京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

フリーロクロ教室

2013-04-29 09:14:21 | 作陶館日記
フリーロクロ教室のバラ、3人様が昨日来て下さいました~(笑)
今回で2回目( 5回の内 )。


まずは・・菊もみ

どなたでもそうですが、この菊もみ
身体運びのリズムと手の力などのコツが分かるまで結構大変・・!
手首を痛める人もいます。


陶芸の訓練校などは、まずこれが出来ないと
水挽き( みずびき 電動ロクロで成形する事です )が出来ないので、
空気が入っていないかのチェックを受ける。
当然ちゃんと揉めていないと入っているので、
一日中、揉む練習、自分で切って空気チェック。
また揉む・・の、繰り返し。
この行程を、長い人で一週間。。つらい~!(笑)

とまぁ、皆様にも少々厳しく、
菊もみをしていただいてからの本番。

真剣!

  
座ってからも、土ころしといって、
ちゃんと回っていない( わずかなブレ )土を直す作業。
力と、コツがいるのですね~。

ソフトクリーム状になり、ワチャワチャになっちゃう(笑)
そして、・・・
まだコツがいるんかい!と突込みが入りそうですが(笑)

水挽きをしていくのに、左手の親指で窪みをつけ
横にはみ出した土を他の四本とではさみ、伸ばして成形。
ヤッパリ、ちょっとした力の移動のコツがいりますね(笑)

どの作業をとっても 力かげん、が肝心かな?
極力、余計な動作をせず、同じ形を作っていく・・。
変にリキんでいたら、長く座っていられませんからネ。

そんなこと言いながら、私の腕はムキムキなんですが(笑)

適度に力を抜き、おしゃべりもし、
自分で器を作っていく、という楽しみを体感していただけたら、何よりです。

電動ロクロだけでは無いですよ~。
手回しロクロ・板作り、どんな器作りにもいえますよ~
と、いうことで、皆さんお待ちしております(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

GW

2013-04-28 12:10:34 | 作陶館日記
いよいよGWが始まり、皆さん何処かしらウキウキ、
『 休み 』な雰囲気が朝の通勤路にあふれております。
楽しんでくださいね。

そして、朝日焼作陶館は・・絶賛営業中!(笑)

まずは、すくすくと伸びてきた茶の葉で目の保養をして
 


この一芯二葉( いっしんによう )を摘み、新茶になります。
だから、お茶に携わってらっしゃる方々は、
GW中、とっても忙しい。
なんなら、ネコもお茶摘みに来て欲しいぐらい(笑)

そんな中、窯出しを。

一段ずつ作品を出し、棚板( たないた )を外したら、
ぐい~ッと、手を伸ばし作品を出していきます。

奈落の底(笑)

そして、その後は素焼きつめ。

作品がカラカラに乾いたものを、800度で焼きます。
その後、上のような本焼( ほんやき 1230度 )をして、出来上がり。

GW中も、窯はドンドン焚いております。
皆様、お楽しみに~!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作品展

2013-04-27 10:22:37 | 気になるコト
教室のお客様方の作品展が、いよいよ一ヵ月後に開催されます。

5月25日、26日 宇治茶會舘にて
( 10時~16時 入場無料 )

今回は、朝日焼を飛び出して宇治茶會舘、
昭和3年築 という、とても雰囲気のある會舘でさせていただきます。

玄関こそ、今風にリフォームされておりますが、内部は渋い・・!

玄関内側。

二階部分を全て使わせていただくのですが、
その昔は、お茶を検分する建物だったので、
北向きに天窓があり、壁は黒く塗られており、
お茶葉の色などを検分するのに日の光で煩わされないような作りの場所があります。
 

二階部分は普段使用されていらっしゃらないのですが、
昔の重厚な机が残されていたり、宿直室にもなっていた和室の床の間など、
どれを見ても、渋い・・!(笑)
 

一階部分は、貴賓室だったところ。
ここにも素敵な机が・・

座ってお茶を頂きたい・・!

と、そんな落ち着いた場所で開催させて戴きますので、
とっても楽しみ~。
遠方の方も、お近くの方も、普段開放されていない場所なので、
是非、お誘い合わせの上お越しくださいませ。

それぞれ皆様方の力作と共に、お待ちしております。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花便り

2013-04-25 13:16:59 | 気になるコト
藤の花が満開になっております。

ニュースでもあちらこちらで花便りが届けられていますね。

もうひとつはつつじ。

これは、神戸の王子動物園にて。
宇治神社には、紅白で半分ずつ咲いているのが、
コンモリと、可愛らしい・・。


もうひとつは・・皿。
花より団子で、、、(笑)
先日、夏みかんでジャムを作ったときに、これにコンモリと盛り付けました。

奥のほうの皿が、アンモナイト。
手前は、デンデン虫。と、およそ食べ物を載せるものの名前では無い(笑)
愛称で呼んでおります。

作っっておいたお皿に、スポンジで呉須( ごす )という、
絵の具( 顔料 )を、ポンポンポ~ンと、手ロクロをまわしながら押していきます。
失敗は、許されない・・。

これ、冷や汗をかきました(笑)

何かのときに皆様も是非チャレンジしてみてくださいね~!
一緒に汗をかきましょう(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次回プログラム

2013-04-24 10:26:42 | 作陶館日記
次回のプログラムが、早い教室では始まっております。
今回は、これらを作る予定。

夏の仕上がりになるので、涼やかな青磁の浅い茶碗、
鎬( しのぎ )がガリッと入った小茶碗。
蓮の葉皿、大小の組。

色合いは、濃い緑色の織部( おりべ )、茶色い飴釉( あめゆう )、

・・・結構、くどい(笑)

形が、夏らしいということで納得していただきます(笑)

青磁の茶碗は、鶴が飛び雲がフワフワと浮かんでなんとも、おめでたい。


鎬茶碗は、幅を決めるのに迷走をしておりましたが、
結局、お客様に選んでいただく事に(笑)

幅2種類のと、細いのばっかりとです。

プログラムは決まっておりますが、
皆さんがそれぞれに工夫を凝らしていただくと、
より一層、愛着がわいてくるのではないカナ~。
と、思っております。

この日は雨、GWがあけると、ゆっくり梅雨へとなって行きますが、
元気はハツラツ!と、はじけて行きましょうね~!
 

是非、遊びにいらしてください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする