入広瀬幼稚園保護者と教育委員会関係者との話し合いがお昼に実施され教育委員会と園長先生から情報提供があり生の声を聞かせてもらう為に出席した。
入広瀬幼稚園の園児の減少もさることながら、H26年から4年間(現在の園児数で予想)入広瀬小学校で複式学級になる。 (国の基準 小学生1~2年は8名以下 それ以外では上下クラス数で16名以下) H25年入学児童6名とH26年入学児童4名の連続しての少人数が遠因でもちろん児童や保護者に責任はないが今後この地域で避けて通れない重要課題になってくる。
さて昨日の会議内容に戻るが30名近い園児保護者の方が出席していた。
「学区再編計画があるが計画そのものが混迷を生み出している、守門中学と合併してまた広神中学と合併する入広瀬だけ二回も短期間でしなければならない、問題ではないか」
「学区再編で何故入広瀬地区の流出するのが前提で進めるのか、入広瀬地区は地域力や生きる力を育むに最高な場所だが平等に話を進めるべきだ」
「複式学級が現実問題になると学区再編も検討すべきと考えるし、地元に小学校がなくなるのも寂しい、複雑な気持ちだ」 など様々な意見が寄せられた。
複式学級を受け持った経験のある教育長から複式学級によせる意見があった。音楽や体育など二クラスでやるメリットと国数など複式学級特有の時間割で区切られ学習の習得にデメリットがあるとの説明があった。
会議の前段で教育長は幼稚園や小学校は地域密着で習得しなければならないので存続が望ましいが中学校は多数の生徒の中で切磋琢磨するのが望ましいのではないか?との意見を披露した。
午前中の総務文教委員会で複式学級が大変な事のように説明し進行しないように委員から釘をさされて、今日は保護者の意見を聞くにとどめると答弁をしていた。
会議後半に話はここから切り出された「浅井議員もいるので話しづらいが複式学級は現実に大変な事で守門小学校との統合も視野に入れることを提案しみなさんの意見を聞きたい、決して決定事項ではないのですが?」
昨日の段階でのこの提案型の教育長の発言は総務文教委員会の答弁からしてもいかがなものか?
次回は入広瀬小学校で11月25日(木)実施される。