青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

シンガポールの青い空

2020年04月30日 06時00分00秒 | 日々の思い

4月29日(火)

シンガポールにいる息子家族から、じじ、ばば への誕生日プレゼントが届いた。

息子は先月末に発送してから、「まだ着かない?」と何度も問い合わせがあった郵便物だ。船便で送っているわけではないので(笑)、通常なら1週間以内に配達される。が両国ていうか、世界中がコロナ禍で物流が滞っている結果だ。

 

▲ ふむ、ふむ、何かな?

 

 

▲ それぞれに、バースデイカードと、クッキーの袋と

 

ばあちゃんは、

▲ こんなシャツをもらった。

いかにも南国のカラフルな柄だ。オイ、まだ着れるのかよ?

 

ボクへは、今朝淹れてみたが、

▲ モロッコのバッチャ・コーヒー 100g

嫁のYちゃんによれば、日本にはないコーヒーなのよ、ということらしい。

 

▲ モカの類のようだ。

濃い珈琲が好きなボクは、どーせしょぼいのだろうと、少し多めに淹れてみた。

濃さは、ウンちょうどいいか。恐れていたモカの酸っぱさは、予想に反してそれほどなくて安堵。

袋の下部に、”イエメンYEMEN  グランドモカGRAND MOKA  マタリMATARI ” と手書きされている。

あの紛争国イエメンのか・・モロッコとはどういう関係じゃ?? 今調べてみて驚いた

モカコーヒーの産地は主にイエメンとエチオピアですが、その中でもイエメン産のコーヒー豆は「モカ・マタリ」と呼ばれ「コーヒーの女王」といわれています。さわやかな香りと強い酸味のある味わいが特徴で、日本は「コーヒールンバ」という歌に出てきたため、とても人気が高い品種です。

オオッ、これは「コーヒーの女王」か!

モカとはそもそもイエメンの港名なんだよ。しかもモカが世界最初のコーヒーなんだ。知らなんだ。モロッコはその集積所なんだろう。

ボクの好きな珈琲は、スタバの「フレンチロースト」ね。それは250gで1200円ぐらいで高いから普通は、KEY COFFEE の「コク深いリッチブレンド」GRAND TASTE を飲んでるの。330gで400円台だから飲みやすいの。満足しているよ。

それが、この「モカ・マタリ」は、先ほどのテレビ電話で、息子は5000円したと。100gでだよ! 「ほんとかよ!」ボクは思わず叫んでしまった。どおりで、「味はどうだった?」と彼がしつこく聞くはずだ。「キーコーヒーと似たようなもんだ」と答えなくてよかった。あした、もう一度吟味して味わってみよう。5千円だよ(笑)。

 

更に調べてみると、バッチャ・コーヒー というブランドはモロッコのマラケシュが本店のようだ。

 

▲ このバッチャコーヒー店が、最近にシンガポールに店を出したようだ。食事もできて、洗練されたエキゾチズムが魅力か。

シンガポールの在留邦人の女性のあいだで、人気になっているようでブログ記事が多い。

”モロッコで人気の“映えるカフェ”「BACHA Coffee」シンガポールに出店”

https://tripping.jp/asean/singapore/singapore-city/80182

上記写真は、上記ブログより無断転載

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さてさて、現在のシンガポールのコロナ事情は、4月28日時点で、

アジアでは、コロナ宗主国の中国に次いで、コロナ感染者数でシンガポールは日本と並んでコロナ大国だ。ただ死者数は12名と少ない。これは嘘ではないだろう。

 

シンガポールの日本人学校に通うUmiちゃん(3年生)も、ロックダウン中で学校は5月5日までお休みだ。

 

▲ 「シンガポールの青い空」

可哀想に、ほぼコンドミニアム(集合住宅)に閉じこもりで、在宅学習。飽きるとコンド内の遊び場で遊んでいるようだ。パパもママも妹も一緒だから、大丈夫だよね。

 

日本人学校の校歌を歌って、元気をだそう。

 

ばあちゃんは、今晩テレビ電話で誕生日プレゼントのお礼を言っていた。1時間の時差があるが、今はいつだってみんな家にいる(笑)。先日、渓谷にシャクナゲを見に行った道中にテレビ電話がかかった。助手席のdecoが出たが、Umiちゃんは「あ、おばあちゃんキャンピングカーに乗っているでしょ」、息子は「大丈夫?」。二人ともバツが悪かった。

 

 

みんなで、Stay at home and stay safe.

がんばりましょう。ボクもモカマタリを飲んで!

 


ステイホーム週間が始まると~公園は

2020年04月27日 16時52分47秒 | 青い空の日は旅立(全般)

4月26日(日)

コロナウィークが・・じゃないな ステイホーム週間 が始まった。

しかし家にいるのもいいが、どうしても体重が増え気味になるのが痛い。

で昼食のあと、いつもの Sの森公園でウォーキングに行こうと思ったが、もう今頃から出かけても満車で入れないだろう。じゃ、公園まで歩いて行ったらいいじゃないかと。

 

▲ 初めて公園まで歩いていった。45分かかった。

入口に来て驚いたのは、公園の駐車場が閉鎖されている!

前代未聞だ(笑)。

 

▲ Sの森公園よ、おまえもか!

しかも、5月6日まで。

うむ・・まさしく大型コロナウィークじゃないか。(じゃないって)

 

▲ 駐車場には、クルマ一つない!

しかし、公園内に入ることはできるようで。

 

▲ 見た目、いつもどおりの行き来がある。

チューリップが、きれいに開花している(^^)。

 

 

▲ うん、毎年隣の小学校のみなさんが植えてくれるのだ。

 

 

▲ 老若男女、家に居たたまれない者が、思い思いにウオーキング、ランニング、ジョギングしているのも、いつもどおり。

 

 

▲ 藤棚にはフジが花を付け始めた。

 

 

▲ まだ少ないが、コロナであろうがなんであろうが、やはりフジが咲く季節になってきたのだ。

フジはコロナに罹らないのだ。(当たり前だ)

 

▲ でも、人は明らかに少ないね。

いつもの休日なら、今の時期はあちこちにピクニックテント、シートが敷かれているだろうに。きょうは家族づれが殆どいない。やはり、クルマがないと一家総出では来れないのだろう。

 

 

▲ しかし、高校生みたいのが集まっている。

普段は、ここであまり見かけない年代層だ。

集まって何に興じているのか、意味不明。とにかくワーワー群れているようにしかジジには見えない(笑)。

ボクの若い頃は・・(もういい)。

 

▲ こっちの高校生みたいなのは、池に入って・・

やはり、意味不明だ(笑)。

エネルギーが有り余っているのは分かる。

 

 

▲ 今日は少し風が強い。

噴水が、霧状になって風に流される。

 

 

▲ 公園をひと回りして、また歩いて家に帰った。

総計2時間のウオーキング。

歩数カウンターの電池がずっと切れていて、何歩歩いたかは不明。スマホで計測?アプリが分からない(笑)。

しかし、これからどうしよう??

 

 

ツレが楽しんでいる花も、紹介せねばなるまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


FFべバスト・ヒーターの高地対応が終了 しかし・・

2020年04月24日 17時39分40秒 | Harmony のこと

4月23日(木)

先月の中旬に志賀高原にスキーに行った時、キャンピングカー内のFFヒーターが故障した。

室内を温めていたヒーターが急に運転を停止。その後、ヒーターは点火せず作動しなかった。翌日、志賀高原から下りて平地の道の駅で試しても、やはり点火せず。5時間後に帰宅後駐車場で再起動させると・・点火、ヒーターは稼働し始めた??

で、キャンピングカーランド埼玉で、修理点検の予約を入れておいた。

▲ 予約日の昨日、Harmony をカーランドさんに持ち込む。

久しぶりだ。コロナ感染患者数が第4位県の埼玉だが、社員の皆さんお元気そうで、営業も通常どおりで何より。

 

▲ クルマの中のクッション等もかたずけて、作業しやすい形にして持ち込んだ。

サービスの I さんの見立てでは、高地モードスイッチを付けなかったかもしれない、とのことだ。ボクがそんなに高地に行くとは思わなかったので、ということだが、オイオイ、ぼかあ高地専門だよ(笑)。

https://blog.goo.ne.jp/aoisorae/e/9260f45fde5eda787af3b9c1b9adb9b3

 

べバスト・ヒーター Air Top 2000STC の取扱説明書では

「・標高1,000mを超える場所で使用するときはオプションの高地モードスイッチの活用をお願いします。 高地モードスイッチがない場合、1500mを超える場所で使用するとススがたまりやすくなりますのでご承知ください。」

と書いてある。ススがたまりやすくなるだけで、停止してしまうとまで書いてないところが味噌だ。ボクも見落としていた。

「高度モードスイッチが装着されているかどうか、まず調べます。結果はお電話します。」とのことで、代車で家に帰った。いつもなら電車で帰るのだが、時節柄電車にはずっと乗っていないし、乗りたくない。

その日の夕方電話があった。「高地モードスイッチを装着しました。ススも除去しました。明日にでもお渡しできます。」

 

▲ ということで、早速本日 Harmony の身請けに行った。

左端のスズキ軽4輪の代車で。(乗って改めて感じたが、Harmony の方が明らかに運転しやすいね。視界も広いし、運転席もこのトラックのほうがラクチン)

 

▲ 真ん中がハベストFFヒーターの本体。

もうすでに、高地対応機能はビルトインされていて、あとは高地の時はスイッチで機能稼働するようにリレーを切り替えれば良いのだと。

 

▲ 前からのFFヒーターのダイアルスイッチの下に

赤丸印した「高地モードスイッチ」を今回取付た。

◎1500m以下の平地でFFヒーターを稼働させる時は、上を押し込んで、

◎1500m以上の高地で稼働させるときは、下を押し込んでおく。

万が一高地モードのまま、平地で稼働させると温度が低めになるそうだ。どっちがどっちか絶対分からなくなるのでマジックペンで書き添えておいた(笑)。

 

この高地対応の仕組みは;

高地では気圧が低い。ということは空気が希薄になるため、平地での燃料ガソリンの噴入量ではガソリンが総体的に濃くなり過ぎて、点火しないないしは不完全燃焼のススを排出する。そこで、高地ではガソリンのヒーターへの噴入サイクルを遅くするのだそうだ。その遅くする機能がビルトインされているので、「高地モードスイッチ」で手動で切り替えるという仕組みだ。

現ヒーターのAir Top 2000STC では高度対応できるが、前のモデルのAT2000S では対応ができなかった。それでも前モデルでは10年以上高地対応無しで、ボクは稼働させていたが、とうとう2016年12月に同じ志賀高原横手山駐車場で故障してしまった。2017年3月に、現在のモデルを購入設置したのだが。高地対応機能を活かさないまま、2017冬、2018冬、2019冬 の志賀高原車中泊を乗り切ってきたが、2020冬にはとうとうダウンしてしまった、という次第だ。ちなみに志賀高原横手山駐車場の標高は1690mだった。

 

今回の「高度モードスイッチ」の設置は、(当然ながら)無料でやっていただけた。ありがとうございました。

冬場だけでなく、それ以外のシーズンでも登山口での車中泊でFFヒーターを使うことがある。よし、これで万全の備えになったな。 本当は、明日にでも県境を越えて、高度2000mの「あの高原」で試運転してみたいのだが・・ 埼玉ナンバーでのこのこ行ったら、今の時節柄では逮捕されるだろうな(笑)。

 

 

行きたいなあ。

はい、Stay home and stay safe.  だよね。

 


渓谷のシャクナゲ

2020年04月22日 17時39分49秒 | 青い空の日は旅立(全般)

4月19日(日)

ツレが「ここに行きたいわ」と、新聞の地方版の記事を持ってきた。

「シャクナゲ500株〇〇で見ごろ」と紹介されていた。「このご時世に出かけるのかよ」、と思ったが、家に閉じこもりストレスからの「コロナ離婚」という言葉も聞かれるようになったし。ツレから行きたいと言うのは殆ど無いし、よく一人で出かけているボクにはもともと負い目がある。

「どこや・・秩父か。山ん中か。じゃいいか」

 

▲ 駐車場で。

マスクをして怪しげだな。

思ったとおり、私らしかいない。

 

▲ ここは、以前氷柱を見に来た渓谷ではないかなあ。ブツブツ・・

 

 

▲ 斜面にシャクナゲがポツ、ポツと花を咲かしている。

しかし、殆どの樹はまだツボミ状だ。

 

 

▲ 「しゃくなげ園」と書い看板があるところまで来た。

斜面を見上げると、シャクナゲらしい株があちこちに植栽されている。

ここが記事に取り上げられていたのだな。

 

 

▲ 花を付けている株は、全面に咲いいる。

咲いているのは、全体の四分の一ぐらいか。ここを検索してみると、シャクナゲは4月の下旬から5月上旬と書いてある。ちょっと早かったのだな。

実際、あとから一台きたクルマのご夫婦は、秩父地元の人だったがチラッと見て「まだだな」と帰ってしまった(笑)。

 

▲ ま、私らは構わないのだ。

 

 

 

 

 

▲ ウン、きれいだね。

 

この渓谷は以前、やはり冬に氷柱を見にきている。思い出した!

この奥のほうだ。もう少し歩いて見てこよう。

あった、吊り橋が!

▲ そう、この吊り橋から氷柱を見たのだ。

もう、ニンチのケがあってフィラメントが点くのが時々遅いのだ。

 

▲ この両側の斜面が全部アイス状だったな・・

 

(家に帰って)氷柱を見にいった記事もあった、あった。2年前だ。

https://blog.goo.ne.jp/aoisorae/s/%E5%B0%BE%E3%83%8E%E5%86%85%E6%B8%93%E8%B0%B7

 

▲ おい、フラフラせずに、ぼちぼち帰ろうぜ。

帰りも、地道2時間ノンストップで家に直帰した。

ツレも満足してくれたようだし、これで我が家のコロナ危機は遠のいたかな(笑)。

 

 


コロナ外出自粛~ 雨の日には / かの地では

2020年04月18日 18時26分26秒 | 新型コロナ

4月18日(土)

きょうのような雨の日には

外に出て、毎日2回のウォーキングにも行けない。巣ごもりで、くっちゃらくっちゃら食べているだけになりませんか?

 ダメだよね。

しかし、そんなときには

部屋で、体操だよ。

E テレ :6:25~6:35 (毎日)

総合テレビ :14:55~15:00 (月~金)

ラジオ体操の第1と第2だけをやりたい人は、日曜日の6:25~6:35を録画しておけばよい

 

▲ こんな若いおねえさんが、あなたに

 

▲ 昔懐かしいラジオ体操第1第2を、手取り足取り・・は教えてくれません。やって見せてくれます。

いいねえ、この健康美。

 

▲ 見とれているだけでなく、ハイ、あなたもやってみましょう!

 

 本日の接触削減率は100%。

完全閉じこもり Stay home and stay safe.

 

~・~・~・~・~・~・~・~・

 

一方、息子家族たちのいるシンガポールでは、人口570万人に対し、感染者数4427人(4月16日)死者数4人(4月2日)。

4月8日から5月5日まで、ソフトロックダウンに入ってます。学校は休校、商店は必要不可欠な商店のみオープン、仕事も在宅勤務のみ。外出原則禁止。

 

息子は完全テレワーク。日本人学校3年生のUmiちゃんはオンライン授業。

▲ オンラインでお勉強中。

 

 

お遊び中の動画も送られてきたので、そこから切り取りすれば、

▲ ネットでバレーレッスンも。

Mayちゃんも、お下がりのバレーシューズを履いて、おねえちゃんを真似ようとするが・・こける。

 

▲ コンド内で、縄跳び。

Mayちゃんも、真似するのだが、縄を揺らすのみで・・跳べない。

 

▲ ああ、疲れたので、本読みの時間。

Mayちゃんも、もちろん本を広げて見るのだが・・寝てしまう。

 

常夏シンガポールの今日の気温は、昼33度C 夜27度C か。これからもっと暑くなるだろう。それは全員初体験だ。

とにかく、コロナにも暑さにも負けないよう、がんばってくれよ。

 

 


新緑の中に咲くヤマツツジを見に~ 稲沢ハイキングコースへ

2020年04月16日 20時38分57秒 | 同上 (山歩き)

4月14日(火)

巣ごもり生活を続けてられるご同輩の方、即席めんをすすりながらアベちゃんのソファーで紅茶を飲む動画に腹を立てている若い方には申し訳ないが、Soraは今日外出してきた。

外出自粛令が出ている折、他県へいくのは気が引けるので、同じ埼玉県の中でのお出かけとなった。

▲ 関越道の本庄児玉ICを下りて30分ほどで、ここ本庄市・稲沢地区へ到着。11:24AM

登山口の駐車場(使用せず)には5台ほど停められるが、1台のみ同じ埼玉ナンバーの方が先に来られていた。

 

▲ 駐車場には案内図があった。

そう、ここは 稲沢ハイキングコース  6.2km。最高点の標高432m。累積標高差433m。

右下の登山口から低山を縦走しての周回コースだ。ハイキングコースとなっているが、結構アップダウンが続いて、ハイキング・・では行けません。せいぜいトレッキングのつもりでこないと戻ってこれなくなるよ。

シュッパーツ!

▲ 里山雰囲気いっぱいの山道を歩く。

前方に、赤と白の樹が。

 

▲ 見上げる。赤と白の花をつけた桜だろう。

桜の種類数はいくつかご存じ? 600種以上だよ。もう同定するのはやめた。ここでは単に”桜”とすることに。

 

道端にも、色んな花が咲いてまして・・

 

▲ 花の種類はいくつあるかご存じ? あはは、で、ここでは特段ことわりが無い限り ”花” とすることにした。ああ、肩の荷がおりた(笑)。

 

 

▲ 春の山だ。

針葉樹林の黒い緑と、落葉樹林の薄緑色のグラデーションが綺麗だ。

 

 

▲ この辺りでは桜がまだ満開状態で。

ソメイヨシノではないからヤマザクラだろう。

 

▲ 竹林がけっこう有って。

竹もこの時期、薄い色の葉をつけるんだ。

 

▲ 山腹を公園にでもするのだろうか、造成中のところがあった。

 

 

▲ 男坂 / 女坂 の分岐点にきた。

別に登山者のジェンダーを問うているわけではなくて、急坂でいくか緩い坂でいくかの選択をしてくれと。見上げると、男坂のほうが高度が高いところを通りそうなので男坂をチョイス。

 

 

▲ 見晴らし台、ビューポイントへ到着。

この尾根の向こう北側が上州の山、町並みが。

手前の南のほうが、秩父方面だった。

北側は沢風が吹き上げてくるので、手前のぬくい南側に座った。

 

▲ 秩父の方向に低い山並みが連なる。

遥か向こうに、薄っすらと高い山影が見えた(赤印)ので、ズームすると・・

 

▲ 秩父の盟主、武甲山だった。1295m。

横に何筋も採掘跡を残して、おいたわしや。

 

 

▲ コンビニ弁当を食べよう。インターチェンジを下りてのローソンには、こだわりの助六寿司が無かったので 

コンビニで他人との会話も嫌なので、朝に家内にオニギリを作ってくれと言ったが、「そんなもん急につくれないでしょーが」と却下されたのだった。

 

 

▲ 「中間地点です」

地元のハイキング委員会がコース整備をしてくれている。

 

▲ 石碑の立っているビューポイントへ来た。

回り込んで正面に出ると

 

▲ 「級長戸邊命(しなとべのみこと) 碑」

シナトベノミコトとは”風”の神様とか。稲作(稲沢も)では風を治めるのも重要だったからね。今じゃ、疫病を治める神様が必要じゃ。コロナ神とか奉(たてまつ)らなくては(笑)。

 

▲ ここは、コースの最高地点430mでもあるようだ。

 

 

▲ 上州・群馬の町並みが見れる。

 

ひとしきり感慨にふけったあと、じゃ下りようか。

これまでも、ツツジは咲いていたが、ここからは特に賑やかに咲いていたのでご紹介。

▲ 赤いヤマツツジが山道の脇に。

 

 

▲ 紫色のミツバツツジも加わって。

 

 

▲ 両方のツツジの色が乱舞してくる。

 

 

▲ 艶やかに競演して、いいねえ。

 

 

▲ こういう山道は、なかなか無いよー。

 

 

▲ ヤマツツジのアップ。

 

 

▲ ミツバツツジのアップ。

葉がピンピンと三つに分かれているからの名命だろうな。

 

 

▲ 沢を渡って。

だいぶふもとへ下りてきた。

 

▲ 黄色い花はヤマブキだな。

 

 

▲ 山里におりた。

 

 

▲ 紅白の花が混在する低木。

先日の日和田山の里でも見かけた。

 

▲ 紅白の桜。

 

 

▲ 道端には芝桜。

 

 

▲ 道祖神のまわりにも芝桜。

 

 

▲ 山のふもとで、紅白の花をつけた樹の三密を見っけ!

行って見てこよう。

 

 

▲ おお、これは紅白の桜の・・

どうも、ハナモモ(花桃)のようだ。

 

桃源郷だ。

この辺りはいいねえ。

住めないかなあ。

 

 

▲ Harmonyの待つ駐車場に戻ってきた。14:52PM

3時間半ほどのソロトレッキングか。アップダウンがあってかなりの運動量をこなして満足した。

もう一台のクルマはもう見当たらなかった。山の中で唯一すれ違った高齢者のご夫婦、あの方たちだったのだろう。

クルマの中で、スタバフレンチローストを淹れて、小休憩 。コンビニで買ったのは弁当だけで、甘いモノ を買わなかったのが悔やまれる。

地デジは入らない。しかしNHKプラスはもちろん観れる。ヨシッ。

 

帰りは高速・関越道には乗らず、地道をずっと走って6時ごろに自宅直帰。夕食に間に合った(^^)。

 

 本日の人との接触実績(除く家人)

・コンビニでカウンターのおばちゃんと「Dポイント使ってね」(双方マスク装着)

・コースの山道で高齢者のご夫婦に「コンチハ」を2回 (斜めを向きながら)

 本日の接触削減率 ゼロ% (昔からアンチふれあい派でいつもこんなもの)

 

 


カミュ「ペスト」を見る~だれでも自分の内にペストを持っている

2020年04月13日 16時34分46秒 | 文芸・アート

4月12日(日)

「ペストって本、あなた、読んだことあって? お友達がね、今ベストセラーになっていてね、本屋ではもう買えないのだそうよ」と家内に聞かれたねーよ」とぶすっと答えた。(会話は脚色しています)

しかしすぐに見当はついた。昨日、これはオモロイと録画予約した番組のアレだ。へーあの小説、やはり評判になっているのだ。と急いで、昨日の録画を見てみた。

うむ・・ 驚いた。

▲ 100分de名著 カミュ「ペスト」 4月11日(土)E テレ 午後3:00~4:36

あらすじは

舞台は、突如ペストの猛威にさらされた北アフリカの港湾都市オラン市。猖獗を極めるペストの蔓延で、次々と罪なき人々が命を失っていく。その一方でオラン市は感染拡大阻止のため外界から完全に遮断。医師リウーは、友人のタルーらとともにこの極限状況に立ち向かっていくが、あらゆる試みは挫折しペストの災禍は拡大の一途をたどる。後手に回り続ける行政の対応、厳しい状況から目をそらし現実逃避を続ける人々、増え続ける死者……。圧倒的な絶望状況の中、それでも人間の尊厳をかけて連帯し、それぞれの決意をもって闘い続ける人々。いったい彼らを支えたものとは何だったのか?

フランスの作家アルベール・カミュ(1913-1960)は、「異邦人」(1942)で有名だ。「不条理」の哲学を打ち出し系譜的には実存主義に連なる。第二次世界大戦中は自らのレジスタン活動を通じて培った思想を通して戦争や全体主義、大災害といった極限状態に、人間はどう向き合い、どう生きていくべきかを戦後に問うた代表作が「ペスト」(1947)だ。疫病ペスト自体は全くのフィクション、むしろ隠喩だ。

「不条理」とは、原義的には、abusurde(英)つじつまが合わずバカバカしいことを指す。カミュは、「意味を持たないこの世界で、それでも意味を探す」人間のありようが「不条理」そのものと考える。

 

 

実際、世の中自体が不条理だ。昨年、翌年のオリンピックの饗宴に夢を馳せて、新令和に新たな時代を期待し、さあ令和2年、これから災害復興、いよいよ日本も前に進むだろう胸を膨らませていたら・・それが。それがコロナが突然襲い、知らないうちに今や、日本は地獄絵図になるかどうかの崖っぷちに立ってしまった。いや崖っぷちから落ちてしまった。

個人生活でも、突然の結婚式のキャンセル、学校閉鎖、飲食店閉鎖・・な、なんでこんなSF映画みたいなことになるのだろう。しかもこのボクに、ワタシの上に。不条理な世界が現出しはじめてきたのだ。まだ「ある朝起きてみたら巨大な毒虫になっていた」(カフカ・変身)ほどの不条理ではないが(泣笑)。

不条理なコロナ禍に遭って、自分は何ができるのか、すべきなのか、参考になるのかどうかわからないが。急いで、簡単に要約してみた。

 

語り手でもある医師リウーは、

▲ まず、現実がペスト(コロナ)であることを直視し、何ができるかを考え、果てしない敗北にも抗っていく姿。これは現在の世界の医療団の基本姿勢だろう。

 

▲ 背景不明の旅行者タルーは、志願して患者の治療を助ける保険隊を組織する。これは使命感を持って自分の仕事を果たそうとする、看護団、ライフライン維持の方に相当するだろう。

多くのオラン市の市民は、世界から”追放”された(隔離された)状態の中で、初めは絶望するが、その絶望にも”慣れる”と現在を享楽しようとする・・「現在の囚人」

しかし、カミュは極限の禍の中で様々な人間模様を描きながら、人間の「連帯」に光を見ようとする。(英国で夜8時に窓から医療従事者向けに拍手を送るのもカミュの連帯だろう)

不条理への「反抗」をすることで「連帯」が生まれる。そして

我(われ)反抗す。ゆえに我等(われら)有り。の結論に達する。

 

カミュの「ペスト」は、他のパンデミック物語と違って極めて哲学的な思想を展開しようとしている。しかし、そこに描かれる人間模様は今のコロナ禍ともパラレルなシーンが多い。おそらく、戦争、災害、疫病といった不条理に降りかかる災厄に対して人間がとるところの怖れ・悲嘆・絶望そして望むらくは希望へのパターンには普遍性があるのだろう。そして、かっこよく言えば、多くの人が各自の「生きる意味」をその後に考えることも。

 

「ペスト」は小説では1年後に終息する。次の文章でしめくくられて。

「ペストは死ぬことも消滅することもしない。恐らくいつの日かまた、人間に不幸と教えをもたらすために、ペストはネズミたちを目ざめさせ、どこか幸福の町に送りこまれるであろう。」

 

 

◎ 100分de名著 カミュ「ペスト」 は、まだNHKプラスで見れます。本を読みたくないかたは、急いでどうぞ。

 

 


緑の風のアニー

2020年04月10日 18時37分22秒 | 日々の思い

4月10日

きょう、風はあるがもう寒くはない。

 

▲ コロナで休校中の小学校

空は青空で、気持ちがいい。

校庭の向こう側の桜の樹は花びらを落とした。

だが、こちら側の背の高い並樹には、薄緑色の若葉がいっぱいだ。

 

▲ 背の高い樹が並んで

 

 

▲ 小さい若葉をいっぱいに茂らせて、次の季節を待っている

 

 

▲ ポプラの樹。

 

桜はきれいだが、もう飽きた(笑)。

 

季節を先取りしたがるのがボクのブログで、ちょっと気が早いかと思うが

テンプレートも新緑シーズンに替えよう。

 

そして、来週は山へ行こう。コロナがどうあっても(笑)。

山となると・・ やはりジョン・デンバー。

 

Annie's Song :John Denver / 緑の風のアニー

動画は北海道美瑛から望岳台へ向かう道。

残雪の残る山は、そう十勝岳。

You fill up my senses

Like a night in a forest

Like the mountains in springtime ♪

 


非常事態宣言前に 桜・花散歩とは

2020年04月08日 06時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)

4月7日(火)

きょうの夕方には、非常事態宣言が布告されるという。

しかし非常事態であっても、散歩は良いということなので出かけた。

 

▲ いつも Sの森公園なので、久しぶりに I 山公園に行ってみよう。

ソメイヨシノも満開を過ぎて、花びらがハラハラと舞い落ちてくる。

散る桜は、なんとも風情がある。

 

▲ 学校は休みだから、当然子供たちが遊んでいる。

しかし、思ったほどには姿が見えない。

やはり、今夕に布告される非常事態宣言が微妙に影響しているのだろうか。

 

▲ 桜の多くは、既に花を落として葉桜の状態。

 

 

▲ 公園の道路を挟んで、向こうにはいつも通っていたスポーツジムの施設が。

他の公民館等の施設同様に、コロナでずっと閉館中だ。

ボクもジムには2か月近く行ってないよ・・トホホ。

 

▲ いつまでも、ゆっくりとお二人の時間を持つは 善きこと哉。

 

 

▲ 花をこんもりと付けている樹があった。

 

 

▲ これも桜だろう。

時期を遅くして、もっちりと、あでやかに咲き誇っている。

うばざくら? いいじゃない。

 

▲ このピンクの花をつけている樹もいいね。

 

 

▲ 桜ではないことは分かる。バラか? 

いくらなんでも違うだろうな(笑)

追記: オトメツバキです (文責 jun さん)

 

ガーデンはいたるところにあって、

▲ おひさまガーデンか。

もう少し陽が出ているといいんだけどなあ。

 

▲ 各ガーデンでは、主にチューリップが華やかに咲いて、目を楽しませてくれる。

 

 

▲ 中でも赤いチューリップは、やはり目を惹く。

 

 

▲ 百万本のチューリップをキミに(笑)

このチューリップは花弁が大きく見事だよ。

 

▲ このピンク色のチューリップも大きくて

 

 

▲ なんともゴージャス!

 

 

▲ 公園の管理棟&休憩室

誰もいないし、少し休もう。

 

▲ ”SPACE HYDE PARK”

おお、ここはハイドパークか。

Sの森公園が、NYのセントラルパークに似せていれば、ここはロンドンのハイドパークをモデルにしている?

 

▲  HYDE PARK  

 

 

▲ ここも芝生主体の公園だからな。言わんとするところは分かるよ。

 

 英国首相、ボリス・ジョンソン頑張れ。チャールズは、手を出さずにじっとしていればよろし。

 トランプは、ちょっとコロナ体験してみたらよいかも。あ、高齢者過ぎてヤバイか。

英国も米国も偉大な国。今回もなんとかパンデミックを乗り越えてくれるだろう。

 

 問題は我がJapan。あべちゃん、小学生みたいなマスクよりもっと大き目がいいよ。奥さんにみてもらえよ。あ、なおダメか。

 

てなことをつぶやきながら、駐車場に戻ると、

▲ クルマまで互いに離れて social distancing を心得ている。偉いよHarmony !  

 

さあ、気晴らし散歩は終わった。帰ろう。Stay home. だ。

コロナの我々への、本当の攻撃はこれから始まる。

 

 


この時勢だから 棒ノ嶺に登る

2020年04月04日 17時52分05秒 | 同上 (山歩き)

4月3日(金)

新コロで外出を自粛する人が増えている。緊急事態宣言が近づいていればなおさらだ。

しかし高齢者が家の中で過ごす時間が長くなると、いわゆる「生活不活発化」と呼ばれる心身機能の低下を招く恐れがあると専門家は言う

じゃあ出かけようかと機を伺っていたが・・(あまり関係ないんじゃない?キミの場合)

 

▲ 晴れているし、出かけた。

朝ドラを見て、一目散にここへ。ボクのホームグラウンドへ。9:20AM (標高253m)

 

▲ 有間ダム湖(名栗湖)の周遊道路をめぐって、登山口へ行く。

 

 

▲ 棒ノ嶺への登山口に来た。10:20AM (標高316m)

1月13日に棒ノ折山(棒ノ嶺)に登った時は東京都側からであったが、都内に踏み込むとコロ感の怖れがあるので、今日はまっとうに地元埼玉側からだ。

ここから白谷沢(しらたにさわ)に沿って登る、令和天皇も登られたコースで行く。

 

▲ ここは基本的に杉林の中を進む。

申し訳ない。あなたは杉林が嫌いか。

 

▲ 藤掛の滝

杉林が終わると、沢伝いが始まり滝にも遭遇する。

 

▲ 巨大な岸壁がのしかかってくるような、ゴルジュ帯に来た。

 

 

▲ ゴルジュ帯を過ぎて

沢を、左に右に注意深く渡っていく。

今日は水かさが少し多めかな。2本ストックがあったほうがバランスよく渡れる。

いや、足を滑らしても流されることはない。大丈夫、山靴が水浸しになるだけだ(笑)。

 

▲ うむむ・・山道が崩落している。

東京側コースでも昨年10月の台風・崩落個所があったが。大きな杉が根こそぎ倒れたのだな。

 

 

▲ 棒ノ嶺の山頂(標高969m)に到着。12:20PM

 

今日のお目当ては、このヤマザクラの樹だったのだが・・

 

▲ アカン。

全くまだ咲いていない。花の芽の状態じゃないか。いくら関東の開花が早かったからといっても、山の桜にはまだ早かったか・・

 

 

▲ ま、いっか。今日は新コロ対策、不活性化防止の為に来たのだから。

弁当だ。

 

▲ ジャーン!

きょうの弁当は、コンビニ助六寿司ではないぞ。

deco さん、ありがとうね。

 

▲ 何回もみている風景だが、いいのだ。

先日の日和田山の時は、沢から寒い風が吹き上げてきていたが、今日は無風でポカポカといい気持ちだ。

二人連れの女性連中が下山していったら、あたりは全く静寂となっていいねえ。クルマで淹れてポットで持ってきた熱い珈琲をすする。 いいねえ。

 

 

▲ 登山口へ戻る。

 

 

▲ ミツバツツジがやたらと艶やかに見える。

 

 

▲ 駐車場に戻ったときは、午後4時ごろになっていた。

いつもなら、この駐車場に隣接する「さわらびの湯」に入って、ここでそのまま寝てしまうのがお決まりなのだが・・

 

▲ 立ち寄り湯・さわらびの湯は・・

クルマがいっぱい。

今は、壇蜜・・じゃなかった三密を避けねばならない。

よしっ、帰ろう。「炭酸力のバブ」で家でSora温泉に入ればいいのだ。

今は、非常事態宣言前夜なのだ。