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昔から農山漁村で“火”を堂々と燃せるのは、焼き畑農業の山焼き、野焼き、畦草焼き(注1)、正月のドンド焼きなど。
野焼き地には阿蘇外輪山・秋吉台などがある。
ここ数十年、河川敷や沼沢地のヨシ(葦)焼き、秋の稲稈(イネワラ)焼きが登場した。
これは、我々の暮らしや農業の変化と関連し、ヨシやイネワラが不要となり、焼き払うしかないためである(注2)。
写真の畦草焼きは宇都宮市下田原町上組(かみぐみ)のもの。
当地ではノビヤキ・野火焼きと呼ぶ。
畦の雑草除去や害虫駆除のために行なう。
平常年は1月末の日曜日、兼業農家が出れる休日に協働で行なわれる。
しかし、2008年は降雪のため遅れて02月17日(日)となった。
参加者は先を急ぎながら、重なった長い枯草の中に点火。
“もう少し草を刈って火を放てばいいが、手が足りなくてご覧のとおり”と言いながら。
注1:弊ブログ2011年01月14日
注2:弊ブログ2011年01月07日・02月05日
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年02月17日 撮影地:宇都宮市下田原町上組