おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

菜の花畑の原風景

2011年04月14日 00時00分00秒 | 農村
写真1
写真2


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 中川右岸堤、菜の花が黄に燃える(写真1・写真2)
 埼玉県久喜市の八甫浄水場(旧鷲宮町浄水場)から東北新幹線鉄橋のあたり

 この時季、春、菜の花を見るたびに次のような情景が現れる
   1950年代末の鹿児島県鹿屋市、海上自衛員鹿屋航空隊の周り
   一面に菜の花畑、青空に雲雀

   垂水~鹿屋間のコンクリート舗装バス道路(現国道269号線)
   左側に鹿屋航空隊、右に第一鹿屋中学校と鹿屋運動公園を見ながら垂水方面へ歩く
   過ぎると、右側に菜の花畑、左に自衛隊官舎

   さらに進み、特攻隊員等慰霊塔へ右折
   未舗装のデコボコ道(現県道550号)を郷の原町から大浦町へ歩く
   右側一面菜の花畑、建物などなかった、左は山

   すなわち、西原台地は菜の花が咲き誇る黄の平原
   それは、それは子ども心に壮観だった

   さて、第一鹿屋中学校と鹿屋航空隊の入口は269号線をはさんで同じ位置
   広がる菜の花畑の遠く向こうに慰霊塔を望めた

   鹿屋航空隊は特攻基地だった
   当時、敷地内には赤茶に錆びた蒲鉾型鉄骨が数棟
   それは戦争時の空爆で焼け残った飛行機格納庫

 以上、菜の花畑の原風景、ときは高度経済成長開始期
 それ以降、広がる菜の花畑を目にしていない

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月10日 撮影地:埼玉県幸手市

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