写真1 ダンベ池の堤体の内法面と水面。斜樋2つと洪水吐が見える
写真2 ダンベ池の堤体天端から下方へ、中の池(左)と皿池(右)を見る。さらに前方へ、順に永室の住宅、加古川市街地、淡路島が見える
写真3 皿池の堤体天端から上方へ、中の池(堤体の外法面)とダンベ池(堤体の外法面)が見える
写真4 永室の水田、住宅、山麓など。写真中央の山腹に見える白と黒の点は、2011年01月04日に紹介したケリ
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加古川市志方町永室(ながむろ)の区域は写真4の水田、住宅、山麓など
写真4の山麓に頭を出す携帯電波塔の右下に、次の三つの重ね池(カサネイケ)がある
*ダンベ池 最も高い所にある。堤体は、写真3では最も高位にあり、携帯電話塔の位置から右へ延びる
*中の池 中位にある。堤体は、写真3ではダンベ池堤体の中腹から右前方へ延び、さらに右へカーブ
*皿池 最も低い所にある。写真3では水面が見える
すなわち、山麓傾斜地を利用し、最高位のダンベ池⇒中の池⇒皿池⇒水田の順に低い方へ用水を落とす
この様式は重力利用の自然流下式溜池灌漑
既報の西牧(写真4では左隣り・写ってない。)と明石市大久保町・中之番のカサネイケも同じ自然流下式
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2010年12月12日
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