おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに、なさってんですか124 温室の余分なパイプを運んでる

2014年04月09日 00時00分00秒 | 農業

写真1 水稲苗を育てる温室の余分なパイプを運ぶWさん(81歳) お元気


写真2 Wさん宅の水稲苗を育てる温室(パイプだけ。ビニールをまだ被せてない)


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 Wさん(81歳)ご教示のH集落イチゴ選果場(弊ブログ2014年04月01日)へ向かう。
 振り返ると、Wさんが曲がった温室パイプを運んでいる(写真1)。

 選果場を撮った後、なに、なさってんですか。次のよう。
   今年は水稲1.7ha分の苗を300箱から250箱に減らす。
   そのため、育苗温室を短くする(写真2)。
   短くする箇所の余るパイプを田んぼ脇へ運んでいる。

   アラメ・粗めに田植えしても「とり」は変わらない。
   すなわち、1株当たりの苗数が少ない粗植でも収穫量に大差ない。
   高齢となり、育苗作業がきつくなった。
   たとえば、水を撒いた苗箱は重く、運ぶのが大変。
   水稲の種は4月初めに苗箱に蒔く。

 上記のようなWさんの話を聞いて、昭和1桁世代に敬服する一方で、頑張る昭和1桁世代の引退時期はいよいよ近い。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年03月23日 撮影地:埼玉県久喜市

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