京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

教室風景

2023-02-28 15:40:02 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は、いつもの教室風景です。
ドリッパーを作っています。


ドリッパーは、ペーパーをセットして
(布でも大丈夫)、コーヒー粉を入れて、
お湯を注ぐと下からコーヒー液が
ポタポタと出てくる構造。

なので、作る時は下の土台を厚い目に。
上にまっすぐ開くよう、粘土の紐を
乗せていく。という制作過程がこの写真。

なるほど~!ってなった?(笑)


(見本)
なるほど~。

これで、いつか書いたポットと
セットになってお家で使って頂こうと。
(ポットとドリッパーの作者は別です)


(酸化窯出しの時のポット再び)

このポットの口部分にカポッとはまって
使うので、一体感アリアリの一品。
え?我が家?
普通の白いの使ってる(笑)
近年はペットボ・・おっと、
陶器屋として言ってはいけない場面だ。
も、もちろん
「このポットとドリッパー」を使っていますよ。
ヤダナァ・・ハハ。。ハハハ・・!(笑)

そんなところで今日はお終い。
教室風景でした。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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酸化窯出し

2023-02-27 15:49:25 | 作陶館日記
酸化の窯出しです。
比較的小さい窯で焚くので、窯出しも早い。

同じ窯で素焼きを詰める場合は約10分。
酸化の場合は、裏に釉薬がついていないか、
釉薬が掛かっていない場所が無いかなど、
チェックをしながら詰めるので、
もう少し時間がかかります。
もちろん、作品同士が当たらないよう
スキマを開けつつね。
(素焼きはある程度なら重ねても大丈夫)


窯の中段を出したところ。


窯から出た作品。

お。

この皿すきー。

偶然なのか、意図してなのか
釉薬が濃くなっている部分、
左下の方に模様になって出ているのが
何ともいい~。アクセントになって素敵です。

その他は、以前もお伝えしたかな?
コーヒーポットとドリッパーのセットの
カリキュラムのポット。

パッと見単色。

チッチッチ。


下は黒~


一番どっしりする場所に黒を持ってくる。
思い切りがイイ~。

見本の色はこちら

これにカップも作ります。

(作陶テーマのインスタグラムページより)

色を付けるまで、「器」という
出来上がりが想像しにくいのが陶芸。
(どの道でも同じではありますが)
こうして目の前に出来上がるとウキウキしますね。

皆様のお家でも活躍しますように。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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雪の日の朝

2023-02-26 15:06:00 | 京都・宇治
こんにちは。
雪の日の話の、宇治川に架かる橋からの
話を書くのを忘れておりました。
もうそろそろ、鶯が上手に鳴ける頃なので
書き終っておかないと・・!
(せっかく写真を撮ったから載せたいもんね〜)

先日の朝、窓の外から
「ほ~ほけきょエェけきょ!」と、
あと一歩!!という鳴き声が聞こえたので
春はもうすぐです。

大雪が降った次の朝、
嬉しがって朝霧橋(あさぎりばし)に
走っていき、写真を撮りまくり。


多くの人が嬉しがって橋を渡った模様(笑)


宇治の目覚め


デコは寒いので収納。


かもは元気!


新人ちゃんが作った雪ウサギ
この発想,私に無かったわぁ〜(笑)

そんなところかな。雪の話は。
冬の話題に付き合ってくださって
ありがとうございます!
ブログも、春の話に移行していきますね!
去年の・・(笑!)
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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2023-02-25 15:50:00 | 気になるコト
こんにちは。
以前書いた「雪降った!」話のおまけです。
ギンギンに冷えた朝は、水が凍る。

そうなると、どべガメの水も凍る。
それがコレ。


泥が氷の下に閉じ込められています。
元々、泥は粘土の部分と、上澄みとで
二層になっているのですが、
ここまでガッキンガッキンに凍るのは、まれ。

それ全国的が大変になるわけだわ。
温暖な宇治で持氷が分厚かったのですから。


一部でお馴染みのデコも寒いって。


寒いけれどもお仕事は山盛り。
工房は土間。
冷たいんだ~。

雪ではしゃいでばかりはいられません。
仕事が盛りだくさんですからね。
さ、私も仕事に戻ります。

カップの水挽き途中ですから。
え?サボってんジャンねーぞって?
い・・イヤダナァ。
ソ、そんなわけないじゃないでdすか
(文字に焦りがうかがえる(笑))

ホラ、オシゴトシテイマスヨォ・・(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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お庭散策

2023-02-24 15:57:57 | 気になるコト
さて、美術館等お出かけのお話。
続き・・かな。
美術館横のお庭を散策したよ。
というお話です。

大阪市立美術館の横手には
「慶沢園(けいたくえん)」という
池を中心にぐるっりと回れる庭園があり、
都会の中にオアシスがある。そんな感じです。

美術に浸かった後は、ここで現世に帰ってくる。
そんなほぐし方もいいかもしれません。
(暑い時期だったので、
ぐったりと死にそうになりました)笑

このお庭、大正15年(1926年)、
江戸時代からの豪商・住友家から
大阪市へ寄贈されたのが起こり。
何でも有名な庭師の設計だとか。
『「植治(うえじ)」こと
第7代小川治兵衞による施工で、
平安神宮神苑、円山公園、無鄰菴など
数々の庭園を手掛け、近代造園の
スタイルを確立したと称えられる造園家』
だそうです。へー
(感想の語彙力の無さ(笑))
 


庭の池の小さな部分を越えられる石の橋。

まるで置物のようにたたずむ青サギ。


全てが計算されています。
あ、アオサギは生きてます(笑)
たまたま休んでただけ。
時間が沢山あるならば、この庭園の中の
茶室(喫茶室)でお茶を一杯頂きたかった。


次に行ったならば、庭の滝を飽きるほど愛で、
各地方から取り寄せられた珍しい岩も眺め
(どかーんと大きく美しい石から、
珍しい模様や色合いの石があった気がします)、
その美しい配置を堪能し、
お茶を飲み、池を渡ってくる風に
涼を取って帰りたいと思います。

そうそう、このお庭の
こんもりとした山の向こうに
阿部野ハルカスがニョキっと見えた
シュールさに笑いがこみあげてきました。
今昔折衷(笑)

また明日!
Please stay healthy and stay safe.

*大阪市立美術館は、2025年春まで
大規模改修のため休館中です。
お庭は入れるようです
(年中無休って書いてありました)
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