青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

おしんの地をたずねて

2015年02月14日 04時47分53秒 | 青い空の日は旅立(全般)
2月10日(火)

なの花温泉田田での朝。



▲ 朝がたほんのわずかな間、陽が射した。
すると、気持ちは非常に前向きになるのがわかる。
しかしまもなくまた曇天と小雪が舞う天候に戻ってしまう。



▲ 昨日最上川舟下りで買った、笠をクルマの入り口に飾る。

これからは、この笠とともに旅をしよう。

酒田市内へ移動する。
行く先は、酒田のシンボル、山居倉庫(さんきょそうこ)だ。

山居倉庫は明治26年(1893年)に、旧藩主酒井家によって建てられた庄内米の保管倉庫だ。
今もJAが管理する現役の米穀倉庫だ。



▲ 立ならぶ倉庫裏には、大きな、美しいケヤキ並木が続く。

このケヤキは、漢字の(けやき)のごとく大きく天空へ広がっている。
それによって、この並木は日よけ・風よけの役目を果たしている。




▲ 倉庫の並びの最後尾から、通常とは逆に撮ってみた。

前回来たのも冬(3月)、今回も冬(2月)。雪の降る、雪をかぶった倉庫は静謐で趣がある。
しかし、次回は薄緑色の枝におおわれた倉庫を見てみたい。




▲ 倉庫の正面に出てみる。

おりしも、山形が誇るブランド米「つや姫」のロゴを載せた米トラックが到着した。

「お米はここまで美味しくなれる つや姫」か。

倉庫に併設されたお土産品コーナーへ行く。



▲ いた、いた、おしんちゃんが。

山形県最上川上流の小作農の貧しい家に生まれたおしんは、7歳で米1俵と引き換えに材木問屋に子守奉公に出される。その後、酒田の米問屋・加賀屋に奉公に出される。そこでおしんの根性と辛抱する心を高く買った女当主に可愛がられるところから、運命が展開していく・・







▲ お土産品コーナーは、米加工製品を中心におしゃれな商品が売られている。

ボクも会社同僚の土産品を買った。これで安心。




▲ 倉庫の前の川(最上川)には船着き場があって、米の舟運の重要な拠点にもなったそうだ。




さあ今度は河口の酒田港へ行こう。




▲ さかた海鮮市場。この中の2階に、水揚げされたばかりの鮮魚を扱う魚料理店がある。




▲ 海鮮どんや とびしま




▲ 1000円中心のメニューが豊富。

前回は海鮮丼にしたから、今回は「とびしま膳」1000円(税抜)にしよう。




▲ 港に面したカウンター席で食べよう。セルフ式だ。




▲ とびしま膳。焼き魚は鯛か。

これで1000円だから、きわめてリーズナブルプライス。


階下は海産物市場でいろいろ売っている。



▲ こういったところで、いくらやらナマモノを買って、キャンピングカーに持ち帰って、チンしたご飯と一緒に、即食べるというのが一番経済的。キャンカーだからこそできる食べ方だが・・・。
ボクは、魚をさばくこともできないし、それほどナマモノが好きじゃないから、そこまでやらないが。





▲ 市場の観光案内所に、先ほどの山居倉庫のポスターが張ってあった。

古そうだが、JRのキャンペーンポスターだ。

「大人になったらしたいこと」 ウン、ウン 何なの?




▲ 市場を出ると、11時過ぎに来たときはガラガラだったのに、満車に近い状態だ。




▲ 酒井港。江戸時代は西回り航路の起点として栄えたようだ。今はロシア、中国との交易港として発展を図っているようだ。


今日はちょっと早いが、次のねぐら場所へ移動しよう。
海岸線にそって北上する。



▲ 道の駅鳥海 ふらっとへ到着。

ブログもたまってきたので、クルマの中でブログを書いていた。




▲ 4時過ぎに、道の駅の食事処へ。

5時に閉まるのでそれまでに食べておこう。




▲ 海鮮丼 1250円。

結局、こういう丼スタイルのさかなものなら食べやすい。




▲ 食事のあと、駅から近い温泉施設「あぽん西浜」へ移動。入浴。





▲ 温泉施設兼海水浴用の駐車場のために比較的広い。

きれいなトイレ施設もある。遊佐町が温泉も含めて管理者のようだ。
きょうはこのままここで野営。

ぼちぼち、この旅も収束かな。
あすどうするか考えてみよう。