出処進退は人生の色々な場面で、誰もが遭遇することだと思う。 特に政治家にとっての出処進退ほど大事な事はない。 本日東京都知事に出馬会見を予定している、前宮城県知事浅野氏は全国的に注目される事だろうが、出馬は皆さんから応援いただき、お神輿に乗るまでが勝負だが、引退となると自らの決断一つだ。
政治家が引退時における決断の誤りで、どれほどの「野垂れ死」引退を見てきた事だろうか。 在任期間中の業績の評価は勿論だが、私は以前から引き際を絶えず意識してきた。
最近の引退で私が心に残っている、二例挙げてみたい
若手に郷土の発展を託して引退表明した参議院議員桜井新氏。「雪国から代議士を」をキャッチフレーズに旧三区から時の実力者、田中角栄氏に挑戦した男だ。
円楽師匠も引き際の鮮やかさは、見事なものだった。「ろれつがまわりませんでねー」「自分自身で限界を感じました」 さすが大師匠と私は感服した。
これから卒業式に出席します。引き際の話は似合わないので終わりにします。
ちなみに今日の卒業生は、ほとんどの生徒に三年間和太鼓を始動した仲間なので、祝辞の時涙が出ないか心配です。 じゃ行ってきます