青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

いちょがちい、おおみちょか

2013年12月31日 22時16分01秒 | 日々の思い
12月31日(火)

きょうは、おおみちょかです。
ぱぱとままと、ばあちゃんは、きのうからいちょがちそうです。
じいちゃんはあそんでます。

朝、近くの公園に連れていってもらいました。
公園には、だれもお友達はいません。 みんないちょがちいからだとぱぱは言ってました。



▲ わたちは、ジャングルジムをやりました。じいちゃんも、一緒にしてくれました。




▲ どんぐりをひろいました。じいちゃんは、わたちに食べるとどもりになると言いました。
Umiはどもりになりたくないです。




▲ おうちに戻ると、ままとおばあちゃんが、かにすきができたよと言いました。
ままは、おおきいカニを、はじめにたべていました。


ごはんを食べたあと、近くのアウトレットというところに、みんなで行きました。

わたちは、レゴのおみせで、ずっと遊んでいました。




▲ ぱぱとままは、ふくを買いました。うれしそうでした。




▲ わたちのくつが小さくなったので、買おうとお店にはいりました。
ほちいくつがあったのですが、またつぎねといって、きょうはかいませんでした。




▲ ちゅかれた、と言ったら、ぱぱがかたぐるまをしてくれました。たかくて、うれちい。




▲ かいものが終わると、おそとはすこし赤いでした。


「じゃあ、Umiちゃん、つぎはキラキラのところへ行こうね」とぱぱが言いました。
このまえに、まるのうちというところのきらきらを見て、Umiまたいきたい、といいました。

せいぶえん(西武園)というところに、じいちゃんのきゃんぴんぐかーで行きました。




▲ びっくりしました。きらきらのとんねるです。




▲ きらきらのひろいところもありました。おめめがちかちかします。



▲ Umiはちゅかれたので、べびーかーにのりました。けどUmiはべびーではありません。




▲ ぱぱとままは、きれいだきれいだといってました。ほんときれいです。




▲ ばあちゃんが、しゃしんをいっしょにとろうといいました。Umiはばあちゃんがすきです。




▲ かいだんもひかっていました。じいちゃんが「さすが、宣伝文句の『結婚したくなるイルミ』どおりだ。若い人ばっかりだ」といってまわりをきょろきょろしてました。



▲ ばあちゃんは、きょねんにじいちゃんと行った「相模湖イルミナリオンも良かったわー」と何度も言ってました。




▲ きょうは、なにものらなかったので、つぎきたらうしろのまわるのりものにのってみたいとおもいまちた。




▲ おなかがすいたので、おうちにかえりたいといいました。みんなでまたきゃんぴんんぐかーにのりました。


じいちゃんは、ぶぐろをかくから、といってにかいにいってしまいました。いっしょにあそびたかったのに。ままとばあちゃんは、またおりょうりをしました。

できたあ。



▲ きょうはおそばをたべるひです。Umiはまだおそばがたべられないので、うどんをたべました。
ままが、らいねんはたべられるとUmiにいいました。

らいねんがはやくくるといいなあとおもいました。

発電機の修復

2013年12月26日 21時58分36秒 | Harmony のこと
12月26日(木)


【記録事項】

Harmonyに搭載している発電機が点火しなくなり、みてもらうために12月20日に町田のキャンピングカーランドさんへ持ち込んだ。

23日、自宅でのクリスマスパーティー中に店長のMさんから、点火するようになったとの連絡があった。私が持ち込んだ新しいプラグに交換しても点火しなかったが、キャブレターに溜まっている燃料(ガソリン)を捨てたら点火するようになったとのことだった。その燃料が溜まっているところは通常溜まっているので、異常なことではない。とにかくそれを一端捨てたら点火するようになった。それ以上の因果関係は不明だと。

私にとっては、とにかく動けばいいのであって、めでたしめでたし。金曜日朝一にクルマをとりに行きますと、喜びいさんでお約束して電話を切った。修理代も僅かで、ありがとうございました。

翌日、金曜日は出勤日だったことが判明し(笑)、昨日急遽キャンピングカーランドさんに連絡し、夜仕事が引けてからクルマを取りに行った。

キャンピングカーランド

▲ カーランドさんは午後7時まで営業。6時半頃に店に着いた。

早速発電機のスイッチを入れてみると、「とるるるーバン」ではなくて、「とるバン」、と瞬時に点火した。実に小気味いい。M店長は埼玉店に出張中で先日の電話以上の情報はなし。

2時間弱、カーランドから自宅まで運転して帰ってきた。

******

「発電機 キャブレター」で検索すると、キャブレターが原因で点火しない事例がいくつか載っている。よくあることみたいだ。キャブレターは、燃料を噴霧状に気化して吐き出す装置。目詰まりがすることがあるので、定期的に洗浄する必要があるみたいだ。

一つの事例では、長く使っていると燃料溜まり内が結露して水分を含んでしまい点火しない、という事例が載っていた。私の場合、これじゃないかなあ? 

素人の原因推測;

(1)11月下旬の奈良旅行以降の外気温低下でキャブ内の結露が続いた。結露しても、発電機を速やかに使用すれば本体の熱で、水分は蒸発するだろうが3週間以上、無使用期間が続いたため水分を含んでしまった?

(2)3週間の中途で、車検整備にトヨタに出している。トヨタでは、整備が終わると高圧洗浄機で車体を洗って返してくれる。発電機室はスリット状になっており、洗浄機の水は発電機の外に向いているマフラーからいくらでも入りえる。マフラーとキャブレターが繋がっているのかは知らない。繋がっているとすれば、その時浸水した

いずれにしろ、冬季は発電機をちょくちょく試運転しておいたほうがよいかもしれない。


明日のためのHarmonyメンテ記録は以上で終わり。

******

明日は私のオフイシャルな仕事納め。お疲れさまでした(自分で言っている・笑)
しかし、家では仕事納めとは行かず、禁足令が出てしまった・・
せっかく、発電機が直ったというのに・・






Christmas Party

2013年12月23日 18時38分44秒 | 日々の思い
12月23日(月)

♪ジングルベール、ジングルベール鈴がなるーっ。

メリークリスマス ! 



▲ きょうは、我が家でクリスマスパーティーだ。

ツリーの下には、クリスマスプレゼントが並んだ。




▲ 3家族の持ち寄りの食事も整ったよ。




▲ 今日のメインゲストはこの子たち4人だ。

息子夫婦、息子の従妹2家族の子供たちだ。ちょうど、1,2,3,4歳の順だ。


おいしい食事のあとは、お楽しみの・・



▲ プレゼント!  みんな一斉にオープン。

みんな自分のプレゼントを抱えつつ、他の子のプレゼントにも興味を捨てきれずにいるよ。




▲ クリスマスケーキに点燈!

イエス様に代わって、フーッと吹き消したよ(笑)。




▲ 私の取り分。 チョコケーキもショートケーキも。


白雪姫のアニメ会もやったよ。



冬の陽の落ちるのは早い。昼前に始めたクリスマスパーティも、もうお開きの時間。




▲ じゃあ、みんなまたね。 いい子でね。





▲ みんなを見送ったあと、暗くなった部屋でツリーの小さな灯が輝き始める。

そして出窓では、このミニチュア街路のともしびが、柔らかに光を出し始めた。


今年も、ようやく終わりだね・・
感謝の一年だね・・


I wish you a Merry Christmas and a Happy New Year.

発電機の故障

2013年12月21日 10時36分59秒 | Harmony のこと
12月20日(金)

【記録事項】

先週末に小海リエックス行った時、夜にサブバッテリーが11.5V以下に落ちてきた。
車内灯、電気器具等の使用により電圧が11.5V以下になると警報が鳴るよう設置している。

そこで発電機を稼働させたが、セルは回っているが点火・稼働しない。
何回か試みたあとあきらめて、クルマ本体のアイドリングでサブの電圧を回復させた。



発電機まで搭載しているキャンピングカーは少なく、私のHarmony車の最大特徴かつ長所だ。
しかし、ちょうど8年前12月の購入当初は、このYAMAHA発電機の不具合に悩まされ、結局製品交換に至った。その後4年ほど前に、今回と同じようなトラブルがあって販売店のキャンピングカーランドさんで調整してもらった。それ以降、全く問題なし。
ただ、前回修理の方(もうおられない)がどのような調整したのか、わたしも立ち会っていたのだが忘れてしまって、今回その体験を活かせない(涙・ナサケナイ)。

ので、記録を残していったほうがよいと思いここに書き留めることに。


***********

本日、キャンピングカーランド・町田に、事前連絡して持ち込み。

・症状は、セルを車内から起動すると、トルルルルと回るが点火しない。クルマ本体のエンジンがかからないのと同じ症状だ。

・発電機エンジンオイルチェック:6月に交換したばかりなので、量が足らないことはない、色もまあまあ。これが原因ではなかろう。

・原因的には、発電機のバッテリーが弱っていることが一番クサイ。このバッテリーは発電機を稼働させているときに自動充電されるが、エコノミー稼働をさせていると充電に至らないらしい(マックレー渡辺社長)。先月の奈良旅行中はエコノミー稼働させていた上に、車内消費電気量は多かったため充電には至らなかったことは十分考えられる。
しかし、発電機のヒモを引っ張っての手動起動にも動かなかったから、バッテリーが弱いとは決めつけられない??

・あと、私の素人推測では、プラグの経年劣化原因、油噴霧量の異常等か。

M店長にお願いして、Harmonyを預けてきた。よろしくお願いします。


Harmonyがないと、私の生活は手足をもぎとられたようなものだ。




初滑り2・小海リエックス

2013年12月15日 21時17分48秒 | 同上 (スキー)
12月15日(日)



▲ 八峰の湯の朝。6時過ぎに起床。

昨晩は雪はそれほど積もらなかったみたいだ。残念。

小海リエックスへ移動。リフトは8時から動く。




▲ 8時過ぎに、私は滑走開始。

天気は、今日は晴れるかなと思ったが、陽が出ている時間はわずかで、ほとんどは曇っていた。
それに寒い。足の親指がジンジンする。




▲ 今は昼食時からか人影はまばら。

10時に1時間ほどクルマに戻って休憩した。ネットでみても、志賀高原も八方も曇りないし雪のようだ。




▲ decoからは、1時まで外にいていいという連絡があったので、1時過ぎまで滑っていた。
しかし、このコースはもう飽きた(笑)。

幅広スキーは、確かに操作はしやすい。次はやはり新雪だな。本当の価値が問われるのは。


3時にdecoの実家にもどる。そのまま、お土産のネギやら大根も積み込んで出発。
decoもご両親とよく話ができたようで、なによりだ。


良い、お年を!

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▲ 浅間山も、今日は陽に照らし出されて、冠雪と山並みがはっきりみえた。

さあ、今年の冬はどうなるのだろう。


この長い冬が 終わるまでに

何かをみつけて 生きよう

何かを信じて 生きていこう

この冬が 終わるまで ♪

クルマのiPod からチューリップのサボテンの花が流れていた。


いままでも、たいしたこと見つからなかったからな・・(笑)

でも。


初滑り・小海リエックス

2013年12月14日 21時31分48秒 | 同上 (スキー)
12月14日(土)

decoさんが、年内に佐久の実家の両親をみてきたいというので、朝7時過ぎに出立。
関越道・上信越道ともに週末にしては空いている。
皆さん、年末の準備等で忙しいのだろうなー。

信州佐久の実家には、11時ごろ着く。
お昼をご両親と食べたあと、ムコどのはスーッと引かれるように出かける。

実家から近い、あのスキー場目指して。



▲ で、来たのが小海リエックス。JR小海線沿い、八ヶ岳のふもとの小さいスキー場だ。
標高1780mの寒冷高地にある、人工雪主体のスキー場だが、それなりの勾配と長さもある。
なによりも、12月20日までは1日券がシニア1500円なのだ。



▲ メインのラバーホーン。1時半頃から滑走開始。旧スキーで始め2本を滑った。4月以来の滑走だから8か月ぶりか。何も問題なさそう。もちろん、うまくもなっていないが、これ以上下手にもなっていない(笑)。
雪は固く、新雪なぞ無いが、コースには雪が十分乗っていて、新しいスキーの裏面・ソールを傷めることにはならないようだ。




▲ ポールバーン。 では、ということで新兵器の幅広スキーに履き替えた。

すぐ感じたことは。これスキーがぶれない。べたっと、接地している感じ。そりゃそうだろう、幅が広ければ、足元がずれたり振動は少ないだろう。
それでいて、小回りもできる。トップが大きく反っているからか、回り始めのトップが比較的軽く回ってくれる、テールもひっかからない。じゃ、ズラシで回っているのかというとそうでない。足元下のエッジがよく引っかかってくれる。足元でエッジをかけながら回転し落ちていく。ガー、ガー言わせながら。ボーダーが小回りしながら落ちていく摩擦音だ。

ガー、ガー鳴らさない滑り方は、ミッド、ロングターンだ。スキーの形状的には大回り向きにできているようだ。そのかわり、新雪でない整地だからロングターンでも、どんどんスピードが上がってくる。ロングでの加速は旧スキー以上だ。ロングターンの時はエッジ面が長い分、切れた状態で加速しやすいのだろう。



▲ 今日は、小雪ちらほらの曇り状態だった。平地は実家も含め晴れているのに、見上げる八ヶ岳の上部は雲がかかっていたから、案の定の曇り。マイナス5度。

ゲレンデの向こうの山並みは秩父連山。薄赤く、照らし出されている。

リフトは5時まで。4時ごろには上がろうと思っていたが、幅広スキーの特性がわかるにつれおもしろくなってきたこと、周りに人がいなくなって、勝手に滑りやすくなってきて、4時半頃まで滑ってしまった。トイレも休憩もなしで(バカだねーキミは)。





▲ 明日の朝も滑るのだから。ということであがった。

  あ、月が出ている。




▲ 左側が私の旧スキー。右が新幅広スキー。新の方が長いのに軽い。
きょうの感じでは、幅広スキーだけで今までの私の対応は全部カバーできそうだ。
これに、本当に新雪対処ができれば、新スキーだけで良いことになってしまう。


***********

リエックスから数分下りたところに、まいどおなじみ私御用達の八峰の湯(ヤッホーのゆ)が控えている。八峰の湯へ移動する。




▲ 八峰の湯1270m。 ゆっくり温泉につかり、天ぷらそば大盛りを食べた。



▲ ここの大盛り割り増しは、単純にざるが二つ、2倍麺になり食べ過ぎだった。





▲ 7時過ぎに湯の外に出ると、小雪が舞っていた。いっぱい降ってくれ。
明日、新雪を試せないかなー。




▲ 奥でHarmonyが待っている。今夜はここで野営。

21:30 マイナス2.5度。少し緩んだかな。

ブログも書いたし、おやすみなさい




新境地が開かれるか

2013年12月10日 22時58分12秒 | これからの旅予定
12月10日(火)

買ってしまった 

その予感は十分感じながらも、きょう仕事後、向かったのは Victoria本店(神田)。



今のカービングスキーもここで買った。




Atomic の ACCESS :サイズ161 サイドカット127.5-100-119.5 ラディウス16

説明コピーによると
「整地ではたしかなエッジグリップでスピーディーなカービング性能を見せ、パウダーや不整地では安定感のあるターン性能を発揮。環境に左右されない操作性は、オールラウンドに雪山を楽しみたいスキーヤーに最適」 (オールラウンド、パウダー、フリーライド、バックカントリー用)

このコピーを読んで、買わない人がいるだろうか。(いやいない。明確な反語形)

センター幅が100mmもある。今のが85mmだから、うううむー。
フルロッカーだ。テールがトップみたいに反っている。後ろ向きに滑れてしまうう。


さあ、この新兵器で新雪を滑れるようになるか? そして新境地が開かれるだろうか?

今週末、decoが信州の実家に行くと言っている。
となると、私のすることは自ずと決まってくる。他に選択肢はない(笑)




新たな冬へ

2013年12月04日 21時19分06秒 | 日々の思い
12月4日(水)

また冬のシーズン が来た。♪

秋の大和路旅行で気が抜けてしまったのか、このシーズンをどうするのかまだイメージを固めていない。
しかし、この12月はいつも過ぎるのが早い。やれることからやってしまおう。


▼ テンプレートの変更
1年ぶりに、冬の針葉樹テンプレート登場!♪




▼ クリスマスツリーの設置
組み立てたから、飾り付けはよろしく(笑)




▼ スタッドレスにはきかえ
Harmonyの車検に合わせて、タイヤをトヨペットに持ち込んだ。
今週末には冬仕様でスタンドバイ。




今週末は年賀状の準備をしよう。

それからスキー用具の準備も♪



8日・大和は国のまほろば

2013年12月01日 22時01分05秒 | 青い空の日は旅立(全般)
11月23日(土)

今日は大和路の最終日だ。 晴れ。




▲ G湯の駐車場を出発する(左)。結局4連泊になってしまった(笑)。 ありがとうございました。

で、クルマを入れたのは奈良市内観光のど真ん中。奈良県庁の駐車場の奈良登大路駐車場だ(右)。一日1000円。ここの入り口には「ひさし」が出ているから上をぶつけないように入った。


今日の計画は、奈良市内特に「ならまち」とよばれる旧市街を散策すること。仕上げは若草山の頂上に行き夜景をみることだ。

まず登大路の駐車場から、近鉄奈良駅へ歩いていった。




▲ 近鉄奈良駅前行基像のところ(左)。行基は聖武天皇の懇願を受け、大仏建立のため寄付を募りに諸国を行脚した偉い僧だ、簡単にいえば。 ここから、「東向通り」「もちいどのセンター街」の商店街アーケードを歩いた(右)。

中途から、三条通りを西へJR奈良駅の方へ向かう。



▲ JR奈良駅の右横には、この小粋な建物があった。
奈良市総合観光案内所だ。 各国語のカウンターがあって、外国人に十分対応できるようになっていた。欧米からというより韓国、台湾、中国からの旅行者が多いような気がする。

朝早くから、このあたりをウロウロしているのには理由がある。ラーメン大家(たいか)のヒロさんが毎月行くと激賞するラーメン屋がこのへんにあるのだ。

麺人ばろむ庵がその店。ただし10時30分から開店なので、隣の奈良市生涯学習センターの駐車広場に座り込んで待つ。いかにも職がなく暇をもてあましているような気分になってくる(笑)。

10時20分になった。店をのぞいてみる。



▲ あ、準備中の看板がなくなり、のれんが下げてある。オープンだ(左)。 入ると、長いカウンター席が。「いらっしゃい」。客はもちろん私一人になる。奥で調理。油でコテコテのラーメン屋という既成観念に反する清潔な店内だ。
入り口横の食券販売機で買う。種類はいくつかあったが、ヒロさんが「これまで見た中で、私が最も美しいと感じるラーメン」「いつどんな時に来て食べても、絶対後悔のすることのないラーメン」と自らを語る新中華そば700円を求める。

期待に胸がふくらむ。まもなく、「どうぞ」と差し出された。



▲ ミディアムレアのチャーシュー3枚、半熟卵半切り、メンマ3本、水葉みたいなもの少々、それらの下に麺が隠れている。すべて脳裏に焼き付いているヒロさんのブログ画面どおりだ(笑)。

まず、スープをすくって飲んでみる。モワーッとした味が、口いっぱいに鼻腔に拡がる。何か、これは・・??。ヒロさん、ごめんなさい。これ私にはくさみに感じました。豚肉のくさみ? 味ではなくて口内に拡がるものです。麺とかスープを続けて飲むうちに何も感じなくなるものでしたが。
麺とかチャーシューとかは、特段気になるものはありませんが。



▲ 私も、ヒロさんを真似て全部飲み干しました(笑)。

この新中華そばが、自分が好きかと問うと、まあ特段好きというわけではないと思う。これは明らかに好みの違いですね。
と、初食体験はあたりまえの結論で終わってしまいました。


JR奈良駅周辺を離れて、再び旧市街「ならまち」へ向かって東へ歩いていった。




▲ 中途で寄った「奈良町からくりおもちゃ館」(無料)。明治築の町家を利用して昔からのおもちゃを触れて遊べるようになっていた。





▲ 奈良町資料館。ならまちに伝わる生活用具、昔の看板、文豪の生原稿等が展示されていた。
しかしなんといっても、ここは庚申信仰のお守り「身代わり申(さる)」の制作販売がメインであろう。 




▲ 赤い丸い袋状の申(さる・猿)を形どったものが「庚申さん」と呼ばれて、あなたの厄(やく)を身代わりで肩代わりしてくれる。この庚申さんを売り(左)、また無事肩代わりしてもらえたと思った時は、その庚申さんをここに返しにくる(右)。庚申の日に悪事がふりかかるという庚申信仰自体は各地にあるが、それを「申の吊りもの」で身代わりさせるという発想・信仰は、ならまち独自のもののようだ。




▲ 庚申堂。ならまちの庚申信仰の拠点。近くのおばあさんがお参りにこられたよ。




▲ 庚申堂の軒先には「庚申さん」がびっしりぶら下げられ(右)、堂前の線香立てを支える猿の置物もある(左)。





▲ ならまち格子(こうし)の家。江戸末期の伝統的な町家様式を再現した町家ミュージアム。




▲ 未来工房奈良オリエント館。庚申堂の近くにあるが、ここも築180年余の町家を利用して、土産物屋、食事処、コミュニティFM局、はたまたジャズ喫茶にもなるようで(笑)、マルチ機能をもつユニークな所。




▲ 元興寺(がんごうじ)。右の極楽堂の屋根は行基葺と呼ばれ、瓦の一部は飛鳥から運ばれてきた日本最古の瓦と伝わる。世界遺産。


旧奈良市街、ならまちの楽しみの一つは、個性豊かな町屋カフェ、食事処のようだ。しかし、10時半のラーメンで、食欲はまだなし。昼食は2時ごろだろう。
ならまちで見るものは見たので、いったん登大路の駐車場に戻ろう。




▲ 駐車場。向かいの建物が奈良県庁舎。今日は土曜日なので休みで、駐車場は観光者向けに解放されているのだ。

あと、1時間ほどクルマで待機してならまちへ再度食事に繰り出すのは・・もう面倒だよね。
どうしても男の私は、ショッピングというものに興味が向かわないので、こういう町中(まちなか)観光は時間があまってしまうのだ(笑)。



*********

じゃ、大和路最後の行程、若草山へ行こう。

若草山の山頂へ行くには、東大寺大仏殿の裏のほうからの有料道路・奈良奥山ドライブウェイで登っていった。
10分ほどで頂上駐車場に到着。



▲ 頂上駐車場にクルマを停め、数分歩いて頂上だ(左)。
この辺りは、完全に紅葉の時期を迎えている。お、鹿もこんなところまで上がってきているのだ(右)。キミタチは鹿せんべいに頼らない、生活力のある鹿だね。よしよし。




▲ 若草山山頂342m。眼前には奈良盆地のパノラマが広がる。




▲ 山頂は平らで広い。昨日見たふもとから登ってくる人達もいてけっこう賑わっている。




▲ 若草山から正面の西方を見渡す。正面の山は生駒山だろうか。





▲ 左横の西南の方向を見渡す。 正面が斑鳩の里、左遠方が飛鳥の方にあたるのだろう。
山は生駒の山が切れて、さらに左向こうに金剛山の山並みになってくるのか。





▲ 手前をよく見ると、先ほどまで駐車していた県庁が見える・・



午後だから、かすみがかかっていて、はっきりはしないが、やはり全部みえる。


そばに、こんな石碑があった。




倭(やまと)は 国のまほろば

たたなづく 青垣(あおがき)

山隠(やまごも)れる 倭(やまと)しうるはし
 

                 倭建の命
                 古事記 歌謡

訳:
(大和は母なる国、私の故郷。幾重にも重なって青々とした垣をなす山々、
 その山々にかこまれ抱かれている大和は、なんと美しい国だろう!)


倭建命(やまとたけるのみこと)が亡くなる直前、ふるさと大和を偲(しの)んで作った歌。

倭建命は12代景行天皇の息子。ただし景行天皇には皇子が80人もいた(WAO)。
倭建命の烈しい気性を恐れた景行天皇は、西の熊曾建(くまそたける)の征伐を命じる。
戻るとすぐに今度は東国遠征を命じる。
その時、倭建命は叔母に悲しみ嘆く。
「天皇は、私のことを死んでしまえばよいと思っているのでしょうか。」と・・・

倭建命はその後も各地に遠征を続け、ついに故郷大和を目前にして伊勢の能煩野(のぼの)
というところで亡くなってしまう。

なんともまあ、哀しく美しい、大和の国への賛美と望郷の歌だろう。



この若草山から、改めて大和の国を眺める・・

大和は 国のまほろば

うまし国ぞあきづしま 大和の国は


わかるような気がする。




▲ いったん山頂駐車場にもどった。 まだ2時だ。夜景はまだまだ。
ということで、クルマの中で簡単に昼食を作り、ブログ記事を書いていた。


午後4時過ぎ。陽が落ち始めたのだろう。辺りが薄暗くなってきた。山頂をのぞいてこよう。





▲ 夕日を見に来た若い人たち





▲ 結婚用の写真を撮る二人





▲ もくもくと草をはむ鹿と夕陽


きれいだなあ! 大和の夕陽の国原(くにばら)は・・



6時過ぎ、帳(とばり)が完全に降りた頃、この山頂に再び登った。

数名の人影がみえるだけ。

そして前に進むと、大和の国、奈良の夜景が現れた !! Waoo !





ネオンが少ないからだろう。函館山のような煌(きら)びやかな夜景ではない。

しかし、落ち着いた、かすかにまばたき揺れる光の原が、ゆったりと静かに、私の前に広がっていた・・・

大和の 夜の国原だ・・・




大和路最後の夜は、ここ若草山の山頂で車中泊。


**********


翌朝7時に、山頂駐車場を出発。
午後7時に、帰宅。


車中泊10泊に渡る「秋の大和路・歴史ロマンの旅」は無事終了。
おつかれさまでした。

皆様、ありがとうございました。