浅井守雄 大白川から発信!

浅井守雄 新潟県魚沼市大白川より、日々の出来事を発信致します。

時代はめぐる

2008-01-21 19:40:22 | ブログ

本日の朝刊「日報抄」に魚沼市旧堀之内地区における、映画館と観客の歴史回顧録が記載されていた。 今日16時からの「子供文化祭」、第一回実行委員会時、O課長がコピーをしてくれた。

1910年代の映画と観客の歴史「街の記憶、劇場のあかり」の回顧録が記載されている。

貧乏な家庭の児童と地域住民のやさしさが伝わってくる。 「活動写真が地域に来る、全校生徒で見ることになった、親から五銭もらって見るように」 と先生、「貧乏な子がほかの子と同じ気んなんな」と言われるに決まっている、親にねだられないでいる子供

「ねらなんでカツドウ見にいがんがった」 「銭がねえがんに」「家の衆にもらえばいいもさ」「くんねえがんに」「ほうか」

屋根職人と児童の会話、最後に「これで見て来い」 小さな手に五銭玉握らせた。

貧乏の家を思う子供の「いじらしさ」とまた、多くを語らず屋根職人の「ほうか」にこの地域のあたたかさがにじみでている。 

時代は巡り、月日は100年過ぎたが、地域と子供たちの繋がりは変わりたくない、市内児童、生徒主役の地域文化祭の実行委員会立ち上げの本日、この記事に接した事はなにかの因縁を感じる。 この地域の「あたたかさ」は次の世代にも繋いでいく責任がある。

それじゃ、また

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2 コメント

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いましたねー。 そうゆう親も そうゆう子供も ... (LC10)
2008-01-24 17:22:01
いましたねー。 そうゆう親も そうゆう子供も そしてやさしい屋根屋みたいな大人も、
なにか現代のギスギスした人の心が悲しくなりますなー。 「見上げたもんだ 屋根屋の褌」ってかー。   (とら)
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お江戸に行ってたもんでコメント遅くなりました。 (Unknown)
2008-01-26 09:11:23
お江戸に行ってたもんでコメント遅くなりました。
本当に「俺さえよければ」の最近の風潮に憂いを感じている一人です。
ところで「見上げたもんだよ、屋根屋の褌」ってそゆうとこで活用するんですか
勉強になりました。 
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