青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

さよなら 2017夏の東北・北海道の旅(6/25~8/25)

2017年08月27日 06時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月24日(木)




▲ 昨晩は、道の駅うたしないチロルの湯で車中泊。

ここは温泉を併設しているので都合が良かった。



小樽港には4時ごろ到着した。

明日に出航するつもりの予約で窓口に来たが、聞いてみるとまだクルマの空き枠があるという。

え? ・・・

エ~イっ! それノッタあ!(笑)




▲ そのまま、17時出航の新潟行「らべんだあ」に乗った。

お土産はどうするんだよー

(買ってないので船内で買って、新日本汽船の包装紙は捨てた)




▲ 最下層民のエコノミークラスは売り切れで、2150エンを上乗せでツーリストA(23,650エン)のクラスとなった。

もはや、エコノミークラスでも大部屋での雑魚寝ではないらしい。
こんな近代的タコ部屋↑で、




▲ 一人ずつ、こんなボックスベッドがあてがわれる。

エコノミーとツーリストAとの違いは、掛け布団が毛布か羽根布団の違いらしい。

(こういう狭い空間で寝るのは慣れているので(笑)、よく眠れました)


夜には、広間でビンゴ大会が今回もあった。



▲ ボクは、なんとなく当たるような気がしていたが、当たった3等!

(去年はナント、1等賞2000円の船内での商品券が当たった)




▲ イエーッ!

今日は、この方が1等賞。

おめでとうさん。



8月25日(金)

昨晩は、かなり揺れてボックスもキーキーと音をたてていた。
新造船のくせに建付けが悪い。
が、駐車場でのトラックの夜間アイドリング音に比べればたいしたことはない。




▲ 海を見ながらの朝食で。

これで950エンか。こんなのもう自分でできるな・・(笑)


新潟港には予定どおりの9時に着くという船内アナウンス。


あともう少しで、我が家への道だ。








総走行距離:5080km

ながいあいだ、お付き合いいただきありがとうございました。
しばらく当ブログはお休みをいただきます(^^)。




今回の旅の最後の地を、いよいよ撤収

2017年08月26日 21時09分24秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月22日(火)

美深アイランドキャンプ場での3日目。



▲ 朝から小雨がパラついていた。

それでも、キャンプ道具をタープの下に集めて、朝食はあくまで外で。

明日は、晴れる予想だったから更に延泊手続きをした。




▲ キャンプサイトの夜の風景。

右の道路側に照明塔があり、真っ暗にはならない。



8月23日(水)

美深アイランドキャンプ場での4日目。

朝方は曇り。




▲ コーヒーカップを持ちながら。

ずっと向こうの白樺は、葉が少し黄色くなってきたような。

次は、ここで白樺が全面的に紅葉した風景も見てみたいな。
幹の白さと色ずいた葉のコントラスト、それは綺麗だろうな。

ここからどうするか・・

美深のあと、オホーツク海側に出てそこで海岸沿いのキャンプ地巡りをすることも考えた。
しかし、先行きの天気はどうも思わしくない。
海岸に出ても、雨にたたられる可能性が高い。
そこまでキャンプをする必要は・・・ないな。

ここまででいいだろう。
十分やった、周ったではないか。




▲ 撤収だ

ゴミを分別ゴミ袋(有料)3袋にいれた。

クルマの前の白樺の樺をなでなでして。良かった、楽しかったよ。





▲ バスコンの永住型みたいなジーちゃんにも一応、お別れの挨拶。

また、来年お会いするかもしれません。それまでお気をつけてと。




▲ チェックアウトの時間制限は午後3時で、3時ちょっと前に美深アイランドキャンプ場を出た。

北海道周遊の旅は、ここで最後にして。

名残惜しいような、

それでいて、帰るとなると何か嬉しいような、二つの感情が一度に沸き起こった。






▲ ナビの進路は、小樽に向けた。

ここから約260km先、7時間ほどの道のりだ。

途中どこかの道の駅で、車中泊となるだろう。





炭火を起こしてバーベキューだ

2017年08月24日 21時26分31秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月21日(月)

美深アイランドキャンプ場二日目の朝。



▲ タープはそのまま、テーブルもチェアもそのままで。

タープのおかげで、夜露には濡れない。

ちょっと散歩。



▲ キャンプ場の前には、天塩川を一部堰き止めた川がある。

堤防沿いに食前散歩だ。





▲ きょうの朝食は





▲ ソーセージとエッグ。

トーストにはブルーベリージャムを。


朝食のあとは散策をしよう。



▲ キャンプ地の反対側には、広い芝地が広がっている。

その小さな丘のうえには




▲ 塔みたいなものが作ってあって。

上って上から全体を眺めてみる。




▲ 正面の林状のところが、フリーサイトのキャンプ地でボクはこの奥にいる。

右側の白い建物が、昨晩入ったびふか温泉だ。




▲ 正面から左側に目を移すと、オートキャンプサイトだ。

有料で1区画2500円だ。
その代わりに電源が備わっているし個別に上水道が使える。

多人数のファミリーで来るならこのサイトは便利だろう。





▲ ワイド画面で見てみると。

気持ちのいいところだねー。

塔を下りて戻ろう。



▲ 噴水の向こうがフリーサイトのキャンプ地。




▲ 白樺の木立の傍をとおって、もどる。


ちょっとPCで外界のチェック。



▲ バッタくんが、ボクのPCの上に飛び乗る。

オイオイ、邪魔しないでくれよ(^^)。


昼になった。

食材の買い出しに出かけよう。

三食はめんどうだし、食べすぎになるから昼食と夕食を一緒に、少し遅く食べればいい。




▲ キャンプ場から橋を渡って、町への道に出る。

その橋の上からの川面の風景。


~・~・~・



▲ ジャーン、買ってきた食材でバーベキューだ!

牛肉と鶏肉は、焼き肉のタレで漬けておこう。

ニンジンは、ちょっと大きく切り過ぎだが、ポリポリといこう。

このあと、炭火おこしにかかったのだが・・

なかなか十分に炭に火が広がらず、火付けに1時間もかかったよ。




▲ で、一人バーベキュー開始!




▲ ウムム、焼けてきたよー。





▲ まずは、カンパーイ。





▲ 焼き鳥もいい色になってきた。

オイチー。




▲ このトウキビが久しぶりにウマカッタねー。

普段はゆでるか、ゆでたトウキビに焦げ目をつけたりするだけ。
ゆでれば、確かに全体に柔らかになるが・・

やはり焼きトウキビだねー。
固めだが歯ごたえがいい、それに香ばしくて最高!

ほんとは海鮮モノも焼きたかったが、ここは内陸だから揃わなかった。

しかしあれだけの肉を独りで食べると・・ちょっとなあ。

(帰ったら定期メディカルチェックがあるというのに)




夕暮れ時になった。



▲ 夕日が横からさしてくるようになった。






▲ もう少しで陽が落ちるかな。





▲ そのあいだ、ニセコで買った有島武郎の本を読もうか。




21世紀の森から白樺木立の美深アイランドへ

2017年08月23日 12時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月20日(日)

三日目の朝。



▲ 6時前に起きて、周りを散歩。

まだ朝霧が立ち込めている。

静かだ。





▲ さあ、ここでは最後の朝食だ。

向こうには、きのう入ってきたファミリーのテントが新たに設営されている。




▲ 今日の朝食は、2種類の菓子パンが残っていたのでそれを食べてしまおう。

ヨーグルトもね。




▲ 同年代(以上)のクルマジプシーもそこそこいるが、小さい子供さんを連れてファミリーで来られた方が多い。

小さい子は、シャボン玉を飛ばしたり、ボール遊びをしたりでうるさいのではなくて、活発で活き活きしている(笑)。

ラジオで言っていたが、明日からどうも学校が始まるらしい。北海道は夏休みが1週間ほど早く終わるようだ。

で、キャンプ場も一気に閑散になるのかもしれない。
ここも、お盆期間中は丘の上のほうまでキャンパーで埋まっていたというから。




▲ 名残惜しい気がするが、申告どおり11時過ぎにこのキャンプ場を出発した。

またね。

~・~・~・


旭川市内に戻って、



▲ 旭川ラーメン村

旭川に来たら、旭川ラーメンだ。

帯広の豚丼と同じく、ここはずせない。

毎回、ここに寄っている。




▲ 8店舗あるなかで、「いってつ庵」という店に入った。

ネギラーメンが眼を引いたので。

「からいねぎラーメン」850円

少し甘い味噌味と、塩味の効いたチャーシュー塊の味が絶妙だった。

~・~・~



旭川から北上すること、120km。

美深(びふか)の町にきた。

ここの森林公園びふかアイランドキャンプ場へ入る。
昨年にうなぎさんの真似をして、decoとここでキャンプの真似事(1泊)をした。




▲ 今回設営したサイトも去年とほぼ同じ、一番奥まったところだ。

去年長期滞在していた関東からのご夫婦は、今年もいた。
3ヶ月ぐらいここにステイしている。




▲ 反対側の正面から撮った。

きのうまでの21世紀の森の特徴が、広大な芝生のオープンスペースに対して、
ここは白樺を中心にした木立に囲まれたキャンプ地ということになろう。


設営が終われば夕食準備だ。
主夫は忙しいのだ。



▲ 今晩は、コレ!

な~んだ・・と今思ったでしょう、アナタっ。

ここに入る前に美深のスーパーで、モヤシと一緒に買ってきた。




▲ シャッ、シャッと手際よく炒めて、

ハイ、どーぞ。

おいいしいよ。

しかし、これも2~3人分?と書いてある。

お~い、だれかあ、残ったの要らない?





▲ キャンプ地に隣接して温泉宿泊所がある。

びふか温泉400エン。

この便利さが魅力だよね。

では、ひと風呂浴びてこよう。



21世紀の森 2日目

2017年08月23日 06時00分00秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月19日(土)

晴れ。

これは、まちがいなくキャンプ日和だ。




▲ ちょっとミニPCでブログ返事を書いたあと、ブレックファーストだ。




▲ で、何を食べているの?





▲ トーストと目玉焼きとミニベーコン2枚。シリアル。

いつもはフライパンで、できるだけ煙が漏れないように、すぐに換気扇を回してクルマの中で作るのだが。

きょうは、おおっぴらに油をはじかせ煙をまき散らして、作った。

この広い野原だからね。



また、昼が来て、




何を作ったかというと、



▲ 焼きそばを、これまたジャージャーと油を飛ばして作った。

三食パックの焼きそばだったが、ニ食を食べてしまった。





時はだんだんとゆっくりに。

日が照ってはいるが、風も少し吹いてくるしタープの下にいれば、暑くはない。

隣りのキャンカー・ジル乗りのオジサンと話をしていた。



夕方の前に、キャンプ地の中にある「森の湯」へクルマで行った。

森の湯はここから歩いていくには遠い、しかもシャンプー等は使えないのが難点。

しかしこのキャンプ地での長期連泊の歯止めになるだろう。




そして、夕方に。



太陽は、クルマの前方から昇り、後方に落ちる。


夕食は、



▲ 千切りにした豚肉が入ったチンジャオロースの素みたいなもの。

ピーマン、タマネギと炒めるだけで。




▲ はい、できあがり。





そしてまたキャンプ場の夜が。

夜は起きていると、クルマの中の電気を食うので早く寝るに限る。

おやすみなさい。






旭川市 21世紀の森 でキャンプ

2017年08月22日 12時01分14秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月18日(金)

道の駅ひがしかわ「道草館」での朝。




▲ この道の駅に隣接して、登山専門店モンベルがある。

どうしてかなあと思ったが、そうだここは大雪山への入り口的道の駅なんだ。

大雪山は、朝日岳、黒岳、赤岳もう登ったからいいんだ。

え!? トムラウシ山? 日帰りで行けないじゃん(笑)。


うん、晴れてきた。

じゃあ、予定通りあのキャンプ場⛺ へ行こう。

キャンプ場に電話したら、いつでも入れますよ。

東川町のスーパーで食材を調達して、出発。


昼過ぎに旭川市営の21世紀森のキャンプ場へ到着。

総合案内所で受付を済ませる。

キャンプサイトは複数あるが、去年と同じく「ふれあい広場」にした。




▲ うなぎさんから、充電器があるよと聞いていたので、案内所であらかじめ依頼してトイレ棟の横にクルマを付けた。

管理人さんが来て、セルフタイマーを設定してくれる。

1時間100円で、3時間サブバッテリーに電源コードを繋げて充電をした。

OK!



▲ 停めたところも、去年と同じところになった。結局、自分の好みは変わらない。

変わったのは、ジャーン!!

タープ設営だ!

どうだ!




▲ 夕食準備。

カルビパックを買ってきたのでそれを。

ピーマンともやしとタマネギを入れてフライパンで炒める。

簡単だ(笑)。

簡単でもクルマの中では、油が飛んでタイヘンなことになるからコーユーことはできない。
キャンプ場でしかできないのだ。




▲ でけた!

ひさしぶりの焼き肉!




▲ 風に吹かれて食べる焼き肉は、ウマカッタ。

ゴッツアンでした!




十勝岳望岳台を離れて

2017年08月22日 10時32分28秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月17日(木)

富良野岳を周遊した翌日、望岳台での朝。



▲ 午前中は、無料WiFiの使える避難シェルターでブログ作成。

結局、この日は曇り。

十勝連峰もご覧のとおり雲の中。見えない。

ラッキーだった。

山を下りよう。




▲ 美瑛に向かう途中の国道沿いにある、ゼルブの丘

もう、こういう巨大花壇にはどうも関心が向かないなあ。


ほどなく美瑛市内に到着。



▲ 道の駅びえい「丘のくら」。

駐車場が狭いところだった。





▲ 中も混んでいて、食事処も番号カードをもらって座席を待つ。

食べたかった野菜スープカレーは売れきれ

で、カレーうどんに。

これじゃあ、家で食べるのと同じだと思いつつ、食べると美味しかった。


ちなみに、他のブロガーさんの紹介されていた道の駅混雑時の避難場所、花人公園に寄ってみた。
が、スペースは十分あるが、牧場の臭いが漂ってきて車中泊には駄目だこりゃ。

このまま旭川へ行こう!




▲ 旭川市内の東方にある東神楽公園の温泉へ。

ここは昨年も寄った温泉。


この日は、近くの道の駅ひがしかわ「道草」で車中泊といこう。


さあこれで、いよいよ最後のタスク「キャンプ地 ⛺ でタープを使う」へまっしぐら(^^)。



十勝岳温泉起点に、富良野岳、上富良野岳、上ホロカメットク山を周遊登山

2017年08月19日 15時55分54秒 | 同上 (山歩き)
8月16日(土)

十勝岳望岳台での朝。

朝5時前に起床、外へ出てチェック。



▲ 望岳台からの十勝連峰は・・見える!

十勝岳の頂上は少し雲がかかってはいるが、右横の富良野岳はハッキリ!
(雲たって噴煙みたいだけど)

これはイケル! 出動だ!

15分ほど東の十勝岳温泉登山口へ、取り急ぎ移動する。



▲ 準備のあと、6時半ごろに登山口を出発する。




▲ 光り輝く空の下、砂利道を上がっていく。

自然と笑みがこぼれる。


 

▲ 山道の脇に紫の花に遭遇。これから花が開くのか。




▲ 噴煙を上げる安政火口の手前で、この川を横切り、富良野岳の方向へ昇ってきた。


  

▲ 黄色い花と紫の花。このあと、たびたびお目にかかった。




  

▲ ミニひまわりのような花と、小さ目の白い花。






▲ うむー、あれが富良野岳だろうか。

これが見えるまでは、三峰山の山腹を横切るかたちでかなり歩いた。
行く先の標識が現れず、正しい道を歩いているのか、かなり不安ではあった。


  

▲ アザミと黒アゲハチョウ。

背が紫色に光るアゲハチョウが多かった。アザミが好きなようで、この花だけにひっついていた。

  

▲ 名は知らねどこんな花も。


ようやく、縦走路分岐点に到達。

   

 ▲ ここが上富良野岳へ向かう山道と、富良野岳へ向かう道との分岐点だった。

ここで休んでられる方に尋ねて、自分はすでに分岐点を過ぎていると思込んでいたことに気づいた。





▲ したがって、ここから上って富良野岳1912mを目指せばいいのだ。

あの山の更に向こうらしい。
あと1時間弱で山頂へ到達するはずだ。

そしてこの分岐点の正面には、


▲ おおーっ!

右手前から、まず尾根伝いに登って三峰山1866mへ、そして上富良野岳1893mへ、また登って上ホロカメットク山1920mへ縦走する。その向こうにはトンガリの十勝岳2077mが見える。




▲ ワイド画面では。右端、左端は雲海がずっと広がっている。

スマホ、タブレット用;





   

▲ 青い色の二つの袋のような華と、青いスミレのような花。






▲ 富良野岳を目指して進む。

下がってまた上がる。

頂上がどこなのかは、この角度からはよくわからない。

  

▲ こんな花が道端に。





▲ 山道のがけふちには、お花畑が広がっていた。




▲ 黄色い花と白い花が広がっていて見事だ。

美瑛岳、十勝岳の山ではなく富良野岳を今回選択したのは、花が多いということと、写真を見て緑の山肌が魅力的だったからだ。




▲ 富良野岳山頂に到着。9:38AM

約3時間要した。コースタイムは3時間半だから順調だ。




▲ 十勝岳の方向。





▲ その右側。

光る雲海が、ずっと広がる。




▲ さらに右側も雲海だが、わずかに富良野市内がのぞく。




▲ 後方には雲海の手前に前富良野岳だろうか、小さなとんがりが見える。





▲ 再度これから向かう前方のワイド画面。

右側から周遊して、十勝岳の右手に切り落ちた上ホロカメットク山まで行って下山するのだ。




▲ まだ10時前で昼食には早いが、ここで食べておこう。

頂上には20分ほど滞在のあと、出発。



いったん下って三峰山へ至る緑の稜線をルンルンと歩いた、
と書きたいところだが、ガスってきた。



▲ それでも、山道の両側は元お花畑。

チングルマの枯れた花が一面に咲いていた(残っていた)。




▲ チングルマの成れの果て。





▲ 稜線では岩稜地帯もあって、余計な想像は排して一心に歩いた。




▲ 振り返ると富良野岳。

いい山容だ。




▲ 三峰山頂上1866m。

後方の富良野岳が小さくなってくる。





▲ さあ、前進だ。





▲ 上富良野岳頂上。1893m




▲ 次は、手前のデコ状に出っ歯っている上ホロカメトック山へピストンで登ってくる。

この縦走は当然だが、上がったり下がったりだ。



▲ 上ホロ頂上。1920m




▲ 正面には十勝岳。2077m

ここから更に十勝岳まで歩いていけそうな気がする。
実際できると思うが、Harmonyが取り残されるからダメ(笑)。




▲ 振り返って、最後の富良野岳展望。

もう富良野岳も雲をかぶってきて全容が見えない。
40分ほど上ホロの頂上にいたが雲はとれず。

本当は、ここからの富良野岳がダイナミックなのだが残念。

しかし、無理は言わない。

面白いことに今日は十勝連峰の頂上部分がずっと晴れていて、空も青空。
しかし下界との境は雲海で遮られていた。


ま、上出来ではないでしょうか。

今回最後の山としては、めでたしめでたしだ。

では、下山!




帰りはほぼ完全に曇っていて、ちょっと期待していた安政火口は霧の中でまったく覗けず。




▲ もう少しで登山口だ。凌雲荘も見えてきた。

下界の上富良野市街は晴れているようだ。




▲ 登山口へ戻った。15:36PM

Harmonyもいる。

結局、9時間余の山行。CT8時間半。

累積標高差1100mほど。アップダウンした割には膝も痛くならなかった。
多分前回とのインタバルが十分空いていたからだろう。




▲ 十勝岳温泉凌雲荘の温泉に入っていこう。

800円と高めだが、お湯は良かった。
低めの温度の露天風呂では、十勝岳連峰を眺めながら、いつまでも浸かっていたかった。




▲ 入浴後、再び望岳台へ戻った。

もう日も暮れた。

さあきょうは、ほっとして良く寝れそうだ。

富良野・美瑛 空を仰いで

2017年08月17日 12時30分10秒 | 青い空の日は旅立(全般)
8月14日(月)

富良野から上富良野へ移動。

十勝岳連峰のふもと十勝岳温泉登山口に登って車中泊。


8月15日(火)

十勝岳温泉登山口の朝。



天気予報どおり濃霧。

それでも登山口を上がっていく人はいる。

ま、いいんだ。きょうは登るつもりはない。

このあたりは4年ぶりだから、登山口状況の再確認が目的だ。

ここは隣接する稜雲閣で立ち寄り湯可。800円とちと高いが。
登山口Pには水洗トイレもあり。


西のもう一つの拠点へ移動。

 

▲ 吹上温泉白銀荘キャンプ場

白銀荘は宿泊地であるとともに日帰り湯も開放している。600エン.

便利なので車中泊しようとすると500円徴求される。

キャンプ地(非常に小さい)なので、テント(タープ)一張代500円払えば、車中泊代は当然不要。
水洗トイレ、炊事場利用可能。ゴミ不可。

天気がよければ、ここでいよいよボクのタープの登場となるが、雨の中で張ってもなあ。パス。


更に西のもう一つの拠点へ移動。

  

▲ 十勝岳望岳台

ここは、2013年に十勝岳へ登ったときに前泊した。

ところが驚いたことに、一段下に防災センターなるものが建っていた。



▲ 館内。

10時~4時で、ソフトクリーム,飲み物も売っている。

もっと驚いたのは、水洗トイレのみならずこの館内も24時間開放されていることだ。
多分、十勝岳連峰の噴火・遭難等の防災拠点としての趣旨からだろう。

しかも、WiFiが館内だけだが無料開放されていて、しかも道の駅みたいに30分、1時間の時間制限が付いているのではなくて、使いホーダイ。(ちょっと語弊のある言い方をしたな。防災的には当然だが)

フロアーには、美瑛町、上富良野町の大きなジオラマ地図が描いてある。
それをちょっと拝借して、


▲ 赤で囲った、十勝岳温泉登山口 ⇒ 吹上温泉保養センター(白銀荘)⇒ 現在地・望岳台 の位置関係。

そして今回登りたいのは、十勝岳温泉登山口を出発して、青で囲った 富良野岳 ⇒ 三峰山 ⇒ 上富良野岳 ⇒ 上ホロカメットク山 の縦走後、再度登山口へ戻るコースだ。

でもなあ、この天気ではいつになるやらトホホ。

登山拠点を確認したあと、上富良野にいったん戻るべく出発。

途中でここに立ち寄ろう。



▲ う、う~ん右側にある駐車場へ入れない。

案内のオジサンに「列の最後尾についてください」と言われた。800mあるという!

アホか、そんなもん並ぶかい。パス!

とクルマを進めたら、「青い池第二駐車場」の標識があった。
そこに入っていったら、難なく停められた。(なんのこっちゃ)

第二駐車場だけに池まで5分は歩いたが、いい運動だよ。



▲ 大勢の方が見に来ていた。

もうここは、大観光スポットだ。




▲ 青い池



更に上富良野の町へ入って。

二人のブロ友さんが紹介されていて、ボクだけ知らなかったのでここへ(笑)。



▲ 日の出公園展望台





▲ 手前の花壇は花が咲いて綺麗だが、後方の広いラベンダー園は・・もう終わってるね。




▲ 木蔭の向こうに、十勝岳連峰が見える。




▲ 連峰のズームアップ。

山頂の部分は、やはり今も雲がかかっているが、雲が切れているところも出てきている。

天気予報を見ると、正午の時は明日は終日「曇り」予報だったが。
今見ると、午前中だけ「晴れ」マークに変わっている。
うむむむー。「晴れ」?
午前中だけだが。

スーパーに寄って、食料調達後、再度山麓へ向かう。

白銀荘で入浴後、

山頂の雲状況が目の前ではっきりわかる望岳台へ移動。
ここで車中泊。

あしたの朝に、山頂の雲のかかり具合を目でみて、登るかを決めよう。


「北の国から」を巡る

2017年08月14日 14時00分32秒 | 文芸・アート
8月13日(日)



▲ 道の駅南ふらの での朝。

無情な小雨は降り続く。

思い起こせば、去年の8月は北海道には断続的に台風が押し寄せて、小雨どころか大雨が降り、洪水を引き起こした。
南富良野も洪水で農作物に甚大な被害が生じたと報道されていた。

そんなものに比べれば、今年の少雨続きなんかはずっとマシということになるが・・

出発。

富良野の麓郷(ろくごう)へ向かおう。



▲ 麓郷へのショートカットの道途中で、奇妙な造形物を発見(笑)。

何か牧草みたいなものを天日干ししているのだろうが。
みんな雨ガッパを着ている。


ほどなく麓郷へ到着。

麓郷はご存知、倉本聡脚本のTVドラマ「北の国から」の舞台となった地だ。
そのロケ地が今も点在し、保存されている。
それを今回は巡りたいと思っていた。



▲ 「北の国から」は、おもに80年代、90年代に断続的に続編が放映された。

ボクはちょうど2回の海外勤務をしていた時期にあたり、ドラマは知ってはいたし、実際ここのロケ地を、過去に富良野に来た時、覗いてはいた。
しかし、ドラマ自体を見ていないから全く感動もなかった。

それが、今年の年初からフジテレビがBSで全編を再放送した。

で、ボクとdecoは、ようやく「北の国から」が何なのかを知った。

ということで、今回改めてロケ地を巡ってみたいと思ったしだいだ。

ロケに使われた五郎の「自宅」は三箇所、「五郎の石の家」・「丸太小屋」・「拾ってきた家」に分散して保存されているが、載せる写真は物語に沿って順番を変えた。



▲ 「最初の家」。

81年にドラマが始まった中で、結婚が破綻して東京から戻った五郎が廃屋同然の家を修理し、水を引き、風力発電を作った家。




▲ ドラマにしょっちゅう出てきた五郎のニッサン。





▲ 「丸太小屋」。

五郎の手で完成した丸太小屋。東京からの出稼ぎから帰ったその日に当時一緒に住んでいた正吉と純の火の不始末から全焼してしまった。

純がこのストーブ↓の上で何かを乾かしたまま、外出したのだったかな。







▲ 「三番目の家」。

丸太小屋が全焼した後、初めての時の様に離農した農家の廃屋を直して住むようになった。
純が父への誕生日プレゼントにした風力発電の装置が、屋根に見える。




▲ これは五郎の家ではない。五郎ちゃんはこんなのは食べない。

ロケ地サイト内にあるカフェで。
麓郷の森フォカッチヤサンド 600エン。
詰め物はパンプキンを選んで。


五郎の住んだ家は、かように複数あるのだが、中でも一番有名なのは次の「石の家」だろう。



▲ ロケーションも良くて、少し森の中を歩いていく。






▲ ああ、あれだ。





▲ 五郎はもっとしっかりした丸太小屋を建てようと計画したが、東京に出てガソリンスタンドで働く純はタマコを妊娠させてしまい、誠意を見せるために金を作ろうとして、丸太小屋を諦めた。で、ただで積み上げられる石を使って、コツコツと建てたのがこの石の家。

内部は、










▲ 「純と結の家」

東京から戻った純は、清掃業のかたわらで集めた廃品で家を作る。

クルマのフロント部分が使われている。




▲ 最終編「遺言」で五郎が雪子の為に作った家。スキー場のゴンドラが窓代わりに埋め込まれていたり、これも廃材を目いっぱい使ったユニークな家。

内部はこれだけでも、アートとして珍重されそうだ。



売店では、


▲ 「北の国から」関連グッズ、資料本、DVDがいっぱおかれている。

ま、ボクはそこまではマニアにはなれないが(笑)。




▲ 富良野地区には、この花があちこちで群生している。

先ほどのカフェで尋ねてようやくその名前がわかった。

オオハンゴンソウ。

五郎の遺言文にもオオハンゴンソウが咲く麓郷と、言及があった。



五郎の家関連ロケ地はこれくらいにして、「北の国からロード」を走ってみる。
  


▲ 地井武雄の経営する「中畑木材事務所」と、純と蛍が通っていた「中の澤分校」。今は本当に廃校になっていて地区の集会所に。



    

▲ 純が涼子先生(原田美枝子)とUFOをみた所。

この森の先をずんずん入ったところにあるのだろうが・・・
ボクもUFOを見たいが、今日は行けない。


ふらのジャム園で今回もジャムを買ったあと、



▲ 麓郷展望台へ上がった。

向こうに富良野市内が見える。







そこに咲く花も綺麗だった。




  

▲ JR富良野駅 に寄ってみた。

物語では、出迎え・別れの感動的なシーンが繰り返されたスポットだが。

もはや、素朴な停車場のイメージはない。



夕方に、どういう基準か知らないが、ネットで富良野で1位になっていたこのレストランに来た。



▲ リゾートインノースカントリー

ホテルだ。




▲ チーズフォンヂュ 1200エン(税前) とノンアルコールビアで


美味しかった。

がそれでも食べたりなかったのか、クルマに戻って時節がらスーパーで安売りしていたオハギを2個も食べてしまった(笑)。

十勝産のこし餡が、めっぽう旨かったので。