浅井守雄 大白川から発信!

浅井守雄 新潟県魚沼市大白川より、日々の出来事を発信致します。

雪明り雪中行群

2007-03-11 14:17:33 | ブログ

Img_0475_1 Img_0483_1 昨夜入広瀬地区において、「雪明り雪中行群」が開催された。 このイベントは私と市役所職員、民宿の親父の三人で始めた企画で、きっかけは「俺たちでイベント立ち上げたいねー 行政ではなく、民間中心でさー」 なんて話からこの祭りは始まりました。大栃山集落から、穴沢集落、平ノ又集落をへて横根集落までの約5キロの道のりの雪壁にキャンドルを灯し、夜キャンドルロードを歩いて楽しもうと言う内容です。

早朝から50人のボランテアの皆さんが、子供の時代に戻ったように楽しみました。 魚沼市88000の灯り、結プロジェクトの皆さんも今年初参加で、フェナーレにふさわしいイベントでした。 初雪も直前になり降り、又当日も天気にも恵まれ、天は私たちに味方してくれました。

文化会館桜井館長 あなたが感激で目が潤んでいたのを私は見逃しませんでしたよ


周辺集落

2007-03-07 17:56:11 | ブログ

「俺らかかがこの前誕生が来たんで、この地区は俺ばっかだなー」 何の事か分かりますか? 旧広神村三ツ又地区での、65才以下の人数を住民に尋ねて返ってきた言葉です。

山菜取り、熊狩り、炭焼き、豪雪、三ツ又地区と私の大白川地区は環境が同じで話が弾みましたが、この地区は世帯数9件、高齢化率72%です。

「父ちゃんこの地区で一番困っている事何だの」 「火事になったときこの地区で自力で消す事ができんがってそ」 「そいが一番心配んがったて」

「この春からの集落営農この地区では、どっけの考えだえ」 「俺ら制度には乗らない、楽しみの田んぼを、人にまかせらんねえ」

「選挙の時頼みに来る人は多いが、お前見たいに普段来てくれる人が増えてくれればいいんだども」

私は恐縮しながら、周辺集落の現実と、日頃の活動の大切さを痛感しました。


引き際

2007-03-06 08:05:52 | ブログ

出処進退は人生の色々な場面で、誰もが遭遇することだと思う。 特に政治家にとっての出処進退ほど大事な事はない。 本日東京都知事に出馬会見を予定している、前宮城県知事浅野氏は全国的に注目される事だろうが、出馬は皆さんから応援いただき、お神輿に乗るまでが勝負だが、引退となると自らの決断一つだ。

政治家が引退時における決断の誤りで、どれほどの「野垂れ死」引退を見てきた事だろうか。 在任期間中の業績の評価は勿論だが、私は以前から引き際を絶えず意識してきた。

最近の引退で私が心に残っている、二例挙げてみたい

若手に郷土の発展を託して引退表明した参議院議員桜井新氏。「雪国から代議士を」をキャッチフレーズに旧三区から時の実力者、田中角栄氏に挑戦した男だ。 

円楽師匠も引き際の鮮やかさは、見事なものだった。「ろれつがまわりませんでねー」「自分自身で限界を感じました」  さすが大師匠と私は感服した。

これから卒業式に出席します。引き際の話は似合わないので終わりにします。

ちなみに今日の卒業生は、ほとんどの生徒に三年間和太鼓を始動した仲間なので、祝辞の時涙が出ないか心配です。 じゃ行ってきます


子供たちの歓声

2007-03-05 07:48:21 | ブログ

財政再建の為か子供たちの歓声や、頑張っている施設が相次いで廃止、大幅な縮小が新年度から始まろうとしている。 

入広瀬地区の三箇所のプールが先日の議会で廃止条例が提案し委員会付託となった。柿木地区、末沢地区、のプール廃止は子供たちの数から仕方ないにしても、大白川地区のプール廃止は残念でならない。 夏休み唯一集落の中、子供たちの歓声が聞こえる施設が消えてしまう。 区長、地区PTA、民宿関係、と当局と合意しているが、最初の説明は事故の有った場合、集落で責任を持てるかだったそうだ。

もう一つは寿和温泉温水プールの大幅な営業日の縮小である。 営業中止は10月から翌年5月までを新年度から予定をしている。 水泳不毛の地であったこの地域で、10年間積み上げたスイミングスクールの存在を知っていますか? 

会員は小学生から高校生で入広瀬、守門、広神、湯之谷地区と広域化し38名の会員を有している。近年では新潟県の強化指定、県大会、全国大会、と同施設を拠点に活躍は目覚ましい。練習日は年間235日に達している。 年間8ヶ月の休業は即、スイミングスクールの解散を意味している。

議会でも川口に習い、寿和温泉温水プールも営業を中止すべきとの声が上がっている。温水にするための経費が掛かるためであるが、私が主張したいのは何故最初に子供たちが頑張っている施設、歓声の上がっている施設を、財政再建のもと犠牲にならなければいけないのかもっとやることをやってからだろう