![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/75/00c5f0bdb87fd857d35f60211234ac08.jpg)
写真1 発酵した野州麻・アゲソを左手に持ち、その表皮・繊維を右手で引いて剥く酒巻幸一様。13:57:18
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/04/3c3f026bc12f8cb43f08145bb30da89b.jpg)
写真2 表皮・繊維を剥き終え、茎・オガラを台の下へ。13:57:21
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d4/35f5d0eede6e3b128ca1b6d7ac74dbe4.jpg)
写真3 結束から2本抜き、茎下面の表皮・繊維を剥くために下方へ折る(第1回折り)。13:57:29
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/12/557805ef1756802012d3a91740a31f2c.jpg)
写真4 茎下面の表皮・繊維を剥く。13:57:29
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/55/5fc6170a24c329cc7df69b2929dcc143.jpg)
写真5 茎下面の表皮・繊維を20㎝ほど剥く。13:57:30
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/45/a1933fb180d52392a464df89304d99c7.jpg)
写真6 茎上面の表皮・繊維を剥くために茎を上方へ折る(第2回折り)。13:57:31
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/94/34e9a3977f5cf4daeb4a7309200692b7.jpg)
写真7 茎上面の表皮・繊維を剥くために茎を上方へ折る(第2回折り)。13:57:31
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8c/d04a2cd80dfc819cc53957323f4097e5.jpg)
写真8 茎上面の表皮・繊維を20㎝ほど剥く。13:57:32
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/b4/821e32d023ed33d55149f415f668784a.jpg)
写真9 剥いた茎上面の表皮・繊維を下方へ。13:57:32
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/34/3d55f29c833bcfbf7ba41cac53c0ff5e.jpg)
写真10 上面の表皮・繊維を下方へ引き、折り茎を外す。13:57:32
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/91/53230d06ebfea304cc482ca4587ea528.jpg)
写真11 これから、剥いた表皮・繊維を右手に持ち、それに繋がる左手に持つ茎の表皮・繊維を引き剥く(写真1)。13:57:32
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/05/2a331ed795ff9bfbe9c969f1de6886c7.jpg)
写真12 剥いた表皮・繊維の束を持つ酒巻様
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/06/35347ecb6ee3e2a82e7f1b1989981a5f.jpg)
写真13 鞣しを待つ表皮・繊維の束
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野州麻のアゲソは3日3晩、72時間、オドコバで発酵(弊ブログ2016年09月16日)
発酵したアゲソの表皮・繊維は薄茶色に変わり柔らかく、茎から分離しやすくなる
その表皮・繊維を剥く作業、すなわちアサヒキ(狭義)を鹿沼市上永野の酒巻幸一様の作業に見る(写真1~写真12)
酒巻様のアサヒキは速い、さすがアサ栽培70年
たとえば、2本のアサヒキは約20秒、コンパクトデジカメでは撮れない
酒巻様はアサヒキしながら次のようにご教示(注1)
“これ(アサヒキ)簡単そうにやってっけんどー、やると難しいんだぜ”
“(下方と上方に簡単に)折れないし、同じ幅で”2回折る
“だいたい4センチか3センチの幅(長さ)で”折る
“太いんと細いんを混ぜてやったり”工夫している
さらに、左手を護る青手袋に関連して次のようにご教示
“手袋してないと擦っていくから、手が薄くなって血が出るの、手から血が出る”
“昔は手袋なかったからー、胡桃の皮、山から胡桃採って来て、こーやってはたいて、しぼって(叩いて潰して絞って)手ーつけて”
“そのことは、今の人は全然知らないですよ”
“今、ちょうど山に胡桃がある、実がついてて青い皮が入ってんですよ、周りに、それを潰して手ー塗って”
なるほど、身近な資源の利用、血止めのヨモギを想起
注1 ( )は筆者の補足説明
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2016年09月14日 撮影地:栃木県鹿沼市