青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

八ヶ岳・八千穂高原

2014年05月31日 21時32分05秒 | 青い空の日は旅立(全般)
5月30日(金)

午前中にサブバッテリーを無事交換。

午後からは、信州・佐久のdecoの実家へ出発。
お義母さんの具合が良くなく、お義父さんからdecoに様子を見にきてほしいとの電話もあった。

夕方5時ごろ到着。少しお話をしたあと、decoをおいて私は出発。

目的もなく来るときは、いつもここ。



▲ 八峰の湯(ヤッホーのゆ)だ。八ヶ岳連峰の東麓、標高1270mの高地にある源泉かけ流しの湯。

500円と割安。温泉に浸かったあと、食事処で食事を選べるのも楽しい。



▲ いつもは、天ぷらと蕎麦なのだが、今日はソースカツ丼定食にした。ダイコンサラダも別に注文。

ソースカツはまあまあの味だったが、ソースカツ丼はやはり、故郷福井のヨーロッパ軒のだな・・


いつものように、ここでそのまま野営。


***********

5月31日(土)

5月最後の日。東京等下界は30度近くなるらしいが、ここは別地、きょうも涼しいだろう。




▲ 八ヶ岳が良く見える。左から、赤岳(済)、横岳、硫黄岳、ちょっと飛んで天狗岳(済)・・





▲ 八峰の湯の駐車場の前にアスレチックスがある。そこに登って眺める。


近くの、見晴の良い展望地へ移動する。



▲ ここで、八ヶ岳を眺めながら朝食としよう。




▲ 昨日コンビニで調達したもの。サラダとパン。パンはレンジで温める。

コーヒーを入れて、私の朝食の三種の神器。代わり映えしないが、いつもこれで満足。

この誰も来ない展望地で、昼過ぎまで流れる時間を愉しむ。

ブログの仕上げと、ちょっと読書。


午後、清里近辺に住んでいる弟夫婦に電話。いたら久しぶりに寄ろうと思ったが不在。
予定変更。

ここの小海からもう少し高度を上げた所は、八千穂地区だ。白樺に囲まれた高原地帯。

八千穂をぷらぷらしよう。

国道299号を上がって麦草峠へ至る途中にこの池がある。



▲ 白駒の池だ。池への入り口(左)の前の駐車場(右)にHarmonyを停める。

decoの実家に来るようになってから、もう何度もこの池は訪れている。

白駒の池へは歩いて15分ほどだ。登山靴へは履き替えたが、ジーパンに半そでTシャツ1枚で歩き始めた。



▲ ところどころに雪が残っている。これじゃ八ヶ岳の山頂はまだアイゼンがいるだろうな。




▲ あ、白駒の池が見えてきた。




▲ おおう、池は空の青さを映して、アオーイ。




▲ 白駒荘だ。ここに一泊して八ヶ岳に登る人もいるのだろう。




▲ 山荘の前のベンチに軽く寄りかかり、池をじっと眺める。少しも動かない。この人絵になるなあ。


白駒池は標高2115mの地にある。2000m以上の高地にある湖としては、日本最大の湖だよ。冬はもちろんカチコチ氷結。アイススケートができるらしい。


湖を一周してこよう。



▲ 雪で足がスリップすると、湖に落ちるよ。




▲ 「苔の森」というのぼりが立っている。最近、「苔の森」と自称するようになったんだ。




▲ 確かに、八ヶ岳のこの辺りは苔むしているのだ。 苔の丘みたいなのが、ポコポコある。




▲ もう一つの山荘、青苔荘にあった温度計によると、ただ今18度。

多分、私の自宅は29度ぐらいだろうから、10度以上気温が低いということか。


1周は終えた。30分ぐらいか。




▲ 白駒池の案内図。

「次代に残そう 神秘な池と緑」うん、残さなくてはいかん。

ここは、紅葉もきれいだ。



さあ、次のところへ行こう。20分ほどのドライブだ。

同じ八千穂高原にある。




▲ 白樺とレイク。ここは、開放的なレイクだ。湖と呼ばずに、ここはレイクの名称を使っている。

私のお気に入りのところで、あまり知らせたくないので(笑)、名称ははっきり書かない。




▲ ここでは有料でニジマスの釣りができる。

このかた、ゆったりと釣り糸を垂れているねー。

見渡すと、釣り人がレイクの岸に点在している。

明るい、光り輝くレイクだ。



▲ 岸辺に、カフェ&案内所がある。

背後はもちろん、八ヶ岳。



▲ 今日は、この木立の中でひそやかに野営だ。


星空も見てこよう。



追記;写真の日付が全部1~2日遅れています(涙)。週末になると日付感覚が無くなるのです(笑)。全部本日31日の写真です。

やればできる

2014年05月31日 01時00分21秒 | Harmony のこと
5月30日(金)

私のキャンピングカー、Harmonyの一番の特徴は「発電機搭載・完全自立型」ということだ。
発電機で電気をサブバッテリーに蓄電しておき、電気製品が自宅にいる時のように自由に使えるからだ。これによって、エアコン、電子レンジ、冷蔵庫も常時使用可能になっている。

しかし今年の冬に入ってから、発電機のかかり具合が悪くなった。発電機室の温度を上げてみたりして、しのいできたが、今月に入ってセルがうんともすんとも言わなくなった。スパークプラグが点火しないのだ。ここに至って、電気系統に疎い私にも、発電機のバッテリーが上がったのだと思った。いくらなんでも、8年たてばね。

通販で、発電機のバッテリーを購入した。



▲ YUASA YTX12-BS バイク用バッテリーだ。液入れ初期補充済。¥6900(税別)

このバッテリー交換は、前の日曜日に中禅寺湖から戻った日の午後実行。

問題は、発電機を台座から動かすのに自分一人ではできないことだ。近所の方に手伝っていただいた。



▲ まず、クルマの後部にある発電機室から発電機を引き出す。




▲ 発電機後部下の二つの止め金具を外す。こうして発電機を台座から外すのだ。




▲ 台座の上で、発電機を少し浮かして前方部を右に向かした。ここで持ち上げるのに大人二人の力がどうしても要る。手伝ってもらって、無事右に向けた。バッテリーを取り出すのには、発電機の上部カバーを外す必要もあった。そしてバッテリーを取り出したのがこれ↑。

バッテリーを取り出す際には、取説どおりマイナスリード線、プラスリード線の順でリードを外していく。そのこと自体は難しいことではなかった。




▲ 左が古いバッテリー、右が新しいバッテリーだ。バッテリ-カバーに、バッテリーバンドでバッテリーを固定してある。




▲ 新しいバッテリーをバッテリーカバーとともに本体に取り付けた。




▲ 発電機を、発電機室に押し込んで再度収納する。



さあ、どうだ。 セルを回す。ババーン。 見事に一発で発電機が稼働した! 


やっぱり、バッテリーあがりが原因だった。(単純だね)


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そして本日。今日はサブバッテリーの交換だ。

発電機がいくら稼働しても、電気を保存しておくサブバッテリーが悪ければ電気を十分に保持できない。

自動車本体の電気系統の電気を供給するのは、メインバッテリー。どのクルマにも付いている。
室内の電燈、家電類の電気を保持供給するのがサブバッテリーで、キャンピングカー等だけに付いている。

従来から、サブバッテリーにはメインバッテリー用のバッテリー用いていた。オートバックスで3万円ほどのバッテリーを購入して、オートバックスさんに着けてもらっていた。

しかし、このサブバッテリーの電力保持が弱い。発電機でフル充電しても、冷蔵庫も使ったら2,3時間しか持たない。すぐ発電機を回す自転車操業。
一方、ディープサイクルと呼ばれるバッテリーはもっと保持すると聞いた。

キャンピングカーパーツ専門の通販では、「ブライトスター」という製品が売られている。
「多くのキャンピングカービルダーで、サブバッテリーとして、標準搭載されるバッテリです。実績も高く、コストパフォーマンスも非常に優れたバッテリーとなっています。」
価格は18000~19000円(税込)のようだ。

マックレーの渡辺社長にお聞きすると、マリンボートなどに使われるG&Yu のバッテリーを薦めている。(マックレー車は韓国製造だからサブバッテリーも韓国製のサブが標準装備だった)

ビルダーが推奨しているのだから適合性も問題ないだろうということで、G&Yu製を通販で購入した。G&Yuは元ユアサ。ボーイングも搭載している蓄電池のトップメーカーだし。




▲ G&Yu SMF 27MS-730 ¥15,200 (税別)(ただし台湾製・笑)

ディープサイクルバッテリーの特徴は、過放電してしまっても、また満充電すれば問題ないことらしい。
普通の自動車バッテリーは、過放電すると電気保持機能がそのあと落ちてしまう。


私も、インバーターを付けっ放しにしておいて過放電させてしまったことがある。それが電力製造の自転車操業に追いこまれた元凶かもしれない。




▲ 古いサブバッテリー。オートバックス特販品。

私が自信のなかったことは、バッテリー端子の形状がG&Yuと古いのとでは違っていること。その結果バッテリ端子(ポール)に、留め具のバッテリーターミナルが大きさで合致するか不安だった。合致しなければ、違うターミナルをオートバックス等でまた調達してこなければならない。
このあたりの問題が分からなくて、ディープサイクルへ交換するのを躊躇していた理由だった。




▲ 左のマイナス端子の様子。ポールの直径15mmぐらい。




▲ 右のプラス端子の様子。ポールの直径17.5mmぐらいか。

注意深く、マイナス端子のケーブルを外しガムテープで被せておいて、プラス端子のケーブルを外していった。

ネジを緩めるにはラチェットハンドルの工具が役立った。




▲ バッテリーの取り付け金具を外す。これは別の工具が役立った。




▲ 無事、プラス、マイナスのケーブルを外し、取り付け金具も外した。




▲ 古いバッテリーを取り外した後の状態。 向こうに見えるのはメインバッテリー。





▲ バッテリーを載せている台座を吊っている部分に、サビ止めのスプレーをかける。

以前、この溶接部分が外れて再度溶接してもらったことがある。




▲ 幸い、端子の大きさとターミナルの穴の大きさも合致。で、あらかじめターミナルも端子に取り付けた。




▲ プラスからケーブルを付け、マイナスにもケーブルを装着。

無事、新サブバッテリーを取り付け完了。





▲ 今回、この用具セットが役立った。自分の用具だけで交換作業ができるのか不安で、オートバックス任せにしていた理由でもある。


室内に入って早速、電圧を確認する。




▲ 電圧計も、12.7Vを示している! やった、成功! 


発電機を掛ける。電圧計は14Vまで上がったあと、すこしずつ落ちて行き、やはり12.7V近辺で止まった。

発電機とも完全に繋がっている。


当初、二つのバッテリー交換のためクルマの販売先のキャンピングカーランドまで持ち込もうかと思ったが、なんせ自宅からは遠いので、今回は思い切って自分でやってみる気になった。

オレもやれば、できるじゃない

さあ、これでサブバッテリーが11.5V以下になると「チンチン」と鳴る電圧計の警告音にも悩まされなくなるだろう。成果が楽しみだ。(午後、早速出発予定)



今回、マックレーの渡辺社長には数回電話でアドバイスをいただいた。ありがとうございました。

ご近所のHさん、力仕事お手伝いいただきありがとうございました。





男体山 登山

2014年05月25日 09時56分23秒 | 同上 (山歩き)
5月25日(土)

朝5時半に起床。気温4度C。
とりあえず、二荒山神社中宮の駐車場へ急ぐ。



▲ 駐車場は6時過ぎでもう一杯だ。どうにか第ニ駐車場の一番隅に駐車できた。

そこで朝食、準備。



▲ 神社で、登拝料を収めてここから入山。




▲ 案内図が表示されていた。

3合目から4合目の赤の登山道がジグザグになっている。あとは、見事に一直線で頂上を目指す。




▲ 石の階段を登り続けると、登山道1合目が開始。

三合目までは、土肌の道を登っていく。





▲ 三合目で舗装された治山工事用道路に出る。

こののどかな工事用道路を4合目まで登って行く。当然歩きやすい。




▲ 石の鳥居がある4合目に到達。外人さんのグループもいた。




▲ 後ろを振り返ると中禅寺湖が見えてきた。

中禅寺湖は、この後ところどころで高度を上げるにしたがい、大きく見えてくるようになった。



▲ 大きな根が道を妨げ、よいしょと手を使って体を引き上げねばならないところもある。




▲ 7合目に到達。このあたりは岩場が続き、登山道の中でも最も急斜面のところだ。

しかし、まあまあ、こなせないものではなかった。




▲ 赤い鳥居を過ぎると、8合目の滝尾神社だ。



▲ 神社といっても、小さい祠(ほこら)があるだけのようだったが。




▲ また岩場を登っていく。

ボクは登りではストックを使わず、手足全部総動員してはいつくばるようにして登る。そのほうが安心なのだ。




▲ ようやく傾斜が緩み、針葉樹に包まれたなだらかな斜面になってきた。

この辺りは9合目だろう。雪が残っている。しかし歩けないことはない。




▲ 樹林が切れると視界が大きく開けてきた。

赤茶けた砂礫の中に、木段が続く。もう頂上が近いなあ。




▲ 中禅寺湖が大きく視界に入ってきた。

しかし、この赤茶けた砂礫に足を少し埋めながら登る頂上一歩手前が一番きつかった。

斜度はそんなにあるわけではないが、足腰がもう疲れているのだろう。重たかった。
分速3,4m。ノロノロ上がっていった。




▲ 頂上が見えてきた! なんかの像が立っているのが見える。




▲ 到達。ニ荒山大神の御神像とある。11時36分。

7時10分ごろに登山開始したから、3時間半ほどで登頂! 
神社でもらった案内ビラには登頂に3~4時間かかるとあったから平均だ。

同時に疲れと空腹感が、どっと押し寄せてきた。
いつもなら一応辺りを散策して、食事の場所を探すのだが、今回は像の前に即座り込んでしまった。




▲ 昨日東北道SAで買った寿司弁当を広げる。うまかった。

足りずに、持ってきたメロンパンも食べる。バッグの中で押しつぶされてメロンせんべいに。
もっと食べたかったがこれでおしまい。
登山の楽しみは、山頂で下を眺めながら食べる食事ではないかなあ。
次回は、もっと持って来よう。




▲ 目の前の中禅寺湖。大きいなー。




▲ 頂上の(湖に向かって)右のほうには小さな太郎山神社がある。歩いていく。




▲ 太郎山神社からも湖の左側が良く見える。

全体にうっすらモヤがかかってはいるが。




▲ 山頂は比較的広い。展望は360度。白い雪を抱いているのは日光白根山らしい。




▲ 山頂の右側に岩塊がある。あそこが一番高いところなのだろう。





▲ そこには刀剣が立っている。




▲ おおーっ。キラッと青い空に輝る刀。

いわれはあるのだろうが、あとで調べておこう。

追記:ここに最初に刀剣が奉納されたのは1880年。男体山のシンボル的存在だったが、昨年の3月に折れているのが見つかった。10月に再奉納したらしい。ステンレス製でクロムメッキしてある。角度を選ぶと太陽光でキラッと本当に星印のついた写真があった。(撮る角度を間違えた)


1時間ほど頂上に留まっていたあと、11時40分頃に下山開始。




▲ まだまだ、下から登ってくる。

空と湖の青さをバックにして、赤茶けた砂礫の広がり、カラフルな登山者・・。




▲ 下り途中、小さなアクシデント発生。この岩場を下りた時、足を変則的に伸ばして着地に力をいれた時、おっとっとー。右脚の太ももの内側の筋肉が、引きつりそうになった。ゆっくりそのまま岩に身を寄せて安静に。引きつりがとれて歩き始めるようになるのに15分ほどかかったか。山歩き中では、初めてのことだった。変わった筋肉の使い方は要注意だ。

他は別段問題なし。しかし、下山道は長く感じた。残り2合目からは、いつものことだが、左脚の膝付け根の腱が痛くなってきた。



▲ 戻ってきた。14時20分。下山には2時間50分ほど要したことに。

総計7時間10分の山行。男体山は累積高低差が1487mとあるから、ボクの登山では一番多いのではないかなあ。
あとで調べよう。よくやった、やった。

さすがに疲れて、クルマに戻ってもコーヒーを飲んで1時間ほどじっとしていた。

さあ、帰ろう。

といっても、decoからは、今晩は仕事の打ち合わせを家でするから帰ってこないでと言われている・・

ねぐらはどこにするか・・ まず温泉だ。

帰りは東北道からではなくて、関越道から帰るつもりだ。




▲ 竜頭温泉館 憩いの湯へ。硫黄温泉だった。




▲ 戦場ヶ原の三本松駐車場へ入る。大きい無料駐車場だった。




▲ そこの茶屋で、早い夕食を。「戦場ヶ原定食そば」1300円。




▲ 茶屋の裏にも無料駐車場があった。


後ろの山は、もちろん男体山。今日は、この男体山のふもとで寝よう。

明日の朝、金精峠を通って帰ろう。




中禅寺湖・男体山に登る 前日

2014年05月23日 19時35分58秒 | 同上 (山歩き)
5月23日(金)

さあ来た。ここに。 いつも酒とバラの日々ではない。

あすはがんばって登るぞ。




▲ この均整のとれた、美しい山容の男体山(なんたいさん)2484mは、

どっしりと日光・中禅寺湖を見下ろしている。



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今日は休みだ。
出発の準備をしたあと散髪に。髪が長いと山歩き中にうるさいので。
いつもご愛顧のクイックバーバーで、20分ほどで終わる。

11時に出発。中禅寺湖までの行程180kmほどを、全部高速を使用すれば3時間で行けるが、急ぐ必要もない。できるだけ地道を利用しよう。
東北道を岩槻ICから乗って、鹿沼ICで降りる。

まもなく、有名な日光杉並木街道に入った。



▲ この杉並木は、えんえん30分ほど続いた。

細い道で、うっそうと高い杉が空を隠すように覆っているところでは、天上からの電波が遮られるからだろうか、ナビが狂って違う道を示し始めた(これホントだ)。

日光東照宮の前はそのまま通過。平日だからか、人通りは少なかった。

山間に入って、第二いろは坂を登り始めた。



▲ いろは坂は、一方通行で2車線だから登りやすい。

両側を緑の木々が覆う。秋の紅葉時に、これが全部赤くなるのだろうから、見事だろうなあ。
(まだ見たことがない)


明智平展望台の駐車場に3時過ぎに到着。

ロープウェイにのって更に上の展望台へのぼろう。




▲ ロープウェイから駐車場を見下ろす。Harmonyが見える。

秋の紅葉シーズンは、このあたりは大混雑で駐車もできないらしい。今は空いている。




▲ 展望台に出る。向こうに湖が !




▲ 逆光なので見にくいが、中禅寺湖が光っている。そしてその手前には滝が落ちている。

華厳の滝だ。熊野の那智の滝(済)、茨城の袋田の滝(済)と並んで日本三大名瀑と呼ばれる滝。
今回は見に行かない。今回の目的はこの男前の山だから。

オトコマエサンは展望台の右にそびえていた。




▲ 男体山。けれど険しそう。あれを登るのかよ・・

登山道は下から頂上へ一直線だ! 昨年の尾瀬・至仏山も一直線だったが、これはその急峻さで上回る・・
ころげ落ちないかな(笑)。


明智平展望台を終りるとまもなく、中禅寺湖の河畔へ入った。

まず、明日登る男体山の出発地点のニ荒山(ふたらさん)神社へ行く。
駐車場をあらかじめ確認しておくためだ。



▲ 左が第一駐車場20台。右が第二駐車場10台だ。第二の方が、湖畔に面していて気持ちよさそうだ。
明日は早朝に、ここに来ねばなるまい。




▲ ここが、ニ荒山神社中宮の前だ。ここで受付してから登るらしい。

背後に、男体山がその姿を見せている。男体山はニ荒山神社の御神体なるぞ。
雑学ひとつ。ニ荒山はニコウサンとも呼ぶが、日光の地名はこのニコウから派生したとか。


登山口は確認したので、中禅寺湖のもう一つの展望台へ行ってみよう。

半月山展望台へ。湖に沿って南に登っていく。



▲ 前回2007年に来たときも、この駐車場まで来た。




▲ ここからも、男体山が良く見える。山肌の落ち込みまできれいに見える。

やっぱり、きれいだが真下から登るとなると、きつそうな山だなあ・・


軽トラックに乗ったおじさんが来た。この道は間もなく閉まる(5時)ので降りてほしいと。

どうも、ここはまだ半月山展望台ではないらしい。更に先へ進んだところのようだ。
しかし、閉鎖されるのではしかたがない。




▲ 下りる途中、鹿が3匹、道に出てきて山へあがって行った。

あぶねーな。気をつけねば。
(告白:その昔、スキーに行く途中、道を跳ねるように横切った鹿に車をぶつけてしまったのだ。車は大破損。鹿は死んだ。黙祷)


今日はここで車中泊だ。前回もここだった。




▲ 湖を前にして、静かでいい。言うことなし。


午後6時を過ぎて、あたりは薄赤色に暮れなずんできた。




▲ 夕陽をみながら、淹れたフレンチローストを飲もう。




▲ 小さな釣り船にのって、誰かが釣りをしていた。

なにか釣れたのかな。

もう暗くなるよ・・・



おやすみなさい。


酒とバラの日々

2014年05月17日 20時48分05秒 | 日々の思い
5月17日(土)

桜が終わり新緑が萌え始めて、華麗なバラの季節がやってきた。

我が家にも、二つの種類のバラが咲く。



▲ 玄関のモッコウバラ(5/4)。いつもゴールデンウイーク近辺に満開になる。

蔓(つる)状のバラ。棘(とげ)がないから安心。どんどん大きくなり、今年はもう、たわわに覆いかぶさるように咲いてくれた。

今も花びらは残っていて、近所に散りまくって迷惑をかけるので、枝ごと切ってくれとdecoに言われている。風情がないなー。




▲ もう一つは、アンジェラ。 数日前から咲き始めた。

アンジェラも蔓ばら。けれど棘があるから、触るのは難しい。

昨年は、ほとんど咲かなかった。今年はgood。 
つぼみがまだまだ残っているから、これからもっと一杯に咲き誇ってくれるだろう ♪。




▲ 小さ目の、おちょぼ口風の、ピンク色のアンジェラは可愛い。



バラは家の中にも。




▲ 息子夫婦が先月、decoの誕生日に贈ってくれた、例の60本の真紅のバラ。

decoは大切に、しばらく部屋に水差しで飾って眺めていたあと、そのほとんどをドライフラワーにした。

リビングのスタンドに、ぶら下げて乾燥中だ。
真紅が、濃い紫色のバラに・・。 いい色合いだ。ウン。






▲ ドライフラワーにしなかったバラは、ポプリにするらしい。

出窓で、新聞紙の上に花ビラを広げて乾燥させている。

これも、出来上がりが楽しみだ。



暑くなってきたな。今晩は買い置きのコエドビールを飲むか。




▲ 蔵造の町並みが残り小江戸と称されるご近所・川越。川越の地ビール、COEDO。

濃くて、フルーティーな味と香りがする。
これからはビールの季節。


これが我が家の  酒とバラの日々 THE DAYS OF WINE AND ROSES というわけ。

もっとも、あの映画の”酒”はワインだったが。

新婚夫婦が徐々にアルコールに溺れていくという悲惨なストーリーの映画。

我々は・・大丈夫。 だよね?







ひたち海浜公園・ネモフィラの丘で

2014年05月11日 13時49分36秒 | 青い空の日は旅立(全般)
5月10日(土)

日経新聞の土曜日版に 「家族で遊びたい公園 東西20カ所」 というランキング記事があった(3/27)。
東日本の1位がここ。 国営ひたち海浜公園 (茨城県ひたちなか市)だ。
大規模な園内に咲く四季折々の花々が魅力ということだ。

春のおすすめは、これだった。



▲ みはらしの丘で、幻想的にひろがるネモフィラの野原。

450万本の可憐なライトブルーの花が、青空にむかって広がる様は見事だね!



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この日経のランキング記事を3月に読んで、ボクとdecoはひたち海浜公園に行くことに、珍しく意見一致。
それがどこに在るのかわからない方のために、まず地図を載せよう。



外環道で三郷まで行って常磐自動車道へ、水戸の近くで北関東道に乗り換えて終着ひたちなかICで降りればすぐだ。
殆どを高速使用だから、自宅から2時間半で着く。

GW期間中は、超混み合うから回避。decoの知人夫婦は昨年GWに行ったが近くの高速道で長蛇の列。泣く泣くUターンしてお帰りになったとか。


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で、今日の朝、自宅を7時に出発した。
開園時間の9時30分に予定どおり到着。



▲ もう、入り口付近から順番待ちの車列ができていた。駐車場は三つあるが、私たちはモネフィリアの丘(みはらしの丘)に近い西駐車場へ15分ほど待って入った。

西口・翼のゲートから入園。「ネモフイラ見頃(後半)」の案内が。




▲ ここから、みはらしの丘まで歩いたら15分はかかる。

広大な園内にはシーサイドトレインが周遊している。前方に、運よくみはらしの丘まで直通のトレインが待っていたので、もちろん乗った。帰りは歩いて帰ってくればよい。




▲ みはらし広場にほどなく到着。ここが、ほらネモフイラの丘になっているのだ。





▲ みなさん、ネモフイラを楽しみながら上に登っていく。 では、私達も。






▲ きょうは快晴。 空の青、ネモフイラの青。ライトブルー一色の世界だ!





▲ 向こうには、青い太平洋が広がっている!






▲ 多くの人達が、ゆっくり上へ上へと登っていく。

青い空に、白い雲の帆船がポツ、ポツと浮かんで、ゆったりと流れていく・・

おお、これはボクのブログのテーマ風景ではないか・・・






▲ 緑の頂上部分が見えてきた。標高58m。

ひたちなか市の最高地点だって(笑)。






▲ ここで、ネモフィラの花をあらためて眺めてみよう。






▲ 小さく可憐なこのネモフィラの和名は、瑠璃唐草(るりからそう)。なるほどこの淡青色は、瑠璃(るり)色とも言うね。

耐寒性1年草。草丈10-20cm。茎は匍匐性で横に広がる。花は4-5月に開花し、花径2cmぐらいで、白に空色または青紫色の深い覆輪で、中心部に黒い点が5つある。ネモフィラとは「林を愛する」の意味で、茂みの中の明るい日だまりに自生していることによる。(Wiki)


decoによれば、ネモフィラは家にもあるんだって。ホンマかい? 彼女の寄せ植えにあるんだって。






▲ 頂上付近にある「みはらしの鐘」。鐘を鳴らす人が列を作っていた。


キミたち、鳴らすのは1回だけにしておきなよ。


巡り終えて、下へ下りる。





▲ まだまだ多くの人たちが、可憐な花と空と海とが織りなす青のパノラマシーン、を愉しもうとして登っていこうとしている。






▲ 少し離れた所から眺める。 手前には菜の花畑が広がる。

菜の花は、残念ながらほとんど花を落としている。5月の始めがベストショットのポイントだろう。

ネモフィラの開花時期は4月下旬から5月中旬ということだ。
あなたも来年いかがですか。


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みはらしエリアを離れて、隣の草原エリアへ歩いて行く。




▲ 赤と黄色のポピーが咲いていた。

今、5月10日前後に海浜公園で咲いている花は、菜の花(ほぼ終わった)と、ネモフイラとこのポピーだ。

4月には、スイセンとチューリップだったようだ。





▲ 草原エリアの大草原と名付けられた所を歩いていく。 向こうに、プレジャーガーデンエリアの大観覧車が見える。

この草原エリアの右手にバーベキュー広場があり、BQができるようだ。

来年は、息子夫婦、decoの姪夫婦にも声をかけて、子供たちを集合。BQも兼ねてまた来よう。


お腹も空いた。ガーデンレストランに入った。




▲ 注文したのが、ここにしかないという青いネモフィラカレー。(そりゃそうだろう)

decoは向こうのハヤシライス(順当だ)。

ネモフイラの花びらを煎じて青くしたカレー(嘘)は甘口。ピリリとしたカレー味はあまりなくて、いまひとつの味だった。食い物は青くないほうがよさそうだ。





▲ 入り口の西口・翼のゲートに戻った。屋根が翼の形をしているから、そう呼ぶのだろうな。


ひたち海浜公園は190haもある。東京ドーム単位でいうと40個分だ。1日では回りきれない。
テーマを決めて回るしかない。今回は、ネモフイラ。
来年は子供たちを連れてくるなら、BQと遊具・乗り物だろうな。

それまで。またね。


***********

ひたち海浜公園の近くには、大洗海岸、大洗港がある。
そもそもこの近辺に来たのは今回初めて。

ついでだから、大洗港にも寄ってみる。




▲ 大洗海鮮市場という店に寄る。

decoは、キンメ、アジの干物、赤鯛、イカ、ホッケ等のセット買い。そのうちキンメ干物、イカは今晩の夕食になった。





▲ 大洗港で。 クルマの中でおとなしくお留守番をしていたポロンと散歩。

ひたち海浜公園はペットもOKだった。次回は、一緒だな。





▲ 北海道・苫小牧へ行く商船三井のフェリー、サンフラワー号が泊まっていた。

北海道へ行くときは、いつも新潟から新日本汽船フェリーだったが、次回からは大洗発にしてみようかな・・


午後6時ごろ自宅へ戻った。




PS 追記;

1.ちなみに、「家族で遊びたい公園」ランキングの他の公園は

<東日本>

2位 葛西臨海公園(東京都江戸川区)
3位 国営昭和記念公園(東京都立川市・昭島市)
4位 浜名湖ガーデンパーク(浜松市)
5位 国営アルプスあずみの公園(長野県)

<西日本>

1位 水前寺江津湖公園(熊本市)他


2.我が家のネモフィラ 5月11日

ありました。



知りませんでした。

若葉の季節に

2014年05月01日 05時48分32秒 | これからの旅予定
5月1日(木)

5月 になった。

若葉があちこちで芽吹く季節だ。 
新緑にかがやく若葉を見上げれば、新たな元気がわきおこる。

気持ちも新たに、テンプレート(背景画像)を替えよう。





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<夏までの旅予定>

そして、この夏はどこへ行こうか・・(気が早いネ)

 山は、今年は少し高いところに挑戦。

中禅寺湖を見下ろす、スロープがきれいな、男体山2484mをがんばって登る。
それがクリアできたら、尾瀬の燧ケ岳2356mに登る自信もつく。
夏の最中は、涼しい乗鞍高原へ。今まで見上げていただけの乗鞍岳3026mへ。


 メインの夏の連続休暇は、今年は北海道はお休み。

もっと小さい島、佐渡島へ渡り、アースセレブレーションの催しを見てこよう。
夏の佐渡は暑いだろうが、太鼓を乱打する鼓童の熱気に触れるのもよい。
これはdecoも行きたがるかも。


夏は太陽と生命の燃える季節。
さあ、またHarmony とこの季節を熱く追いかけよう。