政治家にとって大衆と直接対峙して行われる演説は重要な要素で、政治家にとっては命といわれる。
東京からUターンして直ぐ村長選挙の応援演説に駆り出された事があった、私が20歳になったばかりだからかれこれ演説との付き合いは35年になる。
私が覚えている中で演説の名手はなんと言っても田中角栄氏で泣かす、笑わす、恫喝、地域のエピソードを必ずちりばめ人心掌握していく演説は他を圧倒している。
演説で誰も聴衆者がいなかったら山に向かって演説を打て、一時間も汗かきながら山に演説していれば窓のカーテンの陰からその内誰かが聞いてくれる、一人ぐらいは必ずいる。 その一人が「なんか知らんが、山に向かってうわあーうわあーと吼えていたがあの情熱はたいしたもんだ、見所がある名前は田中と言うそうだがちょび髭のおもしい奴だ、調子に乗れば浪曲も唸る」こんな話を茶飲み話をしてくれる。 諦めないで演説をやることだ、借りもんじゃない自分の言葉でなー (早坂茂三)
結論 昨夜米山隆一総決起大会に出席したが、伊吹文明氏、塚田一郎参議院議員、長島忠美氏、石井修氏の演説は大衆の心を掴んでいた、大衆の空気は良く分かる。