青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

越中富山に来て

2016年08月31日 19時35分49秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月31日(水)

昨晩は、関越道・上里SAで車中泊した。

上信越道に乗り換えて走る。



▲ 妙高高原ICの近くに来ると、目の前には、

妙高山2454mが目の前に現れた!
尖がった頂上は、雲に覆われている。

待ってろよ、行くからな。


日本海に出て、今度は北陸道を走る。



▲ 1時過ぎに富山ICを下りる。

そして、あすまた来ることになるスポーツアリーナの下見に寄る。

ここは、明日からあのイベントのための臨時駐車場になるのだ。
午前中に入ったほうがいいな・・

富山湾に近い、今晩のお泊り先の道の駅へ向かう。



▲ 時間があるので先に、海王丸パークというところへ行ってみる。

帆船海王丸が左に係留されている。左には白くて長い新湊大橋が見える。
ここも「恋人の聖地」だとか(笑)。




▲ 道の駅カモンパーク新湊

この道の駅は、スポーツアリーナの駐車場から40分も離れていて遠いが、日帰り温泉が隣接していて便利。
で、車中泊地とした。




▲ 道の駅のレストランで夕食。

やはり富山湾はホタルイカと白エビだよねー。

で、「白えびづくし膳」2000エン(税込)を。

ほぼ白エビだけのかき揚げが、ホコホコサクサクで美味しかった♪


さあ、ブログも書いた。

温泉に行って寝るか。





甲武信ヶ岳登山(日帰り)~毛木平P・千曲川水源地・十文字峠周回コース

2016年08月29日 19時05分59秒 | 同上 (山歩き)
8月26日(金)

川上村の奥地、毛木平駐車場にて車中泊の朝。

予想どおり空は明るく、晴れ。



▲ 駐車場脇の登山口を6時半ごろに出発。


今日の予定コースは、



▲ 上方の駐車場をスタート後、左側(西側)の水源地コースをとる。

駐車場1460m ➡ ナメ滝 ➡ 水源地 ➡ 甲武信ヶ岳頂上2475m コースタイム 4時間10分

同じコースを戻れば、CTは3時間20分。

しかしそれではおもしろくないので、戻りは右側(東側)の十文字峠コースで帰りたい。
ただしこの戻りコースのCTは、5時間5分。ピストンに比べて2時間近く上乗せになるので、体調と時限をみて。





▲ 林道を歩き始めるとまもなく、黄色い花の群生が。

あとで調べると、キク科のマルハダケブキだ。
ピークは過ぎていて、正直気持ちの悪い群生だ(笑)。

後にも先にも、花はこれだけだった。




▲ ウムー、千曲川源流地まで4km先か。

ほぼ歩き始めた時から、左側に川がある。




▲ 駐車場には熊出没の表示があったし、このこんもりした山道。

とにかくひとけがない山道なのだ。(出会った登山者は2、3名のみ)

山歩きは哲学の時間。いつもはウルサイと思うのでつけないチンチロリンを初めてぶら下げた。

チロン、チロン、チロン ♪





▲ 左側の千曲川の源流は見えたり見えなかったりするのだが、見えなくてもゴーという流れの音は常に聞こえた。






▲ 出発から2時間近くたったころ、ナメ滝と呼ばれるスポットに来た。

頂上まであと2時間? うん、そんなものだろう。




▲ 平らな岩盤の上を、なめるように川が流れるからナメ滝。

でも、ナメて上を歩くと滑るよ。





▲ この山はこんもりと森林に包まれているから、林床が苔(こけ)むしているところが多い。

実は甲武信ヶ岳は、この信州側の千曲川だけでなく、埼玉側では荒川の、山梨側では笛吹川(富士川)の源流が出ている山。それだけ、豊かな森林と水を包容する山なのだ。





▲ おお、千曲川源流まであと350mか!

千曲川もだいぶ細ってきたな。




▲ ほぼ水源地近くの千曲川の様子。

もう水流というか水量も少ない。
数日前に大雨が降ったあとで、これだからね。




▲ トーチャコ!

シラビソの原生林に囲まれて立つ 「千曲川信濃川水源地標」。

水源の川はこの地標の左側にある。




▲ その川床を覗いてみると。

赤丸のところが、公式的な千曲川水源スポット。




▲ そのスポットには、ブルーのコップが置いてある。





▲ 葉の下の小さい洞(ほら)状の処から清流が、コンコンと湧き出ている・・。と書きたいが、チョロチョロと染み出ている。他のブロガーさんのレポでは、ここは干上がっていたと数週間前にレポしていたから、ボクはラッキーなのだろう。

ブルーコップを洗って、この源流水、日本最長川大河への一滴を、飲んでみると・・


あああ、これは・・・(嘆息)


冷たいけれど、普通の水だった(笑)。

でも、ありがとう千曲川の始まりよ。



さあ、次は甲武信ヶ岳の頂上へ歩を進めよう。



▲ 20分ほど上り詰めると、尾根に出た。

右に行けば、国師ヶ岳2592mへ、そして金峰山2599mへ縦走できる(もう登った)。
左を選んで、甲武信ヶ岳へ行く。

この分岐点から頂上までの30分弱は、一気に急登になる。



▲ ガレ場と空が出てきた。

あの上が、目指す頂上だろう・・






▲ はい、甲武信ヶ岳頂上2475m だった。10:28AM 

頂上からは、北に浅間山、東に八ヶ岳、南には富士山を眺める・・

と、ガイドブックには書いてあるが、ああ残念。

山頂は雲に包まれていて、何も見えない。

それでも、一瞬、雲の下部が切れて垣間見れたのが、次の写真。





▲ ま、これじゃあ、何も分かりませんわな。

頂上には、よく有る祠(ほこら)もなければ、三角点もない。

「甲武信ヶ岳は、昔から名山とたたえられた山ではない。・・決して目立った山ではない」と、深田先輩も認めている。しかし、彼が甲武信ヶ岳を「百名山」に加えた理由は、

甲州、武州、信州の三国の継ぎ目に位していて、その名前の付け方の魅力。
しかも、この頂上に降った一滴は、千曲川に落ちて信濃川となり日本海に入る。
他の一滴は荒川に落ちて大東京を貫流し、東京湾に注ぐ。
更に次の一滴は笛吹川に落ちて富士川となり太平洋となる、地勢的意義、深林と渓谷の美しさ

を理由としているようだ。

山頂には1時間弱ほど、とどまっていた。
登りの後半にはソロの男性と登っていて、ランチと共に色々話していたからだ。

彼は、そのままピストンで復路を戻った。
足が遅いからとその理由を言っていたが、埼玉のもう一つの百名山・雲取山を、普通1泊するのに11時間かけて日帰り!したそうだから体力はお持ちのようだった。

で、ボクは?

登りは、コースタイムどおりの4時間で登ってきたし、まだ11時。
疲れてないし、じゃああと5時間かかるが、予定どおり十文字峠周回コースといこうか。


甲武信ヶ岳頂上から真北へ向けていったん下って、また登ること約30分。



▲ お隣の三宝山(さんぽうざん)の頂上へ到達。

ここは標高2483mで、甲武信岳より8m高く、埼玉県内での最高峰だそうだ(笑)。





▲ 三宝山からの眺望は殆ど無いのだが、切れ間があって、雲がかかっていなければ向こうに↑、下に円錐形の甲武信岳が見えて、さらに右上には富士山が見えるそうだ。


三宝山から、又どんどん下っていく。
誰にも出会わない。

わざわざ、こんな周回コースをとる人は少ないのだろう。



▲ 尻岩と呼ばれるところまで下ってきた。

前方の巨大な丸い岩が、尻に見えるからの命名だろう。

この後は、写真のソロの男性と、2人組の女性との同走行となった。

全員初めてのコースであり、他に行き会う登山者もない中、コースを確認しあいながらの自然発生的な呉越同舟となった(笑)。ありがとうございました。



▲ 十文字峠コースは、かなりアップダウンが繰り返されるコース。

時々の高台から後ろを振り返ると、この山容↑が始終目に入ったが、どれが三宝山なのか、、甲武信岳なのか、金峰山なのか、もう全く見当がつかなかった。





▲ ジャーン。

呉越同舟の女性の一人が撮ってくれた写真。

「脚が長く見えるように撮って」 と言ったら、かなりローアングルから構えて撮ってくれた(笑)。

hiroko様、汗だくのTシャツのSora です(爆)。





▲ 次のポイント、大山の頂上2225m へようやく到達。

甲武信岳を下って既に3時間たっているのに、標高的にはまだ250mしか下っていない。毛木平の駐車場へは、あと770m下る必要がある。これは確かに5時間の下りコースだ。甲武信ヶ岳をもう一つ登っているようなもの(笑)。


十文字峠、十文字小屋近くで、事前に警告されていたように先日の暴風雨での倒木があった。



▲ 迂回するのは面倒なので、同行者ともに倒木をまたいで、乗り越えていった。





▲ 十文字小屋2035m に到着。

小休止後、すぐスタート。
ここからは、駐車場まで1時間半の行程のはずだ。

中途で、八丁坂という急傾斜の山道を下る。

なんともなかった右脚の膝が少し痛くなってきた。
今まで痛くなるとすれば、左脚の膝だったのだが。

その左脚は何も感じないから、右脚を少しかばい気味にして下りてきた。





▲ ああー、やっと駐車場が見えてきた。


4時半に無事、帰還。
お疲れさまでした。

休憩も入れて、約10時間の山行となった。
10時間というのは、利尻富士以来だ。
あの時は山道が素直だから、どこも痛みが生じなかったが、今回は岩コロ道が多かったうえ帰りにアップダウンがあったので、右膝に若干痛みが生じたのかも。


クルマの中で、いつものようにスタバフレチローストを淹れて、キューッと口に注ぎながらドーナッツをかじって、1時間ほど休息。






▲ クルマを走らせて、着けたのが清里丘の公園にある「天女の湯」。

美人の湯はあちこちにあって、また皆さんあちこちで試されているでしょうが、ここは天女の湯。
天女までになりたい方はどうぞ。


お風呂のあとは、道の駅・南きよさとへ移動してそこで車中泊。
翌日、また年金生活者らしく無料国道20号線を伝って無事帰った。





関連記事: 義母の見舞い 2015.12.5

千曲川の源流を訪ねて~川上村へ

2016年08月27日 22時30分28秒 | 同上 (山歩き)

8月25日(木)

去る8月11日は、新しい国民の祝日「山の日」だった。




▲ その日のスペシャル番組で、とにかく「日本一」にちなんだ山々を取り上げていた。

そのなかで、「日本一長い川」の水源をもつということで、ある山が紹介されていた。




▲ まず「日本一長い川」とは信濃川 + 千曲川のことで、全長367km。

この川は、下流の新潟県では信濃川と呼ばれ、上流の長野県では千曲川と名を変える。
そして千曲川の源流は甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)にある。
番組ではエッセイストの華恵さんがガイドさんとともに、源流を求め渓流歩きを楽しむというものだった。




▲ 千曲川は家内の実家の佐久を流れ、ボクも何度もその清流をご紹介したところ。

さらに源流を持つ甲武信ヶ岳は、その頂上が山梨県(州)、埼玉県(州)、長野県(州)の3県が交差する地点にあることから名付けられている地元の山。

埼玉県人としても、これは登らなくては。






ということで、天気をずっとうかがっていたが、本日朝10時過ぎに自宅を出発した。

いつもなら中央道を使うのだが、年金生活の身、有料道路は避けて国道20号線つまり甲州街道をひたすら走った。初めての体験だ(笑)。



▲ 須玉、清里、野辺山を経て、南佐久郡川上村に入ったのは3時過ぎ。

その名もまさしく川上村。日本一長い川の源流地なのだ。
川上村はキャベツ、レタス等の高原野菜の産地。
レタスは日本一の生産量だとか。
行きかうクルマは、乗用車よりトラクターの方が多そうだ(笑)。

同じ寒冷地の野辺山との違いは、川上村は四方全く山に閉ざされていることだ。




▲ 「ヘルシーパークかわかみ」という村の保養施設に寄る。

ここには、診療所、保険施設、トレーニングルーム、そして入浴施設がある。
入浴施設は、温泉ではないがお風呂に300円で入れる。
シャンプー、ボディソープ付きだということを電話で事前確認してある。

キレイ好きのボクは、さっぱりしないと眠れないのだ。



一部未舗装道路を通って、毛木平駐車場に到着。
ここは、信州でもディープな地だということがすぐ分かった。



▲ 携帯が通じない。 外界との連絡が取れないのだ。

それでも、ウロウロとポケモンGを探すがごとく駐車場をスマホを持って歩き回ると、かすかにアンテナが立つところがある。数分後には消滅するのだが。

うろついて、ブログコメントにも何とか返信差し上げることができた。

垣間見れた甲武信ヶ岳の登山指数は、明日の天候は終日Aランク(登山適格)。
いつもは信じないこの指数も、都合の良い時だけは信じる。


ヨシッ!!

明日は源流探し、登るぞ!


この続きは ⇒ 甲武信ケ岳登山(日帰り)をクリック!


 


好きなポスター

2016年08月24日 16時42分13秒 | 日々の思い
8月24日(水)

7月に礼文島へ渡った時、1枚のポスターを買った。
帰ってきてからも、キャンカーの後ろに入れたままになっていた。

そろそろ張らなくてはと、今日ボクの部屋に貼ってみた。
しかしゴチャゴチャした部屋なので、これは似合わない可哀想だ。





▲ で、寝室に貼った。

ウン、いいんじゃない。部屋が明るくなった。
花の浮き島・礼文島

島の高山植物園へ行った時、館内に張ってあったもの。
買ってきて良かった・・



ちなみに、ボクの部屋には、


▲ 八ヶ岳の3D・立体画風の鳥瞰図だ。

八ヶ岳の各ピークはもちろん、マイレイク、小海リエックス、清里サンメドウズ、小淵沢スパティオetc, み~んな載っている。

八千穂高原自然園で、昔買った。
各スポットへ行く前にちょっと眺めて、イメージを膨らませるのは楽しい。
(部屋のゴチャゴチャは見ないようにしている・笑)


好きな想い出のポスター。

リタイヤ生活のリアル~旧交あたためる いざ都心へ

2016年08月19日 17時38分50秒 | 日々の思い
8月18日(木)

久々に、都心に出た。
2月の下旬にリタイヤして、都内に来たのはこれが初めてだと思う。

あいにく、今日は曇り空。
ま、人に会うのには空模様は関係ないから、良しとしよう。



▲ 待ち合わせは、この公園だ。

実にもう何十年ぶりに、足を踏み入れたこの公園。
約束の時刻までにはまだ30分ほどあるから、1周してみよう。




▲ 都心にも拘わらず木々も多く、いい公園だね。

かなり湿度が高く、むっとする空気には閉口するが。




▲ 公園の一部は(皇居だと思う)お堀りにも面していて。

ブルーセージが咲いていた。
ウチのも咲き始めていたよ。




▲ 花壇も、もちろんあって。

花を見ていたら、思いはずっと昔に飛んでいって・・

ここで、彼女とデートしたことがある。
あの頃は髪が長くて、花をみると邪魔になって。
(花はどうでもよかったのだが)





▲ あった、あった。

日比谷公会堂!
えらく古いなあ、今も使われているのだろうか。
彼女のサークルのマンドリン演奏会だったか、ここに見にこらされた・・



はい、ここはご存じ日比谷公園だ。

公園には噴水があるところもあった。
あそこで、デモの集会があってわざわざ来た事があったよな。
遠~い昔。


おっとっと~。
約束の時間だ。



▲ 公園内にある、松本楼へ。

名前は聞いたことがあるが、ボクは初めての場所だ。





▲ 日比谷松本楼は、1903年(明治36年)の日比谷公園の開園と同時に、ここで営業を始めた超・老舗の洋風レストラン。

3階には仏蘭西料理もあるようだが、我々はせいぜい1階のグリルでランチといこう。




▲ 何はともあれ、とりあえずカンパーイ。


そしてお食事は、



▲ 「長く愛されてきた昔ながらの味、松本楼のハイカラ料理」ということで、

ここはやはりコレ!ということで、お相手は「ハイカラビフカレー」880円(税抜き)~ 左

ボクは、お腹が空いていたので、「松本楼の選べるビッグプレート」1580円(税抜き)~ 右
オムレツライスにカレーソースを選んで、肉はハンバーグにした。


ウン、おいちー。
カレーは香辛料いっぱいの今風の味ではなくて、マイルドな塩味の効いたもので、一口で文明開化の味がする(なんのこっちゃ)。

これを食べて、いつまでもハイカラにいきたいものだ(笑)。


今日の相手さんも、来年1月には引退予定でして。
色々と、食事をはさんでの話は尽きず。




▲ それで、日比谷公園近くのTホテルへ。

え、Tホテル!?

ロビーだよ、ロビー。
涼みに(だけ)ね。


これがリタイヤ生活のリアルだよ、と早速彼に教えてあげた。



お盆も中休み

2016年08月12日 18時21分28秒 | 日々の思い
8月12日(金)

ジムのあと、いつものSの森公園に寄った。




▲ 朝方曇っていたが、陽が照るとまた夏の輝く光景に。





▲ お孫さんと、水辺で涼んでいると、亀ちゃんが寄って来るよ。




▲ でも、ここまで迫ってくると・・怖いよね。

これは、外来種のミドリガメ。
キミタチ、当然日本古来の奥ゆかしさなぞ無いな(笑)。





▲ お盆休みの最中だが、きょうは一応平日。

だから、この公園でも人出は少ないようだ。

どこそこに無理して出かけなくとも、公園でゆっくり涼んでいるのもいいね。





▲ ポプラ並木に、傾きかけた陽が射す.

新緑が、透けるように輝いて・・・

これだけでもいい。





那須岳~気軽にアルペン気分

2016年08月09日 21時48分20秒 | 同上 (山歩き)
8月7日(日)

那須岳駐車場での朝。

6時半ごろ那須岳を目指して登頂開始。



▲ 登山口には狛犬がお出迎え。

頭をなでて、登っていく。

しばらくの間、樹林帯が続く。
勾配はきつくない。





▲ 道すがら見かけた花々。

ほどなく、展望のいい道になる。



▲ 右手には朝日岳、左手には茶臼岳、前方には両方への分岐点の峰ノ茶屋が見える。

ほとんど平坦な傾斜面の道を歩く。
気温は28度。
今シーズン初めてTシャツ1枚だけになって歩く。
時折、風がそよいできて直に肌にあたり気持ちが良い。




▲ 峰ノ茶屋1720m が見えてきた。

残念ながら、茶屋ではなくて建っているのは避難小屋。
茶臼岳と朝日岳の鞍部になっているここは、風の通り道。
天候が悪いと突風が吹くことがあるとか。



▲ 峰の茶屋で一休み。

風は特に強くない。

後ろの山がこれから登る茶臼岳だ。
斜面の右手には、わずかだが白い噴煙があがっていた。
茶臼岳は、当然活火山だ。

おっと、那須岳という山があるわけではなくて、茶臼岳と朝日岳、それに三本槍岳等の那須連山の総称だ。
最高峰はこの茶臼岳1915m。

さあ行こう。



▲ ガレ場に足をとられないようだけ、気を付けて200mほど上がれば、お釜に到着。

ここのお釜は、水が溜まっているわけではない。
お釜周辺を右に回って茶臼岳の頂上へ出る。




▲ お釜回りの途中で、登ってきた下方を振り返る。

赤丸印が、先ほどの峰の小屋・・
その向こうの、ゴツゴツの山稜を登ったところが朝日岳らしい・・
朝日岳とは逆の左方向の高い山のどれかが(笑)三本槍岳。

足元の茶臼岳と、朝日岳三本槍岳がいわゆる那須岳(100名山)をなす、と深田久弥先輩は書いている。




▲ 頂上への鳥居。

「那須嶽神社」のプレートを掲げていた。




▲ 茶臼岳山頂1915m。小さめの祠(ほこら)があった。

ここからの展望は、360度パノラマなのだが、雲がところどころかかっている。
(かかっていなくても山の特定はボクにはできないが、円盤方位もなかった)


まだ、8時台だしランチというわけにもいかないので(笑)、よし茶臼はこれで下山だ。


峰の茶屋まで下りて、朝日岳へ向かう。

目の前の山腹を右から巻くようにして、次なる岩稜地帯に向かう。



▲ 岩稜地帯へ向かうまでの山道で見かけた花。





▲ 朝日岳がまじかに見えて来る。

赤茶けた山肌は、切れ落ちてかなり崩落しているようだ。




▲ もう岩だけの稜線を伝っていく。




▲ それでも岩のところどころに、高山植物はあるもので。

きみたち、よく見かけるね(笑)。





▲ 「気軽にアルペン気分」と題をつけたが、展望が良くて気分も軽やかになる山というだけで。

クサリ場が続き、このように道が細いところもあるから、滑落したら大変なことになりますので、口笛は吹かないほうがよろし。





▲ 朝日の肩 に到着。

ここから先に続く道は、三本槍岳へ至る道。
往復で2時間ぐらいかかるので行かない。

もう一つの正面には、



▲ はい、朝日岳の山頂が見えてまして、ここを登ります。

この「朝日の肩」のベンチ横に、弁当と水しか入っていないリュックを置いて山頂へ向かった。




▲ 10分ほどで、朝日岳山頂1896mへ。




▲ 茶臼岳の方を見やるが、残念ながら雲がかかってよく見えなかった。





▲ 山頂を確認後、とりあえず朝日の肩へ降りる。

右に登山道が続いているのが見える、三本槍岳へは行くかどうか悩んだ。
天気は晴れなのだが、どうもクルクル空の雰囲気が変わっている。
気温が高いし、雷雨も考えられる・・・やめた。

朝日の肩で、いつものようにコンビニおにぎり弁当を食べたあとは、来た道をそのまま下った。



▲ 下りの道で新たに発見した花でして。左のが珍しいかな。

下りは、難なく終了。

ときどき山頂を振り返っていたが、暗い雲がかかったような・・

その後は知りません。もう振り返らない人生なので。




▲ 駐車場へは、昼過ぎに到着。

早い帰還だな。もう一度、昼飯にしようか(笑)。

いや、いつものように下山後はスタバフレンチローストを淹れてドーナッツを食べて、渇きを、疲れをとった。

避暑にも来たわけなので、もうすこしここにいようかとも思ったが、Tシャツの首回りから立ち上る硫黄臭、いや硫化水素臭をなんとかしたいと思った。

で、山を下る途中で目に入ったここへ飛び込んだ。



▲ 休暇村那須。

ここには、大丸温泉・相の湯というのがあった。
860円と、ちと高かったが那須高原が風呂場から望めるし、泉質が匂わなくてすっきりした。
備え付けのシャンプー類も、立ち寄り湯に入り込んでいるあの共通品ではなくて、クセのない高そうなもので満足した(笑)。



HPより


そのあと、道の駅の御用邸に泊まって、翌朝帰宅。





暑いから那須岳へ

2016年08月08日 17時29分20秒 | 同上 (山歩き)
8月6日(土)

この日曜日の天候が、晴れ予想に。
で、急遽どこかの山に行くことにした。

当初、新潟県境の妙高山かな・・と準備したが、
新潟の山?いかにも暑苦しそうなところだなあ(笑)。

ということで、那須にした。
那須なら御用邸もある伝統的な避暑地だろ。

昼過ぎに自宅を出発。
東北道・那須ICを下りて那須高原を上っていった。



▲ かなり山の上にあがったところで、元湯・鹿の湯というところにきた。

硫黄臭がプンプンする。




▲ 右の入口から入ったあと、硫黄水がながれる川を渡り廊下で渡って浴場にいく作りだった。



館内に掲示のあった写真より

▲ 驚いたのは、シャンプー・石鹸使用不可。

お湯に浸かるのみ。
湯温度は3段階あって、ボクは一番低い41度に入浴。当然だろ。

真水のうたせ湯がチョロチョロ落ちる場所はあるのだが、不十分で体全体が硫黄臭くなった。




▲ 那須岳駐車場。

ここで前泊だ。標高1460mのここはさすがに暑くはない。
外気温は23度ぐらいだったかな。

あすは那須岳(茶臼岳、朝日岳)に登ろう。
他の皆さんも避暑にきたのではなくて、登りに来たのだろうな(笑)。





つかぬ間の避暑2

2016年08月04日 22時06分51秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月4日(木)

佐久市はずれにあるほっとぱーく浅科での朝。

数分先にある穂の香乃湯に入ったあと、ここをネグラにするのが最近のパターン。



▲ 今日は朝から晴れている。




▲ トイレの入り口。

ここに、前々からツバメが巣を作っているのは知っていた。

糞よけの段ボール箱が置いてあり、
頭上の巣には黒いアタマが見える。




▲ おお、三羽が雁首(がんくび)並べている。

親ツバメらしいのが餌を運んでくると、とたんに黄色い口を丸くしてピーピー泣き始めた。

おお、これは子ツバメなんだ。

かわいいのー。



いつまでもツバメの観察をしているわけにはいかない。
さて、きょうはどこで時間をつぶそうか。

つかぬ間の避暑

2016年08月03日 15時22分49秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月3日(火)

きょうと明日は、家内実家の信州・佐久に滞在。
ホームの義母見舞いだ。

義母との外食、その他庶務事項は、家内と義弟に任せて、ボクはまたフラフラとこの辺りを散策だ。ようやく、ボクらしくなってきた。




▲ 地場のスーパー、ツルヤで食料品を少々調達。

この辺りの食料品は、私の住む大都会(笑)より、明らかに安い。
それはボクにですらわかるから、好きだね。





左:ツルヤのパン。全品99円(税抜)だ。アンパン、ジャムパンの類いが安いというのではなく、なんとかクランベリー入りなんとかフイーユがという種類も、全品99円だ。
明日の朝食を仕入れた。

右:ジャム類も品数が多く安価。やっぱりリンゴとイチゴ類が多いかな。
りんごバターは、もう飽きたので買わない。今日は、巨峰ジャムでいってみよう。

あ、主婦をやってしまった。
(恥ずかしい)



調達後、夜の会食までの時間つぶしに来たのが、



▲ 佐久穂にある、マイ・レイクだ。

前回からだいぶ間が空いたが、好きなところ。
正式名を載せると、押し寄せるから載せない。




▲ あいかわらず、釣り好きが糸を垂れている。

信州サーモンニジマスが釣れるはずだ。

今日は、あいにく曇っていて八ヶ岳などの山並みは雲に隠れている。





▲ ちょっと遅くなったが、ツルヤ弁当を食べて・・・

見ると気温は24.5度。登ってくるときは29.5度だったから、下界より5度低いか。

これは読書するにはいい、うってつけだよ。

なあ、ポロン?

(オマエに言ってもわからんか)