京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

器選びに迷います。

2010-11-25 10:55:03 | 気になるコト
とある朝、宇治駅のコンビニでちょっと気になる物を見つけました。



「抹茶のお酒」だそうです。
もうご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
出しているのは伏見にある老舗の酒蔵で「神聖」で有名な山本本家さんです。
瓶は茶壷をイメージしたデザインだそうです。
さすがは宇治のコンビニですね。
お茶気好きとお茶好きの人の心踊る商品です。
お味の方はと言うと…今は仕事中ですのでまだ飲めません(笑)
今夜ゆっくりと味わってみたいと思います。

ただ、これを抹茶茶碗でいただくか酒呑でいただくのが良いのか我々の立場とし
ては、器選びにちょっと迷いますね。(笑)




コメント (2)
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窯出し

2010-11-23 10:09:08 | 作陶館日記
窯出しです。




志野のぐいのみです。
志野特有の白地に鉄絵の具の絵付けを勢い良く施しています。
繊細な絵付けもいいですが、ご覧のように思い切った図柄の方が志野らしいですね。
所々に出ているオレンジ色の緋色もいいアクセントになっています。



海鼠釉の掛植木鉢です。
海鼠釉は実に面白い釉薬で釉の濃淡によりひとつの器から白や青
紫色と変化に富んだ焼き上がりになります。
壁に掛けてお使いいただける室内用の植木鉢ですが、屋外用とし
ても、又は掛けるだけでなく置いて使っていただく事も出来ます。


窯焚きの結果、いい色にあがっているかどうか、いつも不安と期待感の
ない交ぜになった気持ちで窯出ししますが、今回はなかなか良い窯だったと思います。






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窯焚き

2010-11-21 15:29:59 | 作陶館日記
窯焚きです。
先日窯詰めした作品を焼成しております。



還元焼成といいまして窯の煙突口を少し塞ぎまして、窯の中の酸素を欠乏させる焚き方です。
その際、炎は酸素分を求めて土や釉薬の中の酸化物質を吸収していきます。



窯の色見穴を外すと炎は酸素欲しさに外に勢いよく吹き出してきます。
ちょっとこの画像では分かりにくいかもしれませんね。
今、1120℃です。
このまま1230℃ぐらいまで温度を上げていきます。


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窯詰め

2010-11-20 16:06:43 | 作陶館日記


本日、窯詰めをしました。
水曜日の午後の教室と木曜日の午後の教室の作品が詰まっています。
窯から台車を引っ張り出し、作品を詰めては「ツク」といわれる柱を
立てて棚板を乗せて又、その上に積んでいきます。
積み終えたら台車ごと窯の中に格納して火を点けます。

一番下には海鼠釉の植木鉢とその上には志野釉の酒呑と徳利が入っ
ています。
決められた容量の窯にもれなく詰めなければいけませんので果たし
て全部詰められるのか?いつもひやひやしながら詰めています。

この窯は還元焼成です。
窯出しの様子は又このブログで更新します。
お楽しみに!!



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秋の色

2010-11-19 22:31:51 | 京都・宇治


とてもいい天気の朝。


窯元のすぐそばにある朝霧橋へ足を運びました。
少し見にくいかもしれませんが、手前の擬宝珠の左側あたりに窯元が見えます。
朝は少し肌寒くも感じます。



三時頃、眩しい日差しときれいな空色に惹かれ、宇治川へ。
暖かく、歩いている方もたくさん。
ご覧の朝霧橋の先には平等院があります。

太陽はもう、西の空。



振り返ってみると、おとなりの恵心院の銀杏の黄色が目に入ってきます。
坂を上っていきます。







紅葉の赤と、銀杏の黄金色が隣り合わせでとてもきれいでした。
宇治川上流の興聖寺の琴坂もこれから赤く染まって行く事と思います。

秋のさまざまな色を感じに、どうぞ宇治へお越し下さい。



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