異教徒たちの踊り

まるでリズムの悪い絵と日記のブログ。それでも____
楽しい出来事があればいいなぁ、と、言う、ブログ。

うさぎとかめ。

2009年04月03日 | Weblog
童話のうさぎとかめについてよく考えます。

ちょい過去の記事↓
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高校の時、なにかの授業で、好き放題やれる時間がありました。
そしてその授業時間を使い僕は3Dムービーを作りました。
好き放題授業週2時間と、部活動、家に居れば先生から「学校来い」と言う感じでひたすら作りました。

その中の一つに「うさぎとかめ」と言う物があります。
時間にして30秒という短い作品。
参考書を片手にポチポチ作って完成。

内容は、童話のうさぎとかめのパロディ。
うさぎとかめの童話では、なまけもののうさぎと頑張りやのカメがかけっこ競争をします。レースの途中、勝利を確信したうさぎは居眠りをします。そしてその間にカメさんはせっせと歩き、勝利。そんな内容。

で、僕の作った作品のうさぎとかめは。
スタートからウサギが疾走。ひたすらウサギの映像。折り返しコーナーの木をなぎ倒すスピード。早い早すぎるウサギさん。そして、スタート地点にいるカメを蹴り飛ばしゴール。
最後にテロップで「圧勝」と表示されて終了。


・・・そんなもんだよね。


かけっこ勝負を承諾して時点で、カメ狂っていると推測できる。

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童話のうさぎとかめから受ける教訓っていうのがあまり納得できない。
こんな綺麗で道徳的展開っつのは現実にありえない。
それを幼年期に読んで聞かされる地獄。
トラップじゃねーか。

誰もがカメを応援したくなる、それが罠。
ハマれば苦しむ。

頑張ってるとしょっちゅうそう思うし、この童話を思い出して腹が立ってくる。
実力社会じゃ通用しないような、結局できない人間が損をし続けるような、そんな印象を受けます。

お友達に喋ってみたところ、「その解釈だけじゃなくて、調べてみるとその時代の社会風刺などもあるかもね」とのこと。

何にしてもうさぎとかめの童話に関しては思うことがあります。
調べたら面白かった。
↓色んな解釈があって面白かったので載せます。
うさぎとかめの教訓

自分の解釈で足りなかったのは、ウサギ側に立つことでした。
カメ目線で物を考えてるから苦しい。
ウサギ目線で考えると、意外とすんなりポジティブに染み込む教訓。
寝てばかりいるとカメにすら勝てねーってのは納得。

童話の教訓の解釈の仕方って、思ってるよりずっと深いって話でした。

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