京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

これなんだ?

2024-08-19 15:32:31 | 作陶館日記
こんにちは。
お盆休みも終わり、
通常に戻られた方が多いと思いますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
え?今日、明日から休みにはいる?
ゆっくりしてくださいね~!
昼寝とオヤツとご飯とプラス・プラスで
体重もプラスしちゃおうね!

さて、話を戻して。
今日も、『これなんだ』シリーズです。


写真は、器の蓋です。

全容はこの通り。

ザックリ荒々しいボディ。

荒々しいボディに、
サンゴのかけらを張り付けたような
水差しかな?
(お茶道具の一つ。
お湯を沸かす窯の中に、水を足す為
汲み水を入れて置く道具(みずさし)と呼ぶ)

岩と、化石に近くなったサンゴの組み合わせ?
おもしろーい。

コレはまだ素焼きされたところぐらいの
進み具合なので、先日の
黒いサンゴシリーズの一環なのか、
はたまた別人が作った、「なんだこれ?」
シリーズなのか、ちょっと分かりません。

焼きあがったら、皆様にご報告すると思います
私も楽しみです。どんな色になるのかな~。

それでは今日はこの辺で。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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ニョロニョロ

2024-08-17 15:49:00 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、これなんだろうね?シリーズです。
(そんなシリーズはありませんが)笑)


窯詰めされている途中の
『何だろコレ?』君

焔立つ(ほむらたつ)様を表しているのか・・?


上からの目線
中に何かを入れるわけでもなさそうですし・・?
オブジェという事かな?

後日、焼きあがっているのを見ました。


んんっ?」
焼きあがっても分からない(笑)


じごくの業火

とか書き出したら、作者さんに悪いので、
あれかな?
闇夜に見たサンゴのシュルエットかな?
(無理矢理感のある感想)笑


アップ

ただ、白い釉薬と、赤い釉薬
(多分、白マットと透明釉(白い部分)と
鉄系の、天目や飴釉を掛けてあっただろうに
余り、重ね掛けの違いが見られなかったので
どういう釉薬を重ねていたのか、
イメージにばっちり沿ったのか、
出来上がりの感想を
聞いてみたいなとは思いました。


同じ窯で出ていた器
こちらは、天目を掛けて(おそらく)、
縁は釉薬が薄くなったので
黒に鉄赤が浮いた感じになって、
ツートンのようになっています。

これも・・闇夜に泳ぐ金魚?かな?

自分では思いつかない形なので、
そして、あそこまで先端をつんつん作り出して、
崩壊しないという技術はすごいので
使っている写真などが見られたら
嬉しいな。。なんて思っております。

冒頭のつんつん、上手に灯りを入れて
壁際などにともせたら、
面白い影が浮き上がり、
夏のホラーにも行けるでしょうし、
海の底に見立てて涼しげな演出も
出来そうな気がします。

使い方は本人のみぞ知る。ですが。
固定観念にガッチガチになっている
「陶芸で作るモノははこうであらねば」を
ぶち壊す作品に出会えたならば、
またご報告させて頂きます。

『自分だったらこう使うかも』
など、面白い使い方、
思いついたならば教えてください。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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サクラサク

2024-08-14 16:38:28 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は今の季節にピッタリな「さくら」の
話題です!(そんなわけあるかい)

春先の教室で、板皿の模様を桜にして、
釉薬までピンクにしちゃった
お皿を作っていたのですが、
同じハンコでも、作る方によって模様が異なるのが
面白いな~と思って、写真を撮っておりました。

まずは。。

全面にサクラサク。

あとは。。

緩やかな流れに乗る
花筏風(はないかだふう)


WEBからひっぱってきた、
流れがほぼない場所の花筏。

あんまり風流じゃないな~(笑)
浅く流れている川に、花びらが舞い散り、
それがクルクルと回ったりしながら
静かに流れていくさまは、
春の名残のあの時期ならでは。
それを眺めるのは楽しいものです。



それぞれの花筏のお皿。

なにを乗せて食卓を彩っているのでしょうね?
貴方なら、何を乗せますか?
わたし??花より団子だからな~。
余り何も考えず、
焼いたお肉とか乗せちゃってそう~(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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新人ちゃん・その2

2024-07-17 09:11:07 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、『今や、なくてはならない』
「新人ちゃん・その2」のお話です。


写真は、作陶館に入って少したってからの様子。

お客様と和やかに話をしながら、
釉薬の一覧表を見つつ、
フリークラスの体験の方の器の、
掛ける釉薬チェックをしている場面です。
今では、釉薬の種類と名前を憶えていますが、
教室、案外と釉薬の種類が多いので
誰でも最初は、お客様から
『〇〇掛けたいんですけれども』と言われても
「え―――っと・・青色のあれかな?」なんて、
ちょっと不安がのこる返事をしてしまいがち(笑)(漏れなく私もでした)

だって、『黒』と一口に言っても、
それぞれ雰囲気の異なる4種類があって、
しかも、酸化と還元では
焼き上がり雰囲気が変わるから、
実質、8種類。
困るよ~これは。


細かい凸凹や、バリを取り除いている所


真剣なまなざし★


途なりのロクロの部屋には、
体験の方の用意が整えられています。
海外のお客様も、国内のお客様も
彼女の朗らかな指導で、体験や、教室の時間が
楽しく過ごして頂けると思います。
だから来てくださいね?

おまけ★



以前、取材に来てくださっていた
冊子の出来上がり。
*この展示会やワークショップは終了しております*

作陶の体験は随時募集をしておりますので、
お問い合わせください。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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酸化窯出し

2024-07-16 09:29:57 | 作陶館日記
酸化の窯出しをしました。
酸化は、ピンク・緑・黄色など
色とりどりだから、楽しいです。





いた皿


おや?この黒いのは?


お!ちょが!
私は「ちょが」と呼んでいましたが、
調べて見たら、
最後の音は濁音にはならないようです。
むしろ最初が濁音(笑)

「黒千代香(黒ぢょか)」とは?鹿児島生まれの酒器を使って焼酎をもっとおいしく!|たのしいお酒.jp

黒千代香とは、鹿児島でつかわれる焼酎用の陶磁器の土瓶のことです。厚手で熱に耐えられるので、ガスコンロなどの直火や、囲炉裏の灰で焼酎をじわじわ温めるのに使われてき...

たのしいお酒.jp-おいしいお酒をもっとたのしく。

 


ゆるゆると温めると、焼酎の香りが
ふわりと大きく開くそうで、
洗剤で洗わないのがお約束だそう。
(土の中に香りが染み込んでいき、
器も育つので、せっかくついた香りを
洗い落さないのがいいのだそう)


お客様のぢょかセット。

朝日焼の器は、直火は出来ませんが、
遠い火で、ゆるゆる温めると使えるのかな?
私は,焼酎はもっぱらロックで頂いていたので
香が大きく開いた暖かい焼酎は
楽しんだことがありません。
最近は、以前よりもっと飲まないので、
一度寒い季節に、ゆるゆると温めて
少量を楽しみたいと思います。


組み立てられるかな〜?(熱そう)


あっっちぃ!!(バカ)
画面ブレブレ(笑)

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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