アート科学つり情報
旬の釣り情報をアート科学がお届けします
 



 気象庁から8日、「関東甲信地方が梅雨入りしたとみられる」との発表がありました。雨は、釣り人にとっては厄介ですが、魚の活性を上げる重要な要素になります。皆様、如何お過ごしでしょうか。

 今回の釣り情報は、おなじみ那珂川河口のシーバスと霞ヶ浦のタナゴの最新情報、そして昨年苦戦した涸沼川の手長エビについてです。

 6日は、ヒラマサ狙いで日立沖に釣行の予定だったのですが、強風が予想されたため、前日夜に中止が決定。今回の釣行に合わせて、色々準備をしていたので残念でした。気を取り直して、午後から上げ潮狙いで那珂川河口に出かけてみました。前日からの雨のせいで、水は濁り気味で波もやや高めでした。バイブレーションを遠投して広く探ってみたのですが、掛かってくるのは海草ばかり。少しずつポイントを移動しつつキャストを繰返し、2時間ほど経ったとき待望のアタリが。フッキングはしたのですが、寄せてくる途中で軽くなってしまいました。魚の引きは味わうことができましたが、姿は残念ながら・・・。

 7日は、午後から久しぶりの霞ヶ浦に出かけてみました。今回は、ホソではなく本湖の石積み護岸で竿を出すことに。本湖側は、ホソのように数は出ませんが、良型のタナゴを狙うことができます。午前中から石積み護岸で竿を出していた釣友は、良型のバラタナゴが十数匹の釣果。昼近くになるとタナゴの活性が落ちたのか、アタリが少なくなったとのことでした。日陰になるポイントを探して、釣りをスタート。ゴミが多く釣り難かったのですが、ブルーギルに邪魔されながらも、なんとか6センチ近い婚姻食が綺麗なバラタナゴのオスをキャッチすることができました。その後、バラタナゴを数匹追加し、この日は納竿となりました。気温が高くなるこれからの季節は、朝夕の釣行が良いかもしれません。

 13日は、涸沼川に手長エビ狙いで釣行しました。6時にテトラポッドがあるポイントで釣友と合流。先に竿を出していた釣友は、すでに良型の手長エビを1匹キャッチしていました。私も、早速仕掛けを準備して釣りをスタート。日が昇ってしまっているので、日陰になる、なるべく深いテトラポッドの隙間に仕掛けを落としていきます。落としていく途中でアタリがある時は、ヌマチチブやカニで、今年も外道に悩まされることに。竿を2本体制にして、良さそうな隙間に仕掛けを落としてしばらく待っていると、浮子がゆっくり浮いたり沈んだりするアタリが。しばらく待ってゆっくり引き上げると、エビ特有の引きが伝わってきました。上がってきたのは、15センチほどの立派な鋏をもつ手長エビでした。手長エビはアタリがあってから、引き上げるタイミングが難しく、すっぽ抜けや隙間に潜られて根掛かりすることも。二人で11時まで竿を出して、20センチ近い大物もヒットし、手長エビ15匹の釣果でした。卵を持ったメスの手長エビとスジエビはリリース、残った10匹を釣友が持ち帰り素揚げに。なんとか、昨年のリベンジを果たすことができました。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする