先日人生にも政治にも大変お世話になった師匠が逝った、享年９２歳であった。
第一期魚沼市議会選挙での事「７０戸足らずの一番山中の大白川から出る事にお前の意義がある、臆する事はない。山を大事にしろ。大金持ちの松下さんだって東京にこの山は作れない。俺達は毎日起きれば目の前にその宝物があるねっか。」 何回かこの言葉で励ましてもらった。
「モリ、これ見ろ」 カレンダーの影にチラシを切ったのか短冊の紙に「渇しても盗泉の水は飲まず」と書かれてあった。
ちゃめっけたっぷりの顔で笑った。
ありがとうございました。
合掌
終戦後の東京一極集中から故郷作りの第一幕は３０年近く前「若者定住」の里作りの村政を強力に推進しながら諸々の施設建設に邁進して来た。 その施設の多くが存続の危機と再編の名の下の取り壊しが年々進んでいるのが現実になっている。
地元大白川では「人に頼ったり大規模の予算投入は出来ないのが現実だが、なんとか若い衆が戻れる地域をオラ達が動けるうちに作らんばならんぞ」との声が上がっている。
そんな声に突き動かされるようにナメコの駒打ちを再開するため、ミゾレ混じりの天候の中、現地を見てきた。暫くは森男になります。
BSであまちゃんを見ていたら雪が降ってきた。 ４月も終わろうとしているのに、「なごり雪」にしてはちょっと品がないような気がする。
これからブナ林で間伐してのきのこの駒打ちを始める現場視察に行ってきます。
古典落語に有名な「芝浜」があるが本日はこの一幕を
腕はいいが怠け者で酒飲みの「魚勝」はカカアに叱られながら魚河岸に向う途中４８両も入った財布を拾う。商いどころか、すっとんで帰って女房に話、仲間を集めて飲んだり食ったりして寝てしまう。
「ねえ、お前さん」と起こされ、カネ、カネと騒ぐが「情けない、ねえ、いくら貧乏しているからってそんな拾った夢みたのかい？」
「ゆめだァー、えらいことしたなオッカー、面倒くさいから死のうか？」
「お前さんしっかりしておくれよ、死ぬ気でやりゃどんな事だってできるじゃないかい」
女房に諭され心機一転、酒を止め商いに精を出して三年後気の利いた店を出した年の大晦日あの時拾った「夢の財布」を出した。拾ったお金を使うとお上に捕まると大家と相談して夢だとごまかす事になったと涙ながらに告白した。
「腹立つどこじゃねー。おっかあ、ありがとうよ」
ほっとした女房が「お酒もほらついているんだよ」 （茶碗を口元までもっていったが）
「あッ、よそうまた夢になるといけねえ」
そござんしたね、お後がよろしいようで。
今冬の豪雪を克服して農作業の準備が本格的に始まりました。 雪の割り込みも関係者の努力により順次進んでいるようで一安心しています。
これから育苗ハウス建て作業を一日手伝います。かなり日焼けするでしょうがれっきとした日本人です。
挨拶回りは今週末になります。
