた機械。

説明の割に写真が分かり辛い~(笑)

この時、空気を抜く作業もするので、
名前は「真空土練機」君と言います。


入口はそんなに大きくないので、
片手で持てるぐらいの土(約3キロ)に切り、
放り込んでは、筒から押し出し、
何順かめぐらせた後、ビニールに包み
保管。と相成ります。

もちろん、めぐらす道中に、
水を入れて固さの加減もします。
固いと使いづらいですし、保管が効かない。


屑土を入れておくコンテナ。
結構な箱数。

写真を撮り始めた時のお茶目な一瞬。

いえ~い!的な(笑)

寒い時期、氷かと思わせる冷たさの土、
屋根の下とはいえ、屋外・・。
お茶目な事をしなければ、
心も体も冷え切っちゃいますからね。

こうして出来た土たちは、今日も教室で
皆様に使っていただいております。
もちろん、新しく土を調合する日もあります。
その時は・・240キロ作りますので、
もっとお茶目っ気がいる。
やさぐれちゃうから~(笑)

さぁ、今日は幼稚園の先生方が
体験に来て下さいます。
ウキウキ。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n961e5a2b4418
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作品達

2021-02-26 15:33:58 | 作陶館日記
今日は、作品がきれいに並んでいて
綺麗だなというお話。

以上。(笑)

ではなく、もう少し付け加えますね。

ポットと、カップを作るカリキュラムの、
お客様の作品です。

紅茶の色が分かるよう、素焼きをした後に、
もう一度中に白化粧をかけ、
素焼きされたところ。です。

外側は、青。
内側も、白化粧によって
色合いが明るくなった青でもよし、
透明釉を掛けて、白くするもよし。


このお鉢も同じです。
ふちに白化粧を掛けることにより、
一つの釉薬で、2色の色が楽しめ、
あら素敵となります。

一粒で二度おいしい!的な?
違うか。

教室が進むにつれ、
皆さんそれぞれの作品が釉掛け待ちで並ぶさまは、
嬉しいです。が、プレッシャーでもあります。
なぜなら、その後は焼くだけで、
つまりば失敗は取り戻せないという事で・・。

いかんいかん、心を落ち着けよう。

暮れゆく日を見つめ。。

寄り添って夕暮れを待つ・・
青春だなぁ。

また明日。
Please stay healthy and satay safe.

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お皿

2021-02-25 15:21:11 | 作陶館日記
以前、幼稚園に出張陶芸教室へ行った
お話を書きました。
その続きで、見せたくて仕方がない
子供たちの萌えデザインのご紹介。


朝日焼きに持って帰った来た状態。
それぞれの番号札が乗っております。
デザイン、分かるかい(笑)

え~そう?じゃぁ、、

同じ~!

気を取り直して。

海産物と、昆虫。
ざ・男の子チョイス。

女の子は、比較的、リボン・お花・木など、
大きな概念の装飾が多い。

男子~!

もはや、海産物と昆虫と、
星形まであるので、宇宙までも表す。
ん?生きとし生けるものという概念?(笑)
だとしたら、男子の方がスケール大きいか・・。
そんなわけない。
好きなもの集まれ~!なはず。
あ、思い出しました。ヒトデだった(笑)

極め付け。

大好き!!!
右側のタコの他に重なる海の幸よ。
左は、食べられてる・・?(笑)
私、わちゃーとしたものが好きみたいです。

このような絵は、
子供の時にしか描けなかったりしますから。
大人になると、頭でっかちになってしまって
うま味が薄れる。
” 上手 ・へた”の外にある” うま味 ”。
いつまでもなくしたくない~。

今日、窯に入って焼かれています。
出来上がりをお楽しみに。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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https://note.com/hanshi_kase/n/n94a8f550727b
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作品

2021-02-24 16:02:37 | 作陶館日記
今日は、気になった作品をご紹介。
しかし、少し心配なのは、
この作品、もう書いた・・?という事。

この写真、取り込んだ覚えがあるんだよな~。
ま、いつものことで、
初見の気分で読んでくださいね。


2個のお茶碗。
初めてみたよね!!初めて見たよね!!
(無理強い(笑))
凹んでいるのと、凸の。


深すぎず、いい塩梅の大きさの面取り。
ところどころ残っている線が効いてる。


出っ張り。
この出っ張り茶碗の肌感が好き~。

綺麗に積み上げられた
石垣のような模様というか、
もこもこッと出てきた肌のような・・。
上手く伝えられませんが、スキー。
(感想へた(笑))

これからどんな焼き上がりになるのか、
とても楽しみなのですが、
今日見回したけれど、無い・・。
もう焼きあがって、
お客様のお手元に行っちゃったのかも・・。
私の電話に写真があったか後でチェックしますね。
ダンマリだったら、忘れてください(笑)

いつも、アレがすき、
コレも好きというていますが、
自分はどんな雰囲気の作品が一番好きなのか、
というか、作りたいと思うのか・・
昨日おしゃべりさせていただいた
ご夫婦の前へ進む力を頂いて、
いつかあるかもしれない機会の為に
ストックしていこうと思います。

ストックして、そのまま忘れそうですが・・
毎日を頑張りますね。
ちょっとポカをやっちまって
凹んだりするけれど、私は元気です。
って言いたいし思いたい。

そんなことで、また明日。
Please stay healthy stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n77261f8380f3
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