青い空とわたし

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花の名山・秋田駒ケ岳に登る~また最後に出会えてよかった

2017年07月01日 22時49分03秒 | 同上 (山歩き)
6月28日(水)

今日は、朝ゆっくりめのスケジュール。

7時に、アルパこまくさを出発のバスに乗る。
この時期はマイカー規制があるのだ。



▲ 駒ケ岳八合目のバス停兼休憩所に7時半頃に到着。

登山口に、7時47分に立つ。




▲ 傍の絵地図で、コースを確認。

①バス停8合目 → 片倉岳展望台を経由して → 阿弥陀池西端から → ②男岳に登る

阿弥陀池を廻って ③男女岳に登る。阿弥陀池東端から ④横岳を経由して焼森から分岐してバス停に戻る。

累積標高差510m でコースタイムも3時間40分とある。簡単な山行になるはずだ。

花を楽しむというのが中心の山だろう。

登り始めると早速、



▲ ハクサンチドリ? / マイヅルソウ




▲ 不詳 / ショウジョウバカマ?





▲ この黄色い花が、あとでも触れるがよく分からない

追記: オオバキスミレ です。(みちほさん)




▲ 下を振り返ると、8合目のバス停・休憩所が見える。





▲ ムシカリ(オオカメノキ) /  不詳

追記: 右の花名は不詳としたが



これは、イワテハタザオ かもしれない。

「花の百名山 登山ガイド」によれば「秋田駒と岩手山のみの砂礫地に生育する絶命危惧種」と書いてあった。

ウッムー、絶命危惧種?! 皆さん、よく見てやってください(笑)。





▲ 雪渓が現れた。雪のステップを上ってトラバースする。





▲ イワカガミ / アカモノ?





▲ きょうも、鳥海山。

早池峰山より秋田駒のほうが近いからか、少し大きく見える。





▲ チングルマ / チングルマとミヤマキンバイが混在して群生





▲ 木道の先に、阿弥陀池が見えてきた。


これが混乱する。



▲ ミヤマキンバイ / オオバキスミレ

左は葉の形からも間違いないが、先にも出たが左が分からない。葉の形状が違う。

(尖った葉先はオオバキスミレ)

ややこしいのは、この2種が混在して群生していることがあった。


阿弥陀池の西端に到着。
そこから右手側の稜線を男岳を目指して登る。



▲ 男岳(おだけ)頂上1623m 。

ここからは、秋田駒ケ岳の全体がよく見渡せる。





▲ 左正面の①が男女岳(おなめだけ)1637m。一番標高が高い。

②が横岳1583m。

③の丸い窪みが小岳1409m。

④切れてはいるが地肌だけの女岳(めだけ)1513m

秋田駒ケ岳とは、男岳のほか①②③④との総称だ。


スマホ、タブレット向けワイド:



個別に見ると、



▲ 男女岳。

阿弥陀池を挟んで男岳が対峙している。

山道が横切っている。左手から右手へ歩いてきた。




▲ 小岳。

火口丘になっている。


男岳頂上から、①②③の方向とは逆の後方を振り向くと、



▲ 田沢湖が広がって見えるのだが、今は雲に両端が隠れている。

ランチとして、待ってみたが雲はとれなかった。




▲ 阿弥陀池東端へ歩いていき、さあ目の前の男女岳に登ろう。





▲ 男女岳頂上へ。





▲ 向こうが、先ほどまでいた男岳。

その背後に、今は雲がとれた田沢湖が見える。





▲ さあ下りよう。

下には阿弥陀池が伸びている。




▲ 下りる途中に、この紫色の花が。


おりたあと又、横岳へ登ると



▲ ああ、シラネアオイが見えた。

先日の白砂山、八間山では見れなかった花。




▲ 横岳から小岳の方面を見る。

手前がムーミン谷と呼ばれるそうだ。
ここから来た人が言うには、今日の10時ごろこのムーミン谷に熊が目撃されたとか。

ムーミンじゃなくて、クマかよ。




▲ 尾根ぞいの砂礫地を焼森へ向かって歩く。





▲ 尾根沿いの脇には、先の黄色い花が群生していた。

向こうはチングルマ。




▲ 焼森に到着。


ここからの砂礫地に、



▲ ああ出た!

待望のタカネスミレだ。

これだけでなくて、



▲ 砂礫の斜面に延々と、黄色が続く大群落だ。





▲ タカネスミレ ちゃん、最後に会えてうれしかったよ。





▲ 8合目近くでは、こんな鳥もいた。

ウソという鳥です。首元が赤いのが決め手。(みちほさん)





▲ 8合目バス停に戻ってきた。1:13PM

ちょうど、下りのバスもやってきた。

お疲れさん。

きょうも無事下山、というか山周遊を終えた。



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盛岡の方面へ走って、小岩井農場へ。

そこから、またあのスポットへ。




▲ 一本桜と後ろには、岩手山。

NHKの朝ドラ「どんど晴れ」で有名になったシーンだ。

岩手山は、雲がかぶっているような、ないような。

そう、明日は岩手山登攀だ!

ただ今回の登山口は、この南側ではなくてこの裏の北側からだ。

さあ、行こう。




▲ 岩手山焼走り国際交流村の中にある、「焼走り温泉ふれあいの湯」へ。

単純温泉だが、気持ちの良い温泉だった。
(3回も入ることになるのだが)






▲ して、岩手山を望む登山口駐車場で今晩はお休みだ。

明日も晴れのはずだが、雲がいっぱい出ているなあ。

岩手山はちと手強いよ。
早めに寝なくては。