青い空とわたし

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蔵王のスノーモンスターくん、こんにちは(続)

2015年02月08日 23時33分10秒 | 同上 (スキー)
2月7日(土)

【続き】

朝7時頃起床。

やはり晴れ! 天気予報どおりだ、
これなら樹氷(スノーモンスター)は見れるだろう。
この時はそんなに期待していなかった。
というのも、蔵王スキー場のHPには数日前のスナップ写真が載っていたが、しょぼい樹氷だしパッとしなかった。



▲ で、9時過ぎの遅めの出動となった。

横倉第三駐車場もみるみるうちに満車になっていた。
ここで一つ訂正せねばならない。
道むこうの第一駐車場は車中泊できないと書いたが、今日料金1000円を徴収にきた係員さんに聞くと、できるということだった。

向こうからボクのクルマをしげしげ眺めている係員さんがいた。悪いことしたかなあ・・
その係員さんが歩いてきてボクに話しかけた。
「今度横浜のー、中華街にいくんだけどー、駐車場に停められるかのー?」(うまくお国言葉を再現できない)
聞いてみると、キャンカー・クレソンにお乗りの方だった。
「大丈夫ですよ。ミツイのコインPでも入りますよ。」
と答えると、ずいぶん喜んでおられた。




▲ スキーチケット売り場は、タイヘンなことになっていた。

チケットを買うのに長蛇の列。しかもここからロープウェイ山麓線に乗るのに整理券を発行していた。
整理券の乗車時刻は11時15分。今から2時間後ではないか!

並んでいた地元のスキーヤーに聞いてみると、「久々の晴れだからじゃないすか。
数週間前は知っている係員が閑古鳥が鳴いているって嘆いていたッす。」

久々と言ったって・・、やはり樹氷シーズンだからかなあ・・

ロープウェイに乗るのはあきらめて、リフトを乗り継いでいくことにした。



▲ 4本のちんたらリフトを乗り継いでいった。

しかし、快晴。雪も真っ白でよさそうだ。
うひひー。湧き上がる快感。
(このときは滑り降りることしか考えていない)
「一気降りしたろか」




▲ リフトの左横には、立派な山が見える。

地蔵山1736m。その左に黒い豆つぶみたいに見えるのが地蔵山頂駅だろう。
あそこまで2本のロープウェイで上がるのだよなー。遠いなあ。
BIG ZAO だ。

乗り継いで到着したのがユートピアゲレンデ
ここから、もう一つのロープウェイ、ロープウェイ山頂線に乗って頂上駅にいくのだ。
しかしまた整理券。11時にならないと乗れない。




▲ しばらくユートピアゲレンデで時間をつぶそう。

このあたりの風景は、それまで登ってきたベタなゲレンデとはもう違っていた。

樹氷の風景なのだ。木々に日本海からの強風で雪が凍って張り付いてできた樹氷。
樹氷は、色んな奇妙な造形物に見えるからスノーモンスターとも呼ばれる。

まるで、モンスターが人に挨拶をしてるかのようなのが多い。

「こんにちは、寒いだろうそんなとこで」

ユートピアゲレンデのトップに立つ。
ここは、頂上駅から続く樹氷原コースの一部になっている。



▲ WAO! 頂上から次々に降りてくるなあ。

まあ、なんともまあ・・。見たこともない景色、美しさよ・・
これが樹氷かあ。



▲ では滑るか。樹氷の間を滑走する。

昨日の巻頭の写真はこのあたりで撮ったものだ。




▲ 周囲は、大きなスノーモンスターだらけの圧巻!の雪原。

この雪原の向こうに見える尖った山が刈田岳1758m。その左側の馬の背スロープのところに「お釜」があるそうだ。

思わず、ボクも近くのにいちゃんを捕まえて自分の写真を撮ってもらった。



足を広げているのは他意がない。ハの字にしないと前に滑ってしまうからだ。


さあ、ユートピアゲレンデを滑り降りていこう。



▲ 下にロッジが見える。

いい感じだねー。
味わいながら降りる。




▲ 降りてから上を見上げる。

山の左端が三宝荒神山1703m。右端が地蔵山。その二つの頂の真ん中くぼんだ所にロープウェイ山頂駅が見える。



▲ 樹氷高原駅はまだ長蛇の列。しかしボクの整理券時間11時はまもなくだ。




▲ 11時過ぎに、頂上にいくロープウェイにのった。

さあ、頂上はどんな光景になっているのだろうか

【続く】