おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

羽黒山梵天祭 遠方の梵天は車で

2015年12月26日 00時00分00秒 | 民俗

写真1 トラックで到着の矢板市大槻地区の梵天。09:38
 羽黒山神社一の鳥居・参道入口の前。ここまで約10kmの奉納道



写真2 約2km先の梵天奉納受付所へ。09:42
 また、ここに戻り、約15丁・1,600mの参道を神社まで登る。遠方の梵天は大変



写真3 参道終盤の急嶮なカラッソ坂(カラッ坂)を登る大槻地区梵天。12:01
 煩悩なく、空っぽとなり(坂名称の由来)、ただただ梵天に集中
 脇の階段は174段(稲穂の読み方に由来の段数)



写真4 急嶮なカラッソ坂(カラッ坂)で梵天の基部(孟宗竹の根)を懸命に引き上げる。12:03

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 2015年秋、宇都宮羽黒山神社の梵天祭(弊ブログ2015年11月27日
 梵天は11月23日に11本、24日に3本それぞれ奉納される
 24日は子ども梵天

 11本のうち1本は、鬼怒川の対岸・左岸、10kmほど離れた矢板市大槻地区の梵天
 「大槻青年」と「羽黒山梵天 大槻保存会」のメンバーが奉納
 遠方ゆえ、参道入口・一の鳥居前まではトラックで運ぶ

 かつて、梵天は羽黒神社の地元・旧上河内町だけでなく、町外からも奉納された
 たとえば、鬼怒川を渡った矢板市、旧氏家町など
 近年、大槻地区の梵天だけになった
 祭はじょじょに変容

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年11月23日 撮影地:宇都宮市今里町

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農企業のパートさん ネギを収穫

2015年12月25日 00時00分00秒 | 農業

写真1 束ねたネギを軽4輪車に積む男性パートさん5人。11:29


写真2 軽4輪車(写真1)が出た後、掘起こされたネギを束ねるパートさん2人。11:44
 ①はパートさん4人が昼食の木陰、②は筆者昼食の木陰。ともにアカギオロシを避ける
 弊ブログ2015年12月20日写真2・写真3



写真3 昼弁当を食べ終え、各人の車で13時まで休憩するために移動するパートさん4人。12:31


写真4 午後の仕事開始。ネギの掘り起し。13:13


写真5 ネギを掘り起こす犂さきと4本フォーク
 犂さきがネギ畝の下に入って起こし上げ、フォークで土を篩い落とす
 その上にネギを並べる(写真3)。犂さき:弊ブログ2015年12月15日写真3・写真4


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 冷たいアカギオロシ・赤城おろしのなか(弊ブログ2015年12月20日
 前方にネギ畑2筆
 一筆は軽4輪車の周りに男性5人
 アノラック姿、見慣れない姿・雰囲気(写真1)
 隣なりのネギ畑には男女2人、ご夫妻のよう
 見慣れた姿・雰囲気

 はて、どっちに入るか
 思案歩きのうちにご夫妻は離畑
 男性5人のネギ畑に許しを得て入る
 伺うと次のよう
   5人はパート従業員
   40~50人のなかのグループ
   従業員は高齢者が多く、女性が多い
   昨日までダイコン収穫に従事
   経営者は部品製造業の社長さん
   農地を大規模に借入れてネギ、ダイコン、タマネギなどを栽培
   
 すなわち農企業経営のパートさんたちの現場
 隣なりネギ畑のご夫妻が掘取る家族経営と違う

 さきほど、近くの麦間ゴボウ畑に草取りの男性がいた
 筆者が畑に入る許しを求めと駄目の表情、東南アジアの人
 彼も雇われ従業員
 さらに、当地を歩くとダイコン、ハクサイなどの漬物工場に東南アジアの人
 
 すなわち、筆者は大規模農企業経営の現場に立つ
 農地を借り、高齢男女や東南アジアの人などを雇う農企業経営
 社会経済環境変化をビジネスチャンスに農業に進出した地元企業、農業の新しい担い手
 具体的変化は農地法変更、耕作放棄地増、団塊世代高齢化、高齢者雇用助成金、非農業領域の不景気など

 さて、パートさんたちは就業時間には厳しい
 たとえば昼休み、12時~13時にきっちりとる(写真3)
 家族農業経営も“こーでなけりゃー”の感ひしひし
 
 上記をはじめ各地で非農業から参入の農企業経営の持続発展を期待します
 家族農業経営と協調しつつ
 
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月19日 撮影地:群馬県太田市藪塚

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掘り出したナガイモ小僧 <我が家の菜園97>

2015年12月24日 00時00分00秒 | 家庭菜園

写真1 ナガイモ小僧(半身):正面 右股下17cm、左股下16cm
写真2 ナガイモ小僧(半身):背面


写真3 スコップと移植コテを主に使って掘る
 掘り取り中にスコップで切ったのが上のナガイモ小僧(半身)



写真4 枯れ始めたナガイモの蔓・茎葉。掘り取るのは未だ早い?
 蔓・茎葉を切り、竹支柱といっしょに外す。右下の薄茶の山はモミガラ・籾殻


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 2015年、我が家菜園のナガイモ
 12月22日、妻といっしょに掘る(写真3)
 2014年03月に植えた2年(21ヵ月)ものの一部(弊ブログ2015年04月19日写真4
 掘り取った1本に驚きの半身像、ナガイモ小僧(写真1・写真2)
 硬い作土のせいもあろうが、姿かたちは凄い、びっくりぽん

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月22日 撮影地:埼玉県久喜市

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大間々扇状地の冬景 天空冷青に白

2015年12月23日 00時00分00秒 | 景観

写真1 360度天空の冷青に白、魅かれる。ハゼノキの白、赤城山には白い雲、畑には白いビニールハウス


写真2 冷青に、白壁に紅、魅かれ撮る。「われぼし」も見える

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 上州カラッカゼ、強烈冷風
 大間々扇状地、藪塚台地の横みち・農道歩き、我一人
 
 360度見渡せる天空は冷青
 ハゼノキの高木に白い実(写真1)
 赤城山に白い雲
 畑に白いビニールハウス
 冷青に白、魅かれる

 一区画上の横みちを進む
 冷青に白い壁、紅モミジ(写真2)
 「わりぼし」も見える(注1)
 ここは昨年2014年も魅かれ見撮(弊ブログ2015年01月03日
 
 注1 「わりぼし」:弊ブログ2015年12月22日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月19日 撮影地:群馬県太田市藪塚

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電車走る  「わりぼし」走る

2015年12月22日 00時00分00秒 | 農業

写真1 切干し大根「わりぼし」簾の向こうに東武特急りょうもう号。①、②は写真2の①、②と同じ「わりぼし」


写真2 「わりぼし」は①⇒②⇒③の順に出荷に近づく


写真3 出荷できる「わりぼし」③、取込み・収納を待つ


写真4 飴色の「わりぼし」。1把500gの計量を待つ。明20日に出荷予定

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 師走中旬、東武桐生線の電車は治良門橋(じろえんばし)から藪塚へ
 車窓から切干し大根を視認
 
 藪塚台地のネギ収穫などを見聞撮の後(注1)
 傾く夕陽を右斜め後方にうけて治良門橋方面へ線路脇を歩く
 藪塚駅から約2km、犬を連れて散歩中の男性に声をかけられる
 見知らぬ筆者をいぶかって
 切干し大根の庭を探していると答える
 案内されて庭に着く(写真1~写真4)
 切干し大根つくりは夫72歳、妻71歳のお二人
 御多忙のなか、筆者の見聞撮に応じてくださる
 
 切干し大根を当地では「わりぼし」と呼ぶ
 今、JAに出荷する「わりぼし」を取り込んでいる
 「わりぼし」は雨降りでも、そのまま干しっぱなし
 したがって雨が多いとカビが出る
 1把500gをビニール袋に入れ、10把を段ボールに入れて出荷
 出荷値段は12月上旬が高い
 1把500gで平均700円~800円、高値は1,000円
 しかし、今年は雨が多く、暖かくて狙いどおりにいかなかった
 例年であれば12月いっぱいで出荷は終わる
 今年は年明け出荷もありそう

 夕陽は家々の間から射す
 藪塚駅へ急ぎ歩く

 注1 弊ブログ2015年12月20日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2015年12月19日 撮影地:群馬県太田市

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