青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

雪国めぐり1 赤城高原SA泊

2013年01月31日 23時55分27秒 | 青い空の日は旅立(全般)
1月31日(木)

いよいよ、「雪国」へ旅立つ日がきた。

月末で、仕事が帰る間際にたてこんでしまった。
自宅出発は、10:00PM。

関越道は、ほぼ無風。しかも、今晩はクルマが少ない。
ほぼまっすぐな夜道を、黙って、前進する意志のみに委ねて走る。

ノンストップで、赤城高原SAへ到着したのが、11:35PM。

 赤城高原SA



「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」 の有名な一節から始まる川端康成の小説「雪国」。

この小説を最近読んで、小説の舞台になった湯沢へ行くことを、年末から目論んでいた。


明日この先の、群馬と新潟の国境(くにざかい)にある関越トンネルをくぐれば、もうそこは越後湯沢だ。

お天気は、明日が晴れ。あさってが曇り雨予報。暴風雪でなければ、充分だ(笑)。
明日、湯沢のスキー場へ行こう。そして翌日は、小説に描かれたいくつかの場所を、訪れよう。

ということで、では、では おやすみなさい。

秩父・三十槌の氷柱へ

2013年01月27日 21時44分19秒 | 青い空の日は旅立(全般)
1月27日(日)

1週間前のこと。「TVで、秩父のミソッチとかいう所のつららが大きくなってきたと紹介してたよ」と、decoが私に報告。
TVバラエティー情報は、彼女の方が圧倒的に私より多い(笑)。

検索してみると、秩父の山奥、大滝村の三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)のことだ。
ここの氷柱は夜、ライトアップされるのがウリのようだ。 じゃあ、行くか。

昨日出かける予定だったが、所用で今日になってしまった。
車中泊はもうできないし、ライトアップは、遅くなるのであきらめよう。

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朝、10時過ぎに自宅を出発。飯能から武州街道(国道299号線)を秩父へ向けて走る。
この武州街道は驚くなかれ、秩父の山を越えて信州佐久に通じるのだ。武蔵の国と信州を結ぶから武州街道。



▲ 途中「道の駅あしがくぼ」に寄る。この道の駅、このあたりの奥武蔵の里山の拠点で何度もきた。
昼食に、舞茸うどんとそば。コシが強すぎて、いまひとつだった。


午後2時近くに、「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」へ到着。



▲ 三十槌の氷柱はこのキャンプ場の敷地内にあるそうだ。駐車場は有料500円。ほぼ、駐車場は埋まっていた。




▲ この駐車場は高台になっていて、横下に川が流れている。
ふと、見やった手すりの向こうに、大きなつららが!(笑) あれは、氷柱?!




▲ 下方を見ると、そこがもう氷柱の場所だ。人が下から写真を撮ったりしてる。WAO!

早く、見に行こう。




▲ 駐車場が切れるところから、川下へ降りて行くのだ。




▲ まもなく、岩清水から自然に氷柱ができたところへ、きた。小ぶりだけど、きれいにできあがっている。




▲ もう少し近づいてみよう。




▲ 「ほおー」 と見上げる。




▲ すっきり、まっすぐ、刺すように、つららが大きく育っているねー。 お見事。




▲ ここまでは、天然の氷柱。ここから、さらに上流に行くと、先ほど駐車場の上から見下ろした「人工」の氷柱群が出てくるわけだ。




▲ ここからは人工の氷柱が見えてくる。人工とは、崖の上から意図的に水を流して造ったということらしい。
(他の個所で、水を運ぶホースが見えた・笑)




▲ では、人工氷柱ですが、楽しんでいただきましょう。




▲ ぶっとく、下の方は育っていますね。あまり水を流しすぎると、氷のカーテンウオールみたいな一枚板になってしまう恐れあるよ(笑)。




▲ けど、すごいねー。感心してしまう。





▲ 下流の方も少し歩いてみる。


ところで、この清流の名前は? 荒川なんだよ。ここから、秩父の町中へ流れていって、あの川下りで有名な渓流・長瀞(ながとろ)になって、そして熊谷、鴻巣、和光を通って、大江戸に流れ込むあの荒川になるのだ。
だから、ここが荒川の源流さ。

この右上がキャンプ場になっていた。




▲ キャビンが並んでいる。けれど、お客さんはいないみたい。寒いからね。


駐車場へ戻る。クルマの中でお留守番だったポロンを出して、少しお散歩。



▲ 「よく、みとき」
ポロンにも、氷柱を見せてあげる。 (分かったかな)


帰りは、「道の駅大滝温泉」に寄る。



こんな山あいは、日が陰るのも早い。陽のあたるところと影のところのコントラストが、かえって寒々しさを感じさせるね。

ありがとう、ミソッチ。 さあ戻ろう。



思いは駒子にあるが・・

2013年01月24日 22時17分58秒 | 日々の思い
1月24日(木)





トンネルを越えるとそこは、 だった・・・ではね(笑)。 ちょっと、東京人の島村にはキツイ
すまない、駒子。もう少し待っていてね。

 「雪国」


思いは熱くても、つい日和見(ひよりみ)になってしまう私なのだ(苦笑)。

今週末は、どこか青い空のところ、そうだあそこへ!!
今、冷え冷えしているだろうけど。


2013年の予定2 わたしのDIY

2013年01月19日 19時31分29秒 | 日々の思い
1月19日(土)

久しぶりに、ジョイフルホンダへ行った。

DIY(Do It Yourself) の資材だけでなく、あらゆる生活用品、食料品が一堂に売られている、大ショッピングモール。
フードコーナーもあり、一日じゅうプラプラしていられる大人の遊園地

今日は、今年のDIY課題のヒントを得るため来た。



今年やりたいDIYは二つかな。

一つはウッドデッキの補修。去年、decoさんにせかされて少しやったが、まだ板の張り替え、ペイント塗り直しが終わっていない。
この課題は、公約に掲げておくことにまず意義がある(笑)。

もう一つは部屋のリフォーム。これは新しい試みなのでやる気はある。しかし業者に頼まずに、果たしてどこまで自分でできるだろうか。
しかし、やってみたい。





旅もしたいし、DIYもやりたいし、どうしよう?(笑)

今年も、忙しい週末になりそうだ。



上野・あの谷中を散策2

2013年01月16日 00時13分57秒 | 大都会
1月14日(日)

なぜ、谷中(やなか)を散策する気になったかって? 

先週始まったNHKのTVドラマ、「いつか陽のあたる場所で」(火曜日夜10時) をdecoと観ていた。
そのドラマでは、上戸彩、飯島直子演じる女二人が刑期を終えて、住み始める場所がこの下町「谷中」なのだ。

しかも、decoによると、この谷中は最近よく雑誌などでも紹介されるらしい。

基本的に物見高い私は、「ふうーん、じゃあ上野のいけばな展のあと、行ってみようよ」

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東京都美術館から、寛永寺、谷中霊園の側を通って、30分ほどで私達3人は小さな通りなんだけど、人通りが増えて、なんとなくそれらしい通りに来た。

よく見るとそこはもう、「夕やけだんだん」と呼ばれる階段の上だった。
ドラマでも、スナップ的に出てくる所。

でも、decoが一休みしたいと言い始めたので、階段脇のテラス風の小さな店に入った。





休憩したあと、夕やけだんだんを、左前方に少し傾いた陽を感じながら降りた。
そして、夕やけだんだんを振り返る。




▲ 何の変哲もない階段。でもそこに座って空を見上げれば、美しい夕やけを見ることができるとか。
今ではたくさんの人達が夕焼けを眺めにやってくるそうだ。

ちょっと、夕焼けには時間が早すぎたな・・




decoと友達の二人の話は、学生時代にルームシェアをしていた東武東上線上にあるA町の話に。
「あの町も、こんな下町だったねー。安くてー。なつかしーねー。」

自分も行ったことのあるA町。 共通の青春時代の思い出が甦る。












帰りは、JR西日暮里駅まで歩いていって、decoと私は友達と別れた。

「またねー」




上野・あの谷中を散策1

2013年01月15日 00時10分32秒 | 大都会
1月13日(日)

お友達がいけばな展に出展しているので、見に行こうとdecoに誘われた。

上野 東京都美術館。「池坊東京連合支部 いけばな池坊展」





左右のバランスといっても、シンメトリーなそれではなくて、全体的な調和ということだろうか。

左の作品は調和に動きも感じられていいなあ。
右の作品はdecoのお友達の出展品。後ろの枝には小さい芽がいっぱい付いていて、荒野の枯れ木のような寒々しさを感じさせておきながら、目を近づけてみると春を待つ生命の息吹に気づく。このサプライズが面白い。真ん中の赤い小さな花は、活けた人の血の通った暖かい心のようにも思える。

いけばなって、シンプルな造形にもかかわらず、製作者の意図というか、隠れた精神性まで伝わってくる気がする。



このあと、「せっかく上野に出てきたのだから、この前ドラマでみた谷中(やなか)とかいうところへ行ってみたい。」

ということになり、おのぼり三人は上野の森を歩いて、日暮里近くの谷中へ。

【続く】



年祈願・青梅だるま市

2013年01月13日 22時45分54秒 | 同上(お祭り)
1月12日(土)

【「『おいぬ様』の御岳山」より続き】


日の出山のあと、再度御岳神社へ戻った。ここからは、ケーブルカーには乗らずに約40分かけて、ポロンと徒歩で駐車場まで下り降りた。細いが舗装道路なので難しくはない。12:30PM

クルマの中で昼食。1時過ぎに駐車場を出て、青梅市のだるま市へ向かった。30分ほどで着いたが、予想どおり駐車場探しが難航。結局、市役所の臨時駐車場が用意されていた。1時間100円。

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青梅のだるま市は、毎年1月の12日にJR青梅駅前の旧青梅街道の区画で行われる。寺社の境内で行われるのではなくて、街路で催されるのが特徴だとか。併せて屋台も多く出る。



▲ 「こんなに沢山のダルマ売れるかしら?ちょっと不安」




▲ 「この小さいダルマ、いくらかね?」

大小のダルマが道に並べられるが、どの店も価格表の表示が一切ない。客は、都度聞くしかない。おそらくサイズによる暗黙の共通価格はあるのだと思うが、外部者は聞かねばわからない。価格交渉を聞いていると、この客の小さいサイズでも2千円ぐらいする。大きいダルマとなると、万円単位だろう。




▲ 「奥さん、もっと安いのだって? あるかなあ。」




▲ 大きいダルマの目は、目隠しされているのが多い。この売り方は、青梅だるまの特徴だとか。

「身請け先が決まるまでは見せられないの、ホホ」

これじゃ、にらめっこできないなー。




▲ ダルマは赤色が定番だが、色んなカラーのダルマを売る店もあった。青色は合格祈願とか、祈願毎にダルマの色を変えて売っていた。しかし目は引くけれど、手にとる人はあまりいなかったような。


市民会館で「だるま展」をやっていたので、入ってみた。



▼ 中では、青梅だるまの各製作元のダルマ展示と、制作プロセスの解説があった。



関東でダルマといえば、高崎ダルマが圧倒的に有名だ。青梅と高崎の大きい違いは2点。
顔の色が青梅は白に対して、高崎は肌色に塗られている。眉、ヒゲが青梅は細いのに対して、高崎はゴツくいかめしい、ことだと展示物にあった。





▲ 手前のダルマさんの群れ。 向こうでは、ダルマさんが「釜ゆで」?にあっている。 可哀そうだね。




▲ ここは住吉神社の「お焚上所(おたきあげどころ)」。
去年購入の、祈願成就のダルマも、役にたたなかった(残念)ダルマも、ここで燃されるのだ。 新しいダルマに、みんなの願いを背負う座をゆずるためだ。
じっと黙って座っていてくれて、ご苦労さんでした。



青梅市は「昭和レトロ」で町おこしをはかっている。通りには、復元した古い店とか、いたるところに古い映画の看板がかかっている。



▲ ジョンウェインのリオブラボーだって。 ユーちゃんの「嵐を呼ぶ男」ってないかなあ。(キミ、いくつなの?)




▲ 広島風お好み焼きだとか、串焼きだとか、定番の屋台のほか、出ました。ケバブを売る店。欧州でよく見かけた。この肉をスライスしてパンに挟んで売る。私はちょっと、これ見た目気持ち悪いが、日本でも定着するのだろうか。アラブ人の兄さんが店番をしていた。



お決まりの露天もありましたよ。



▲ 子供は射的に熱中していた。身を乗り出して、打つ。八重の桜みたいな女の子は?見当たらないか。



▲ 伝統的な金魚すくい。こちらも真剣に、かぶりついている。






さて、今日は御岳山、日の出山歩きと、だるま市めぐりと盛りだくさんだった。

ぼちぼち、帰ろう。


♪ だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょー



「おいぬ様」の御岳山へ

2013年01月12日 22時48分50秒 | 同上 (山歩き)
1月12日(土)

皇太子さまの愛された山、奥多摩の御岳山(みたけさん)は、実は古くからのオオカミ信仰に基づく、現代「おいぬ様」の山だ。(ややこしい言い方しとるねキミは。あいかわらず)

今週1月8日付の日経新聞首都圏版に、埼玉、多摩にはオオカミのお札のある神社が多いとの記事があった。秩父の三峰神社、青梅の御岳神社がその代表格だと。

「ふーむ?オオカミが神様になってしまうんか?」 
今週土曜日は、青梅のダルマ市だから、併せて御岳山へまた登ってみようか。




▲ 朝6時に自宅を出て、7時に御岳神社へ上がるケーブルカー前の駐車場に到着。2番目の到着だった。ケーブルカーの1便は7時30分だったが、朝食も摂らずにかけつけたので、クルマの中で食事にした。
今日は、我が家の「お犬様」ポロンを連れてきているので、彼にもドッグフードをふるまった。

8時15分発の3便に乗った。片道人間大人570円、お犬様120円なのだ(笑)。


6分ほどで、ケーブルカーは御岳山駅に到着。ポロンは新しい乗り物に乗ったので、車中私の膝の上でブルブル震えていて、シッコされるのではないかと気が気でなかった。



▲ 早朝なので、参拝者も登山者も少ない感じだった。ワンコを連れているのは、私一人。

まもなく、こんな看板が。



▲ 日本武尊(やまとたけるのみこと)の山中の難を救った「おいぬ様」をご参拝下さい、と。


▼ あの山の頂(いただき)あたりに、御岳神社があるのだろう。



ポロンは、何も知らずに、久しぶりの散歩なので喜んで、私をグイグイ引っ張って歩いていく。




▲ 集落、山門の商店街(みせものや)を過ぎて、大鳥居と随身門のあるところまで来た。

ここを通って石段を上がりつづけると、本殿が見えてくる。



▲ 本殿。神社の正式名は、「武蔵御嶽神社」だ。



▲ 本殿の奥には、いろいろ万(よろず)の神の社(やしろ)が続いている。一番奥に「大口真神」(おおくちまがみ)の社がある。ここがオオカミ信仰のコア地だ。

本殿の前、両サイドに通常は狛犬(こまいぬ)がいるところには、まずこれだ。



▲ 右側



▲ 左側

実に、堂々とした、筋肉隆々の、狛犬ではないな。狼・狛犬か。

▼ このマッチョ狼狛犬の前では、ポロンなど吹き飛んでしまう存在だ。



ポロンの方でも、マッチョ過ぎて、関心の対象外のようだ。

やはり、こんな場所があった。



▲ 愛犬祈願所。神社のHPによると、昨年から「ワンちゃんの健康をお祈り」してくれるサービスが始まったようだ。どんな風に祈願するのか、興味があったが、まだ早くて愛犬家が誰も来ていない。ウチは? 宗旨が違うからダメと、Soraは頑なだ。ポロンちゃん、残念だね。

他にも、おいぬ様グッズが色々とあった。



▲ なんといっても、家に貼るお札だ。「武蔵國 大口真神(おおくちまがみ) 御嶽山(みたけさん)」黒い犬はオオカミだ。先の日経新聞記事によると、農家ないし元農家でこのお札を貼ることが多いとか。「作物を荒らすイノシシ、シカを退治する存在として、江戸時代からオオカミへの信仰が広まった」。かってオオカミは食物連鎖の頂にあった。農家はその力にあやかり、お札で大事な作物を守ろうとしたわけだ。その後に、盗難よけ、火難よけのご利益も加わり、オオカミは「おいぬ様」として一般に広まった。

お札の数え方は1対、2対だが、このオオカミのお札に限っては1匹、2匹だって。




▲ かわいい絵馬だ。



▲ 犬用のお守りもあるヨ。



▲ 絵馬を、こう並べるときれいだ。


私は宗旨が違うからか、ケチなだけか、一つも購入しなかったが。

本殿の裏へ回ってみる。



▲ 左に「神明社」。真ん中の奥に「大口真神社」。右に「旧本殿」が立ち並ぶ。


先ずは、「神明社」の前で鎮座する狼狛犬を見てみよう。



▲ 先ほどの本殿前のマッチョ狼のコンパクト版だな。顔・体つきは十分に立派。タテガミが獅子風だな。

次は、「旧本殿」前の両オオカミはどうかな?



▲ なんか腹の出たオッサン風のオオカミだな(笑)。ポロンがすり寄って頬ずりしてるよ。愛らしいんだよな。



▲ 右側のオッサンオオカミも同じ。ポロンは親しみを禁じえないのだろう。

そして、手前の「皇御孫命社」のオオカミは?



▲ これはオオカミというより・・・体形・鼻形からして、ブタかイノシシだよ。
ポロンは後ろに回って、なんか匂いを嗅ぎ始めたぞ。



▲ 私も後部に回って、微細に観察してみると。おh、菊紋まで、リアルだな。どおりで。


さあ、いよいよオオカミ信仰の本丸の社(やしろ)、「大口真神社」を見てみよう。



▲ 一番奥にある社だ。



▲ 縁起が書いてある。御岳山は日本書紀にも記述がある、由緒ある山なのだ。日本武尊(やまとたけるのみこと)が大白鹿に襲われた時、尊を助けたのが大白狼。そして、そのオオカミは大口真神と共に、この山にとどまっていると。

さあ、ここのオオカミはどうじゃ?



▲ ウーン、これはオオカミだ。この口いっぱいに、歯と牙が剥き出た、恐ろしげな口!!。赤ずきんちゃん助けて!(なんのこっちゃ) そして、この獰猛(どうもう)そうな目!!
本当に、オオカミのイメージだ。男はみんな、オオカミだぞ。



▲ ポロンちゃんは、この2匹のオオカミを見て、後ずさりします。
そして、吠え始めました。オオカミに向かってです。
「オイ、オイ、そう真剣にならなくてもいいんだよ。これ石だから。」だめです、ききません。


けどね、ほんものの狼はこれだよ。社の前に立たされなくて、横の原っぱの石碑なんかの間に一匹だけいるんだけどね。



▲ 皮膚も風雪でだいぶやられているけどね。荒野のローンウルフって感じでね。独りで、吠えているんだよ。特に月夜の時は、ウオーン、ウオーンと一人泣くんだよ。
一匹狼、って誰のことだ。



さあ、これで農民のオオカミ信仰が、商業的に都会人のワンちゃん祈願に転化して、存続していくことのフイールドワークは終えましょう。

今日の、青梅市でのダルマ市開始(午後1時半)までは時間があるので、私とポロンちゃんは、御岳山のお隣の日の出山まで歩くことにした。

片道約1時間の行程だった。



▲ 頂上到達。ポロンとの山行は初めてで、ポロンは足でまといになるかと思ったが、まったく逆。私をどんどん引っ張って上がっていった。アップダウンは、四足、四駆の強みだね。体全体を波打たせて上がって行ってしまう。私は2駆FRで坂に弱い。 おいぬ様、おみそれしました。



▲ 日の出山頂上。富士山もほんの一部トップだけ見えた。



▲ のどかな山並みだなー。


【続く】


2013年の予定 私の小さな旅

2013年01月06日 17時26分07秒 | これからの旅予定
1月6日(日)

日曜日の朝、NHK総合TVで「小さな旅」午前8時~ という番組がある。



首都圏を中心に日本各地の美しい風景と、そこで育まれる人々の豊かな暮らしを紹介する紀行番組だ。
見ておられる方も多いだろう。
30年も続いているとか。

私もパジャマのまま、レーズンデニッシュを口にほうばって、時折フレンチローストコーヒーをすすりながら、何気なく見ている。 
そして、ほんわりと癒された気持ちになっている。

番組のテーマ曲、「光と風の四季」(クリック) も心に沁みていく。

いいねー・・・ 絵もこの瞬間(とき)も・・・


で、考えた。 今年は、この「小さな旅」のイメージを基本コンセプトに、Harmonyと旅を積み重ねてみたいと。

美しい山河にふれるだけでなく、昔からの行事・祭り・イベントも体験してみたいな。
神社仏閣だけでなく、歴史遺産みたいな建造物も知っておきたいね。

もちろん、冬はスキー、春は花、夏は山、秋は紅葉を追っかけるという基本スタイルは続くだろうが、もう少し旅の幅を広げて、何か心が豊かになるものをつかみたいと思うのだ。


さあ、大言壮語?してしまった。

Soraの小さな旅2013、がこれから始まる。  Harmony、頼むね今年も。

Bon Voyage!!