青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

春のいぶき

2016年03月25日 22時09分18秒 | 日々の思い
3月25日(金)

きょうは久しぶりに晴天だった。

ちょっと庭をチェックしようか。




▲ アンジェラつるバラ。

庭の片隅に這わせた。
年2回咲くのだが、肥料をやらないので2回目は力尽きてしまう。
今年は? 

つぼみはまだだが、若葉が順調に広がってきた。


正面に出て、



▲ 柏葉アジサイ。

つぼみ、か若葉か知らないが、こんなのがあちこちに出てきた。
この薄緑色がなんともいえず柔らかい。





▲ モッコウバラ(黄色)。

正面の手製フェンスを飾ってくれるツルバラ。

小さいつぼみが、無数に出てきたよ。


芽吹きではないのだが、我が家では数少ない花が玄関で自己主張しているので無視できなくて↓。



▲ いつも慎み深いクリスマスローズ。

みんな恥ずかしげに顔を見せてくれないので、




▲ カメラを下からのぞかせて盗ってしまった。

(誤解されてるよキミ・笑)



オトコが花の写真を載せ始めたら、ジーサンだと言ってなかった・・?
いや、コンデジでの接写・ボカシの限界を試してみたかっただけさ(笑)



東京は桜の開花をしたし、
やはり、季節先取りスタンスとしてブログPCテンプレートを代えよう。



さあ、どこへ行こうか、
Sora クン?


みちのくスキー紀行~五所川原・ストーブ列車

2016年03月23日 14時20分57秒 | 青い空の日は旅立(全般)
3月16日(水)

昨日八甲田山でのスキーを終えたあと、青森市内に下りてここ五所川原(ごしょがわら)へ来た。
駅前には適当な駐車場がなくて、交番で教えてもらった(笑)この岩木川河川敷で車中泊した。



▲ 無料駐車場だが、五所川原市に働きに来る人の駐車場になっているようだ。

夕方には車が一斉に無くなり、朝に又ぞろぞろと集まってきた。




▲ 南手には、岩木山1625m が見える。

別名津軽富士。本州最北の百名山だ。


河川敷から10分ほど歩いて市内中央に出た。



▲ JR五所川原駅に隣接して、地元農協や沿線住民が株主の津軽鉄道の五所川原駅がある。

津鉄は観光客にはストーブ列車の存在で有名。
いや、有名とは言ってもボクは、NHKBS2月25日放送の「中井精也のてつたび」で知ったのだが。

ストーブ列車は他の運行列車とは別にストーブを設置した列車だ。
12月から3月31日まで期間限定で走る。

1日3便。その始発は、午前9時20分。

まだ時間があるなあ。




▲ それで、駅から5分ほど川方向へ戻ったところの喫茶店へ入った。

モーニングセット。

ゆっくり食べていたら、

やばい、9時20分まであと5分しかない!

走れメロス!

と走っていった。
切符は買ってあったのでギリギリ間に合った。



▲ 乗り込むと、すぐ売り子さんがまわってきた。

ボクは当然ストーブの前に陣取った。
他の乗客さんは、ストーブから離れて座っているかたもいる。
(今日は別に寒くないからなあ・・前だと熱いか・笑)




▲ ここでのウリはスルメと地酒。

事前3日前の予約で、ストーブ弁当、だざい弁当等の駅弁も食べられるようだ。




▲ ボクは運転があるのでお酒はダメ、スルメだけの購入となった。





▲ スルメを買うとねー、おねーさんが焼いてくれるの。

クルクルにならないように、トントン叩いて延ばしながら。





▲ そして切り裂いてくれて、

「はい、どうぞ」

おねーさんは、仙人語でなくてボクにも分かるように話してくれるので、ちゃんとお話しができた。




▲ 列車の後方にも、もう一つストーブが設置されている。

今日は平日、始発だからだろう。
観光客は少ない。



▲ 車掌さんが改札にくる。

金木(かなぎ)までの半分コースで乗車券が1100円。
ストーブ列車に乗る人(観光客?)は、ストーブ列車券400円がそれに加算される。




▲ ダルマストーブの燃料は石炭だった。





▲ 車窓からの津軽の風景。

3月半ばで、もうほとんど雪は融けている。
残念だけど、しょうがない。





▲ 沿線の駅は無人駅っぽい。

1日15便ほど運行される(うち3便がストーブ付き)ので、地域住民にとっては依然重要な足になっている。





▲ 総コース半分の地点にある金木駅で降りた。

単線なので、昔懐かしいタブレット交換が、上下線のすり違え時に行われる。

おお、上り線列車名は「走れメロス号」だ。
もう走ったよ。




▲ ストーブ列車の屋根には、当然、煙突が2本出ていた。


ここから更に足を伸ばして、次の駅まで行ってみた。



▲ 芦野公園駅だ。





▲ ここに来たのは、席を隣り合わせた青年から次の駅の駅舎が面白そうですよ、とガイドブックを見せてくれたからだ。

喫茶店駅舎:太宰治の小説「津軽」にも登場した旧駅舎を改装した喫茶店。太宰が愛したとされる「昭和の珈琲」が人気。

しかし、閉まっているじゃないか。
よく見たら水曜は定休日だった ガイドブックにもそう載っていた。
Ummm 


で、金木町に戻る。



▲ お店の看板から。

そう、ここは太宰治の生家があるところ。
この地を題材にした小説「津軽」も書いている。




▲ 太宰記念館「斜陽館」

彼の生家を記念館として公開している。
和洋折衷の素晴らしい、豪農らしい家だったと記憶。

2008年8月の東北祭り周遊の際に見学したから、今回はカット。


代わりに、前の店で食事をしていこう。



▲ 大勢の団体さんが食事していたが、食事しおえるところだったからラッキー。

注文したのは、ほたてラーメン。1190円。

陸奥湾の昆布、ホタテの旨みが十分でていて、美味しかったよ。

そのラーメンを食べ終えると、ラーメンどんぶりの下側に文字が出てきたよ。



▲ 汝を愛し 汝を憎む

記者から故郷・津軽地方の感想を求められて、太宰が答えた言葉だそうだ。

キザですね。ま、ふるさとへの思いは2面性がありますけどね。
歳をとれば、愛す度合のほうが増えると思いますが。


五所川原に戻る。
五所川原は、ストーブ列車よりも(笑)なんといっても、巨大な立佞武多(たちねぶた)で有名。

2008年8月には、青森の佞武多(ねぶた)と合わせて五所川原にも見に来た。




▲ 立佞武多の館(左)とそこに展示してある佞武多の実物(右

きょうは、みちのく紀行の最終日。
ここで、お土産を買っていこう。



帰路に着く前に、もう一つ寄るところがある。



▲ 岩木山に向かって走り出す。




▲ そして着いたところが、ナクア白神スキーリゾート。

旧名は鰺ヶ沢スキー場。ブロ友、りりさんが昔よく行かれたというスキー場だ。
コメント欄で、私がりりさんの懐かしの地をレポしますよ、と請け負って聞いたスキー場だ。
りりさん、すみません。所要ができて、ここで滑っていく時間がありません。
ちょっと、見るだけでお許しを。

風が強くて、ゴンドラは運行休止になっていました。



▲ 当然、ゴンドラ脇のゲレンデには人影がありません。

広大な駐車場を間に挟んで、右側のゲレンデにもスキーヤーは、パラパラという感じでした。
ゲレンデコースは割と変化に富んだ扇状で、時間があれば滑りたいところでしたよ。


スキー場を下って、岩木山の回りを周回するように走行。



▲ さすがに麓はまだまだ雪が残っている。


もう少し走ったら雪がまばらになって、道の両側は枝だけ伸びた春を待つりんご畑一面になった。

まもなく、弘前を過ぎて大鰐弘前IC から帰路・東北道に乗った。


そして、ラーメンどんぶりに書いてあった、もう一つの太宰の言葉を思い出した。


さらば旅人よ 命あらばまた他日

元気でいこう 絶望するな

では、失敬
     

『津軽』








8(車中)泊9日間
総走行距離 1,806km


みちのくスキー紀行~八甲田山でスキー彷徨?

2016年03月21日 11時02分07秒 | 同上 (スキー)
3月15日(火)

道の駅碇ヶ関(いかりがせき)の朝。



▲ 予想どおり、今日は晴れのようだ。

しかし、今日これから行かんとする八甲田山近辺は一筋縄の天気ではない。
ライブカメラで八甲田へ至る道をチェック↓。



▲ 黒石ICからおりて上る国道394号、7:45AMのライブカメラ画像。

その酸ケ湯と八甲田への分岐点の城ヶ倉付近は、雪が残っているのが見て取れる。
しかも気温は、マイナス4.3度。
この温度では、この道路は今明らかに凍結している。

で、9時過ぎまで道の駅で待機。
八甲田ロープウェイの9時からの運行確認。現地は曇り。

じゃあ、出発するか。



▲ 国道394号は急登ではない。ゆるやかな坂道。

初めはドライ道。後半では写真のように雪混じりの道に。
しかし凍結はしていない。溶けたのであろう。

スピードは2nd, Low ギアで慎重に運転してきた。
幸い、スリップする場面はなく、



▲ 10時頃に、八甲田ロープウェイの駐車場に到着。


早速、滑走準備して10時40分発のロープウェイに乗る。



▲ ロープウェイは20分間隔で運行。頂上まで約10分。

片道1180円、往復1850円。
滑り降りてくるのだから、もちろん片道切符でいい。




▲ ロープウェイ頂上駅。1326m

ここから下りたスキーヤー、ボーダーは蜘蛛の子を散らすように、三々五々どこかへ消えてしまう。
こんなところに、もたもたしていると寒いからだろう。



▲ 一応案内図は立っていて、「山頂公園」になっているらしい。

雪がなければ、いろんな花が咲く「公園」なのだろう(笑)。




▲ この頂上から下へ下る、管理されたコースは2本。

左回りで降りるフォレストコース、右回りで降りるダイレクトコースだ。

それ以外はBCの山岳スキールートで、事前届け出制になっているようだ。




▲ スキーマップで見ると上のとおり。


最初は、左回りのフォレストコースに行ってみよう。

始め1kmが急斜面ですが幅は広いです。後半は緩斜面の林間コースとなっております。
中級~上級 5km 最大傾斜30度 平均8度





▲ さあスタートだ。




▲ 山の方面で谷間に向かって降りて行く。

粉雪が雪面に乗っているが下は硬い。
急になっている個所も確かにあるが、ゆっくり滑走すれば問題ない。

とにかく、赤いポールの間の中を滑走していけばいいのだ。




▲ 杉の木なのだろうか、よくわからないが、クリスマスツリーがいっぱい生えている感じだ(笑)。





▲ 赤いポールが見当たらないところは、この「フォレストコース」の表示が頼りだ。




▲ 緩斜面の林間が続く。

「フォレストコース」の表示を見失って、オロオロしかけた時があった。
雪が降り続いて視界が悪くて、初めて降りるときはヤバイと思ったな。
周りには、キミしかいないから。




▲ 後半のほぼ平地斜面。





▲ ロープウェイ下へ戻ってきた。

所要時間は、約30分。
写真をあちこちで立ち止まって撮っていたからな。
ただ降りるだけなら半分の時間か。




▲ 昼になっていたので、山菜そばを食べる。

冷たいカメラは室内暖気で曇ってしまった。



12時20分発のロープウェーに乗り遅れて、40分発で再度頂上に出る。



▲ 今度は、右回りのダイレクトコースへ行こう。

中級~上級 最もポピュラーなコースです。急斜面はありませんが、幅が狭い箇所があります。
3.5km 最大斜度 30度 平均 11度



ロープウェイ山頂駅のうしろに広がるのは、



▲ 八甲田山系。

八甲田山は、青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在せず、18の成層火山や溶岩円頂丘で構成される火山群である。青森県のほぼ中央に位置し、東北日本の脊梁奥羽山脈の北端である。 ウィキペディア

そう、八甲田山という山はないが、その主峰は写真↑の中央の大岳1584m だ。

1~2月には目の前の木々が、見事なアイスモンスター樹氷になるようだ。
見たいけれど、ボクのキャンカーで来るのは無理だろう。



▲ ワイドで見てみよう。

例の小説「八甲田山死の彷徨」(新田次郎)、それを映画化した「八甲田山」(高倉健等主演)の元になった事件は目の前の山並みの裏側の道、今の青森田代十和田線を通る雪道で起きた。

いわゆる八甲田雪中行軍遭難事件は、1902年(明治35年)1月に日本陸軍第8師団の歩兵第5連隊が青森市街から八甲田山の田代新湯に向かう雪中行軍の途中で、訓練への参加者210名中199名が(当然の)大雪に阻まれ遭難死亡したもの。
集団のメンツと精神論重視のもたらす弊害の最たるものだった。

スマホでご覧のかた用Photo↓



では、自分の技量を冷静に判断して(笑)、ダイレクトコースを降りよう。



▲ 赤いポールに沿ってスタート。



▲ 遠くに少し薄日も見えて。

雪も降ってなくて視界は良く、死の行進にはならなさそうだ。




▲ アイスモンスターがあって、晴天だったら、もっと素晴らしい景色だろう。

この樹林のはるか向こうへ、単独で滑り降りて行った人がいるが・・・
どこへ出るのだろう?




▲ 中間地点まで来た。

かなり傾斜が緩やかになった。




▲ 赤ポールから外れて、しかしどこが正規コースかは目の隅で確認しておきながら、木立の中をかいくぐるようにして滑っていくのは楽しい。


ダイレクトコースを滑り終える。
今回も30分ほどの滑走だった。


さあ、3回目のロープウェイに乗る。
今度は頂上駅のカフェで一息。
オトナの滑走は、余裕に溢れるのだ(笑)。



▲ カフェの窓から。




▲ ケーキ&コーヒーセットで。700円ぐらいだったか。

ロールケーキの中にはアイスクリームが巻き込んであって、美味しかった。
客はボク以外誰もいない。みんな余裕がないな。

外気温はマイナス8.6度。
少し風が出てきて風速22m。
風速25m以上になると、ロープウェイは運行停止に。

このカフェには二名の授業員のみ。
マスターに「ロープウェイが止まったらどうするの」と尋ねる。

ここは急に突風がくることはない。
風速が高まってくる時は、この窓がガタつき始める。とキッチンの窓を指す。
その時は私達も店を閉めて早めにロープウェイで下ります。
「お客さんは、観光者でなくスキーを履いているから下りれますよ。」

「そんなこと言ったって、オレだって急に暴風雪になって先が見えなくなれば・・」
とつぶやく。

早くおりたほうがいいかな。
だからお客さん、いないんだ(^^;




▲ 下りる途中、スノーシュウを履いた数名の方に出合った。

コース外のところから、ひょこひょこ出てきたから、彼らも自由に楽しんでいるんだ♪

ハラさん、jun さん、八甲田山でのスノーシューいかがですか。

八甲田山は5月中旬まで滑走、走行可能。
むしろもっと天候の良くなった4月以降の春スキーのほうが盛んなのかも。




▲ ロープウェイの隣にある、八甲田国際スキー場の頂上リフトの方へ寄り道した。

スキー場の料金はロープウェイ料金とは無関係。




▲ スキー場のバーンを滑り降りよう。

これで、スキー場も滑ったことになる。




▲ ロープウェイだけを使っての非整地コースを、3回滑走してきた。

これで十分だろう。
あとは、ツアーに入ってあの広い樹林コースを滑走するかだが、まあそれはいい。
今回の滑走だけで、その雰囲気は十分想像できるから。

ボクは知らないこと想像ができないことは、やっておきたいというだけだ。
サードライフで。

八甲田、ありがとう。
エンジョイしたよ。


~・~・~・~

帰路は、青森方向へ向かって国道103号(十和田ゴールドライン)を下っていく。

この時ヒヤリとする走行に。

山影になる坂道では凍結箇所があったのだ。

ギアはLow に入れているからと、安心して下りて行ったが、クルマがドリフトし始めて制御できないまま、スーと反対側車線半分ぐらいまで流れて行く
対向車がいないから良かったものの。

これが2度起きて、やばかった。

Lowに入れていても、連続する坂道ではそれなりのスピードになる。
凍結の怖れのある坂道では、愚直に10km以下に抑えてソロソロと下りるしかないことを改めて思い知った。




▲ 青森市内を抜けて、五所川原へ向かう。

正面に裾を広げる山影は?
そう、青森の最高峰、岩木山(いわぎさん)1625m。




▲ 五所川原で立ち寄り湯、柏温泉に立ち寄る。

銭湯みたいな温泉350円だ。でも助かる。

なぜ、五所川原に??

それは、またあした。





みちのくスキー紀行~白神山地の麓は仙人の棲む処

2016年03月18日 23時22分31秒 | 青い空の日は旅立(全般)
3月14日(月)

安比高原スキー場で午前中滑走。
温泉に入って、午後2時半ごろ安比を出発。

2時間ほど東北道、秋田自動車道を走って仙人さんのご自宅にナビを頼りに到着。
5時前だった。

仙人さんは、早速ご自慢のここへボクを案内。



▲ オイルランプの趣のある、唯一の灯りがぶら下がる。




▲ 仙人小屋を自称するお手製の丸太小屋。

窓の外の右側に見えるのは母屋。
庭に自分でこさえられた小屋。




▲ これもご自慢の薪ストーブ

薪は自分で雑木を切って、蓄えてある。
ストーブの向こうに見えるのは簡易ベッド。
仙人さんは、雨の日雨だれの音を聴きながら、ここで剣豪小説を読むのがもっとも心の豊かさを感じる瞬間(とき)だと言う。
分かる気がする。
ストーブからの放射熱は柔らかく暖かい。




▲ ではまず乾杯~。

我々はアルコールは殆ど飲まないが・・
仙人の心はアルコールの力を借りなくても、満たされているのだろう。




▲ 仙人さん(左)と、ボク(右)。 【三日間限定開示PHOTO】開示終了

奥様に撮っていただいた。

我々の話題は、小屋制作の経緯、ここでの生活ぶり、ブログのきっかけ等々
1時間ほどあれこれと火にあたって、大福を食べながら話が続いた。

そして、奥様の夕食が準備できたとのおよびで母屋へ移動。




▲ 母屋の天井は吹き抜け状で高い。

天窓が見える。




▲ 夕食をいただく。

茄子の上には特製のタレが。味噌では無くて、別の材料のタレ(お土産に)。
カツオのたたき。
沢庵の燻製(左上)。
シメジ、小エビ他の入ったサラダ。
なめこ。

カツオは別にして、みんな自家製野菜・きのこ。
自家製ということは、仙人さんが栽培したということ(強調されていたので)。

そして、秋田名物の、



▲ キリタンポ

鍋から小盛りにしたもの。

みんな美味しくいただきました。
ありがとうございました。

奥様がどのようにして、仙人さんの教育よろしく山を好きになっていったか等のお話もうかがった。

その夜は、庭に停めたキャンカーの中でいつものように寝た。



3月15日(火)

翌朝、朝の早い仙人さんは6時頃にボクを起こしにきた。
起きないわけにもいかず、

「おはようございます」




▲ 仙人小屋でモーニングコーヒーをいただく。


そしてまもなく朝食に、



▲ 朝食もおいしくいただきました。

奥様、ほんとにわざわざ、ありがとうございます。


朝食のあと、いつもの散歩に行こうということになって、外にでる。



▲ 直ぐ近くの「権現の大イチョウ」

秋田県天然記念物(樹齢約500年以上)とパンフに書いてある。
この道を上に上がっていく。
周りでは無人化した人家が増えているとか。




▲ 朝霧がかかって、ほんとに仙人の里のようだ(笑)。


道から少しそれて近くの仙人さんち所有の山にのぼっていく。



▲ しいたけ、だったか仙人さんが手作りしているキノコの原木が並ぶ。

これからこの作業で忙しくなるようだ。
別に、売るために栽培しているのではない。


近所の散策を終えると、乗用車にのってこの近辺のミニ観光ガイドに連れていってくれた。



▲ 素波里(すばり)ダム。

このダムを周回してさらに上流にのぼって行くと、そこは白神山地への入り口になる。
しかし、雪でいまはこれ以上通行できない。




▲ 白神山地世界遺産センター。

いわゆるビジターセンターだ。
火曜日は定休日だが、懇意にしている担当ガイドの方が中に入れてくれた。




▲ 正面に大きなブナの木の写真が、壁いっぱいに貼ってありステンドグラスのようだ。




▲ センターの中は白神山地を紹介するパネル展示がある。





▲ 銚子の滝。

岩に覆われた頭上の切り口から、滝が一気に落ちるさまがいいね。


さあ、昼近くになった。
そろそろ、おいとましよう。



▲ 仙人さん宅の前で。

右手が母屋だ。
静かな色の家だが、このあたりでは唯一のモダンな作りの家だ。

屋根の勾配を強くして、降り積もった雪は自然とずり落ちるようになっているようだ。

左手が納屋兼ガレージ。農作業機械等の置き場になっていた。


仙人さん、奥様、おもてなしいただきありがとうございました。
出発。




▲ 本線に出たところにあった看板。

そう、ここは秋田県の北部、青森県との境に位置する藤里町
仙人さんの町だ。

この藤里町の北西上部は世界自然遺産登録された白神山地
原生的なブナ林ゆえに登録されたため、勝手にその原生林に入ることはできない。
ということは、観光資源として人を集客することはできない。

一方、藤里町はどんどん過疎化している。
自然保護と観光のむずかしいディレンマにあるようだ。

参考地図;





藤里町をあとにして、ふたたび東北道ぞいに少し走って青森県に入った。
そして午後2時過ぎに停まったのは、



▲ 道の駅 碇ヶ関(いかりがせき)だ。

ここは日帰り温泉を併設していて便利。
ここで今晩は車中泊。

そして、明日はあの冬の八甲田山だ。天気さえ良ければ進行する。



みちのくスキー紀行~安比高原スキー2日目

2016年03月16日 23時49分28秒 | 同上 (スキー)
3月13日(日)

安比高原スキー場での2日目。

きのうはブログ友・仙人さんとの滑走だったが、今日はボク一人での滑りだ。
朝から、雲ひとつとない快晴だ!

昨日に引き続き8時半から即、開始。
午前中だけの滑走予定なので、向かって左端のコースから順にひととおり滑ろう。


頂上からセカンドゲレンデに向かうと、いきなり



▲ 岩手山(いわてさん)2038m が、迎えてくれる。(ズームを入れてます)

岩手山も今日は、雲がかかっておらず、クッキリ、ハッキリだ!




▲ 岩手山を左手に見ながら、ボクの好きなセカンドゲレンデを滑り出す。





▲ さあ、滑り降りる・・

クルマもスキーも、走らせながらシャッターを切るのが好きなボク(笑)。

きょうもピステンの跡がスガスガシー。
ほれぼれするー。




▲ うしろを振り向けば、ガンガン飛ばして降りてくる。

ボクも、来年はメットを買おう。
美味そうに 巧そうに見えるかもしれない。




▲ そしてここまで来る。

ホント、いいなー。この景色!

大好きだよ。





▲ よおし、あのオレンジリフト小屋へ向かって!

ボクは行くぞ!




▲ どうだあ、一気降り!





▲ オレンジリフト小屋(ボクの命名)。

このコースのリフトは、ビスタクワッド VISTA QUAD と名前が付けられている。

ビスタとは眺望(特に両側に並木・山のある)を意味する。
そう、ここはお気づきのとおり眺望が抜群なのだ。

なぜなら、再度右手には・・




▲ フジサーン! と見まがうほどの イワテサーン! なのだ。

このビスタは何度見ても、感涙 ものだ。


~・~・~・~・

涙にむせんだあとは、次は隣りのザイラーコースへ移る。




▲ 第2ザイラーコースA(上部非圧雪)

きのう仙人さんとは行かなかった非圧雪コースへ行ってみよう。




▲ きれいに圧雪・整地された安比の中でもこのコースは圧雪していない。

といっても大きくコブができているわけではないが。
これくらいなら、ゆっくり滑れば跳ね飛ばされることはない。




▲ 粉雪が乗っているが、下は硬い半アイスバーンだ。

ようやく、仙人さんの哄笑でしかなかったボクの幅広ファットスキー、大丸リングが少し似合うところにきたよ(笑)。


そのあとは、ザイラーロングコースへ。



▲ ロングコースの下部にはシンメトリーな幾何文様が伸びる。

パリのベルサイユ宮殿の雪庭だ。


そして一番右端のコースへ行ってみる、



▲ 正面の小高い山は、西森山1328m。

残念ながらこの西森ゲレンデ(非圧雪)はクローズ中だ。

林間っぽくていいのにねー。




▲ 昔なつかしい、Tバーにも乗る。

Tバーとは、文字通りT型した木製の腰掛棒に尻を軽く乗せるようにして牽引もらうリフトだ。

気が付いたことがある。



▲ Tバーは一応二人乗り。

男女ペアで来れば、この時ほど肩が、体が密着することはないよ。
ウフフー。

きのう仙人さんと一緒に乗らなくて良かった・・。




▲ 頂上の気温は11時現在で、マイナス7度。

昨日はマイナス8度だった。
これぐらいが寒すぎず、雪が溶けずでちょうどいい。




▲ 昼12時を過ぎた。

十分、十分滑った。
アドバイスいただいたことも復習できた。

夕方、仙人さんちにお呼ばれしているので、もうあがろう。




▲ これで、安比高原の滑り納めだなあ。

天気予報では、午前中は晴れだが午後からは曇り。
きっちり曇ってきた。

さようなら安比。


出発の前に、ランチを食べていこう。
昨日に続き、フードコートで。




▲ 注文したのは、白銀ミルク鍋 1200エン。

ネーミングがいいね。




▲ 見てのとおり、肉、野菜が色々あってそれをミルクで自分で煮るというもの。

赤いのはスイカじゃないよ、ニンジン。




▲ いつものように、写真をいろんな角度から撮ることに熱中していたら、

ミルクが焼けて、玉子焼きみたいになってしまって・・
バカだねキミは。





▲ リゾートセンターを通って、クルマへ戻る。

ここのスキー場は、GALAみたいにもろ都会風。
しかしお客さんは少ないかな。


出発するまえに、再度隣接する温泉へ行く。



▲ 結局、安比温泉パティオへは3回行った。

2回目からは割引券で、900円が700円になった。
スタンプが5個たまると、ソフトクリームがもらえると書いてある(笑)。
残念。

2時過ぎに安比高原駐車場を離れた。


東北道から秋田道へ入る。



▲ 秋田県・能代市近く、白神山地の南側近辺に来た。

コンビニは皆無の、こーゆーところだ↑。

折しも小雨が降ってきた。

そして仙人さんの居住地に5時前に到着。
そこで見たものは!!!

続きはまたあした。



みちのくスキー紀行~仙人さんと雪上ゴタイメ~ン

2016年03月14日 18時59分31秒 | 同上 (スキー)
3月12日(土)

いよいよ、きょうその日になった。
きのうは、珍しくよく眠れなかった。



▲ 安比高原スキー場駐車場。

昨晩ここで車中泊して待機していたクルマはほとんど無かった。
しかし7時半頃にはそれなりに集まってきた。

天気は晴れ。予想どおり。




▲ さあ、いくぞ!

ゴンドラは8時半運行開始だ。




▲ 綺麗なシマシマピステン跡が気持ち良い。

きのう降った粉雪が幾分残ったようだ。

ここの整地は行き届いている。




▲ このあとのブロ友仙人さんとの雪上対決、いや雪上ご指導を受けるために足慣らしをしておかなくては。

と、セントラルゲレンデ、ザイラーゲレンデを滑り降りる。
人も少なく、どんどん風をきるようにスピードが出てしまう。

9時20分ごろにケータイが鳴る。
仙人さんからだ。(初会話)

もう着いたので、待ち合わせ時間は11時ではなくて、10時に繰り上げるということだ。
これぐらいは日本標準語で話してくれるのですぐ分かったと言いたいが、ズーがジュウと判別できなかったのか聞き直してしまった。これでだいぶボクの印象を悪くしてしまったかもしれない。




▲ 失礼にならないように、10時15分前にスキーセンターの掲示板前に行った。

10時ちょうどに、かすかに笑いながら仙人さんが現れ、われわれはどちらかともなく握手をした。

この劇的瞬間を誰かに写真におさめるよう、頼まなかったのがかえすがえす残念だった。

仙人さんも1本はすでに滑っておられて準備OKなので、早速いっしょにゴンドラに乗って頂上へ。




▲ 白神仙人さん。ボクよりも1歳ほど年上だが背筋もシャキンとした大柄なかた。やはり豪農と自称されるだけあって風格がある。武蔵と小次郎に例えるなら、やはり仙人さんは武蔵、ボクは小次郎。これは強調しておきたい。

背景は、あの岩手山(いわてさん)。
きょうも残念ながら少し雲がかかっているか。



▲ 最初に滑り降りるコースは、ボクの好きな景色のいいセカンドゲレンデ。

仙人さんは、ボクに先にに半分まで滑り降りるよう指示して、その後ボクの滑りを見届けると、自分はそのままゲレンデ下のオレンジのリフト乗り場まですごいスピードで降りていってしまった。

この時点で雌雄は決せられてしまった感があった。




▲ 仙人さんは、地元のスキー場で請われて子供たちに競技スキーを教える指導員さんだ。

格の違い、技術の格差があって当然なのだ。
その後、ボクもいろいろ教えていただいた。

(競技)スキーで重要なのは三つで、スピード、体力、リズム。

夜、この「体力」が思い出せなくて、翌日また聞いてしまった。


レッスンがある程度終わったところでランチに。
スキーセンターのフードコートで、一緒に来られた仙人さんの奥様と合流。
ご挨拶。
奥様は、まったくボクとの顔合わせを知らされていなかったようだ。
仙人さんは、奥様には安比でオレはスキーをやる、そのあと温泉宿に泊まっていこう、とだけ言い聞かされていたらしい。いろんな夫婦関係があるようだ(笑)。



▲ ボクが注文したのは、温泉タマゴチーズカレー。

いつものように、ボクは食べるのが遅く、お二人には待ってもらった。





▲ 昼食後もまた滑る。

通常仙人さんが先に滑り、次にボクが滑る。
そして下で見ている仙人さんが、アドバイスするスタイルだ。

回る際の外脚荷重とその際の荷重側の腕の動かし方、そして抜重立ち上がりのリズムの取り方。




▲ 先をいく仙人さん。

仙人さんのリフト券は5時間券(私のは二日券)で午後2時20分までで、時間とともに仙人さんはゲレンデを下りていった。

明日は午後、仙人さんのご自宅に寄せてもらうことになった。




▲ そのあとも、仙人さんからもらったアドバイスを確認するように滑走を続けた。

安比は、頂上から各コースが放射状に垂れさがるように設計されており、どのコースも下まで届くため直線ロングコースが多い。

ボクの好きな4kmのザイラーロングコースを見下ろす。
陽が少し傾いてきたコースを、せっせと滑る。



▲ そして見上げる。

満足感を持って・・・





▲ 雲は流れていたが、今日は始終晴れた良い日だった。

4時にあがる。


明日も、午前中一人でだが滑る。





みちのくスキー紀行~春を待つ一本桜

2016年03月12日 20時14分29秒 | 青い空の日は旅立(全般)
3月11日(金)

昨日は、アルツ磐梯で滑走を終えたあと、磐梯熱海温泉で日帰り湯。
その後、高速に乗って東北道・蔵王PAで車中泊。
7時に起床。三本木PAまで走行。



▲ ようやくお腹が空いたので朝食。

今回は家のコーヒーミルを持参している。
ガリ、ガリ、ガリ・・
スタバのフレンチローストを淹れる。
だんだん、こだわりの度合がひどくなってくる(笑)。

今日は、明日の仙人さんとのごタイメーンを控えての安比高原への移動日だ。
5時間弱で着くはずだから、ゆっくりでいいはず。


しかし、盛岡市近くになってくると・・



▲ 見えてきた、見えてきた。

え、何が?
あなた見えない?
じゃあズーム。



▲ 雪を抱いた、宮沢賢治がこよなく愛した岩手山(いわてさん)2038mだよ。

イーハトーブ岩手のシンボル岩手山。
全部は見えないが、そのどうどうとした山容はやっぱり素晴らしいなあ。

これを見ると・・やっぱりあそこに行きたくなってしまった。

寄り道! ということで盛岡ICを下りてしまった。




▲ 小岩井農場の入り口を過ぎて、広域農道の道路脇にHarmonyを停めた。

この左手にアレがある。





▲ 一本桜!

そのバックには、もちろん岩手山が見える・・・まだ見えないか

小岩井農場の一本桜は、明治の時代からあるのだが、がぜん有名になったのはNHK朝ドラ「どんど晴れ」のオープニング画像に使われてからだ。

ボクも9年前、東北の五大夏祭り周遊をしたときに、ここにdecoと寄ったのだ。
あの時も岩手山の頂上に雲がかかっていて、1時間ほど待ったら雲がとれたのだ!




▲ で、今回も昨日アルさんから頂いたカップ麺をすすりながら待つことにした。

でもダメ。
今はスマホで現在地の雲予想ができるようになっているが、予想どおりもっと雲がかかってしまった。
撤収しよう。




▲ 一本桜ちゃん、もうすぐ春だよ。そして花をつけるのだろうね。

今度来るときは、春。満開の時に来たいね。





▲ 小岩井農場(まだ休園中だった)を後にして、走り始めると粉雪が舞ってきた。

ここでは、春はまだまだなのかなあ。




▲ 午後2時過ぎに、安比高原スキー場に到着。

スキー板を外に出して、明日に備えてワックスがけをしていると、スキー場にNHKラジオ放送が流れ始めた。

3.11の追悼式典の実況だ。

2時46分。ピーン。黙祷・・

ボクもワックスの手を止めて、黙祷。






▲ 夜は、スキー場敷地内のAPPI温泉パティオへ。

大きな浴槽。なによりもこの時期ありがちの浴槽室内が寒くないのが良かった。

さあ、ブログも書いた。
明日は、巌流島だ(なんのこっちゃ)。


みちのくスキー紀行~アルツ磐梯スキー場

2016年03月11日 19時54分48秒 | 同上 (スキー)
3月10日(木)

ついに来た、アルツ磐梯。



▲ 会津磐梯山は宝の山よ~♪

時々日も差す天候。
気温も上がらず、終日粉雪を乗せたバーンは締まっていた。
思わぬ出合いもあって。



~・~・~・~・

磐梯山SAでの車中泊。
朝6時に起床。
東の空がうっすら青い。
いいんじゃない♪


磐梯河東ICを下りて、アルツ磐梯スキー場へ向かう。




▲ おお見えてきた、あのお山は磐梯山だ。

10年近く前に、同僚のOさんと秋に登った、なつかしい山。




▲ 30分ほどで到着。

まだ7時半だ。
左から到着順に赤い服の係員さんに並ばされる。
ボクは5番目だった。




▲ リゾートセンター前。

一番早いリフトは8時半から、大半は9時以降に運転開始だ。

平日ということもあるが、閑散とした感は否めない。
GALAの後だから余計だ。

ここも星野リゾートの傘下に入っている。




▲ センター前の第5ペアリフトに乗って初滑走。

シマシマ模様がいいねー。
昨日、やはりいくらか雪が降ったようだ。
準備体操も兼ねてゆっくり大回りで降りる。

頂上まで上がる第4クワッドリフトは9時からスタート。
まだ7分ほどあるのに、一人の男性の方が並んでいる。
じゃあボクも待とうか、と並んだ。

「ご一緒に、頂上へ初乗りしてよろしいですか?」

と私が声をおかけしたのが、本日の一合一会の始まりだった。



▲ この方は地元の方。アルツのシーズンパスをお持ちで、今シーズンアルツへは30回以上来ているとか。

ボクより年上で、もちろんリタイヤ組。
キャンピングカー様式に改造されたアルファードに乗って、あちこちに出かけられるとか。

「えっ!先輩!」

とそのあとは、わたくしが勝手にアルさんの後について滑ることに(笑)。

ところがこのアルさん、自己流だとおっしゃっていたが滅法早く滑る。
わたしなんか全くついていけない。
志賀高原には、一日で20000mの累積標高差を滑る20000mクラブなるものがあるようだが、おそらくアルさんのような方達であろう。

それでもアルさんはリフト下でボクを待っていてくださり、アルツを案内してくれた。

センターゲレンデをひとしきり滑ったあと、あっちの方が雪質がいいからと、上部の猫魔第1、第2ボウルへ移動した。



▲ そしてほとんど誰もいない、こういう斜面を滑っていた。

しかし、粉雪が乗っているからなんとか降りれるが、下地はアイスバーンだよ
新雪が積もっていれば、幅広だし面白いところだが。
アルさんは、リスク感覚にも優れたかた。
だから、「滑り尽くす」というボクを一回だけ案内したらこういうところは終わり(笑)。




▲ 次はゴンドラが掛かっているロングコースも。

陽が出てきて、白墨画の風景に少し色もついてきた。

確かにアルツは、コースバリュエーションが多彩だと思う。




▲ 向こうに、猪苗代湖が見える。

これも会津人の誇りなんだろうな・・。




▲ 昼はボクのクルマの中で一緒に昼食を。

アルさんは、暖めなくてもOKというグリコ製のカレーレトルトを持ってこられた。
熱いチンご飯にこれを掛けるとウマイんだよー。
で、ボクもご相伴を。確かに。

アルさんは、今までの人生体験をいろいろと話してくださった。
ありがとうございました。

そして持ち込まれたカップ麺2個と爽健美茶を置いてかれた。

カップ麺、レトルトはともかく、アルさんは意思の強い方とお見受けしました。

運動もはんぱではない。朝起きると、寝床の中で鉄アレイを200回持ち上げ、ウォーキング等々を毎日かかさないとか。Ummmmmm。


昼食のあと、再度滑走。

ボクはスキーで太ももが痛くなることは通常無いのだが、ああ連続して一気下りをやると・・。




▲ ゴンドラコースの横から見えるのは、猫魔ボウルコース。

その上に鎮座するピラミッド状の山が、猫魔岳1404m。

猫魔岳の向こう側に、裏磐梯猫魔スキー場があって、もっと雪質がいいとか。

3時過ぎて、アルさんはそろそろ家に帰らなくてはと。



▲ 「一合一会です」とアルさんは一言おっしゃって、滑り降りていった。

結局、アルさんは名前は最後まで名乗らず去っていかれた。

我々は、社交辞令で「またいつかどこかでお会いしましたら」と言い交わすが、我々の歳ではもう一度会う可能性はほとんどない。
むしろ、再会はないこれが最後、「一合一会で」と潔く言い切ったほうが、その出合いと時を大切にするからと理解した。


アルさんが去ったあと、太ももが痛いと言いつつも、ボクは撮り残しているシーンはないかと再度第4クワッドに乗った。しかしこのまま猫魔ボウルに上がったら、そこのリフトは4時過ぎにクローズするので、戻ってこれなくなるリスクがあると思い至った(笑)。



▲ で、ゆっくりラストランとあいなった。




▲ 磐梯山の上の雲が、ようやくとれはじめたかな・・




▲ さようなら。アルツ磐梯スキー場。

おまえとも、おそらく一合一会だろうな。




▲ きょうのスキーギア(用具)。

ポールが新しい。
月曜日に神保町のヴィクトリアまで出かけて買ってきた長さ調節可能、リング交換可能なポールだ。深雪用リングをつけているが試せなかった(笑)。長さは突き上げが強くてちょっと長くし過ぎたかな。仙人さんとの対決の前までに調節しておかねば。



立ち寄り湯が磐梯熱海温泉というところなので、猪苗代湖沿いの地道を走っていった。



▲ 野口英世記念館の近くで。

おお、野口清作少年はまさしくこの磐梯山を見ながら、励まされながら育ったんだ。


会津磐梯山はー宝の山よー♪








みちのくスキー紀行 スタート

2016年03月09日 18時10分04秒 | 青い空の日は旅立(全般)
3月9日(水)

昼12時過ぎに自宅を予定通り出発。

関越→圏央道→東北道→磐越道を、約280km走行して、ここに5時前に到着。



▲ 磐梯山SA

気温は零度。みぞれ混じりの霧雨が降っている。
今晩は高速夜間割引狙いで、ここで車中泊だ。

明日はここから30分ほど先の、会津磐梯山のふもとアルツ磐梯スキー場で滑走するためだ。

アルツ磐梯は、5年前の3月に初めての東北地方のスキー場として行く予定だった。
それが3.11の大災害で、その年はそのままクローズになってしまった・・

昨年の蔵王スキーの帰り、アルツに寄ろうかとよっぽど思ったがスキップした。
そこで今回の機会では、まず一番最初に入れた。
力がはいっている。

明日の天気予報は終日、曇りだ。

ま今年は、雪があって滑れるだけマシというものだろう。
大きなスキー場だけに、朝からせっせとすべり尽くすつもりだ(^^)。

仙人さんの顔がちらつくな・・・

冬は終わった?

2016年03月03日 22時03分55秒 | これからの旅予定
3月3日(木)

あかりをつけましょ ぼんぼりに

お花をあげましょ 桃の花・・♪



息子夫婦の家に今日行った。
Yちゃんが体調が良くなくてひな祭りのお祝いができない。
deco が何かしてあげたいと。



▲ ひな人形の壁掛けが今年も出ていた。





▲ ちらし寿司とあられを買って行っただけなのだが。

Umiちゃんが早速、あられに手を伸ばす(笑)。





▲ ちらし寿司は、夜お父さんが帰ってから3人で食べるということで。

ボクとdeco は自分たちの分を今食べて(笑)。
Umiちゃんにも少しあげて。




▲ 絵本を少し読んであげて、帰ってきた。

Yちゃん、早く体調が戻るといいね。



~・~・~・~・

夕方6時55分からの関東地方のNHKの天気予報は、「冬は終わった?」のテーマだった。

檜山予報士さんは、「冬は終わった」と断言していた。
もう寒波到来はないとのことだ。

季節の先取りを目指している当ブログでは、毎年3月にはいるやいなやテンプレートも春バージョンに変更するのだが、今年はそういうわけにもいかない。

みちのくスキー紀行」がまだ残っているのだ。

もちろんそのハイライトは3月12日の安比高原スキー場での白神の主(あるじ)、白神仙人さんとのスキーオフ会、雪上初顔合わせだ。仙人さんはゲレンデで奥様の応援を得ているようだが、ボクは単身での乗り込みだ。

その肝心の12日(土)の天気予報が、今日出てきた。
それによると、



▲ 安比のある八幡平市の12日の予報(10日間)は、

晴れ一時雪 降水確率60%。最高気温3度C/最低気温マイナス4度C

うん、いいんじゃない。

ボクの冬は、まだまだ終わらない。