京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

窯焚き本番

2016-01-31 15:18:27 | 登り窯(玄窯)
本番です。

この時点で(朝10時ごろ)火前は800度前後。まだまだ低い温度です。

少し明るくなってきましたこれで900度。

工房長、薪が燃えやすいように奥へ押しています


焚口より少し後ろにあるレンズから見た窯の内部

右上あたりに三角系の物体がちらりと見えるかと思います。
これがゼーゲルコーン。
1200度前後からだんだん前に倒れだし、窯の中の温度や雰囲気がわかります。


これは一番手前の部屋の最後の上げ焚き。
細かく割れた木端を入れて、パ~っと温度を上げるところです。

今は、二部屋目を温めているところ。
もう一時間ゆっくり温度を上げてから、攻め焚きに入っていきます。
( 薪を入れる間隔を狭め、どんどん中の空気を使い還元状態にしたりすることを指します )
さぁ、もうひと気張り。

頑張ります。良い窯になりますように。
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窯詰め(火入れ・焙り)

2016-01-30 08:59:18 | 登り窯(玄窯)
今日はお題を見ていただいた通りの内容です(笑)

工房長

茶碗たち。


今回はこの部屋がメイン。
小さそうに見えますが、棚板は35×40センチが4枚横にずらりと並び、
上に少なくとも4段・・5段は組め、それが4か所組めるので・・
お茶碗だと一板に5個は軽く入る×4棚板×5段。×4か所分。
もう一つ(小さな)部屋もありますので・・。結構な数ですよ~。

昨日の夕方無事火が入り

今日焙りをし、明日本番を迎えられそうなのでほっと一安心。

そして明日はいよいよ気を引き締めていかなくては。

応援してくださいね~。
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釉薬掛け

2016-01-28 11:00:11 | 登り窯(玄窯)
玄窯に入れるための作品の釉薬掛けのお話です。

小さな花活けや鉢などが私の主な釉薬掛けでした。

後ろを振り返ると鉢が待っています。

実はこのとき、まだ素焼きできていない花活けがどっさりあったので、
これらがかけ終わっても終われないという、何とも奇妙な時でした。

今は、すべてかけ終わり窯詰めを待つばかり。
さぁいよいよ本番間近。気を抜かず頑張りますよ~。

応援よろしくお願いいたします。
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棚組

2016-01-26 09:11:52 | 登り窯(玄窯)
やってきました棚組の日。
この日は、全国津々浦々で雪やあられが降った!というニュースでもちきりになるほどの寒波到来日。
四元の格好は・・

ジャン。ごらんの通り。着込みすぎです(笑)

まず、台車をごろごろ引っ張り出して・・

体は暖かいのですが、指先冷たい~。

土をツクに上に載せて棚を組んでいきます。

この作業を2台車分。


氷ができていました。
まぁ、次の日はもっと凍てつく日だったので、この日でよかったと思うことにします(笑)

さぁ、そろそろ窯詰めそして窯焚きの日です。
窯の話題、お楽しみに。
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小皿

2016-01-23 08:54:10 | 登り窯(玄窯)
玄窯で焼く小皿、とってもイイよ~というお話。

先日、お客様のお孫さんが来られ、
延々人参の置物(?)を作っているので人参好きなん?と聞くと
人参大好き!とにっこり。

その噂の人参がこれ。

人参を細く切り油で少し炒めたら、お醤油、みりん、お酒を回しかけ、
混ぜ合わせたら蓋をする。
人参がしんなりしたら蓋を取り、最後にタラコをほぐしてざっくり混ぜ合わせたら出来上がり。

と、大体そんなレシピでした(笑)
冷めても美味しいので、お弁当の一品にイイよ~とのこと。

タラコ・・四元のあこがれの食材です(笑)


玄窯でしか取れない可愛らしいお皿にちょこなんと載せていただいてください。
お代わりしたくなっちゃいます(笑)

見にいらしてくださいね。
そして、帰りに人参とタラコを買って帰ってくださいネ(笑)
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