青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

夜は別の顔~樹氷ライトアップ

2015年02月10日 21時44分43秒 | 青い空の日は旅立(全般)
2月7日(土) 最終章

ひととおり全てのコースを滑った。
おそらく明日は滑らないだろうから、そのつもりで一生懸命に。
すると、昼飯は抜きになる。
(いつまでそんなことを・・)


【暮れなずむモンスターとSoraの一気降り】

最後はもう一度、地蔵山頂駅まで昇って一気に横倉ゲレンデまで滑りおりてみよう。
ロープウェイはもう整理券は要らなかった。
時刻は午後4時を過ぎた。



▲ ロープウェイ山頂線から。

暮れなずむ樹氷原。
モンスター達、遥か向こうに落ちつつある夕陽を眺めている。

ボクも眺める。




▲ 山頂駅に着いた。

ロープウェイは4時半までだから、もう上がってこないだろう。




▲ ああ、係員さんがお賽銭箱を引っ張っていく・・(左)。

お地蔵さん(右)、今日は何人の人の無理難題を聞かされたの?
毎日御苦労さんだねぇ。




▲ さあ行くか。樹氷原コース一気降り10km。




▲ だめだ、だめだ。

滑ってみてすぐ分かった。一気に滑るにはもったいない。

で、止まり、止まり景色を目に焼き付けながら降りたよ。

ユートピアの下の辺りで、コースを間違えた。
エッチラ、エッチラ歩いて本線に戻った。



▲ 横倉ゲレンデに戻った時はもう5時過ぎ。あたりは薄暗くなっていた。

まあ、これぐらい滑ったらいいだろう。
明日の朝は、万が一晴天になっていたら別だが、蔵王を出発しよう。

クルマでレトルトカレーを食べて、夜の部まで小休止。



【暗闇にひそむモンスターくん、こんばんは】

6時半に、長靴をはいて再び横倉ロープウェイに乗った。
さすがに、順番待ちはない。



▲ 横倉ゲレンデはナイターの時間だ。

ナイターはいつかやってみてもいいなあ。
もっと滑りたいというより、あの陰影が出る幻想的なゲレンデがいい。

ロープウェイを2本乗り継いで、また地蔵山頂駅へ到着。
今度は外に出る前に、山頂駅の屋上へ上る。



▲ わ、わ、わ。ライトアップされて、無理やりその姿を露(あら)わにされたモンスター達が浮かびあがった! 
暗闇に隠れていたのにねー。




▲ 色付きになっているモンスターもいる。赤やら緑やら。




▲ ライトアップの元はコレ。

山頂駅の屋上の軒先から、ライトが正面の樹氷を照らし出しているのだ。
ライトは上の方から、赤色、水色、青色、緑色とかライトに色が付いている。
微妙に角度をずらして色違いの陰影が出るようにしてあるのだろう。




▲ ライトアップの端では、白色ライトだけだから浮かび上がるモンスター達は不気味なくらい真っ白。

ボクは日本各地で百羅漢の石像群を見てきたからか、これも白い石像に見えてしまう。
なんか、みんな上を向いて。何を見上げているのだろうか・・




▲ ロープウェイの支柱も浮かび上がる。

雪やらつららとかが垂れ下がり、お化け屋敷みたいだ。


もう一度、よく見ておこう。




残影として残るまで・・
よしッ。


今度は、山頂駅の外に出てみよう。



▲ そんなに多くの人がライトアップを見に来ているわけではない。

特に、今日だったら昼間の樹氷で、みなさん大満足だったろうし。




▲ 下で見ても、基本的には屋上で見たのと同じ。

一つ一つのモンスターを近くで見れるが。
山頂駅のまわりしか歩けないので、観覧は比較的短時間で終わる。
ボクは、白昼のモンスター・樹氷を十分見たのでもういいか。
降りよう。



【夜の樹氷コースを黙々と走るもの】

下りのロープウェイから、



▲ ライトを点けて、樹氷原コースを何かが上がってくる。




▲ 除雪車だ。

グルーミング(整地)しにきたのだろう。
しましまに、しっかり仕上げてくれよな。(あ、明日はもう滑らないが)
御苦労さん。



【乗り継ぎロープウェイ待合室で】






▲ 樹氷ライトアップ、大人2600円。

2月28日までだ。



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ライトアップのあと、お風呂へ。
今日は、洗い場のあるまともな温泉へと。



▲ 第三駐車場近くの、日帰り温泉・新佐衛門の湯700円へ。




▲ 9時半の終了近くで、入浴している人はいなかったからか、中は寒かった。

冬は浴室に寒い風が感じられるところが多いが、あれはねー、残念だね。

ここの、10割そばを入浴後食べることを楽しみにしていたのだが、ラストオーダーも終わっていた(涙)。

今日は、スケジュールをちょっと詰め込み過ぎたかな?



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しかし、まあ、今日のアイスモンスターは最高だった。
あれだけ見れたので、実はもう国元へ帰ってよい。

しかし中途で止めては、Soraはホラばかりと言う人が出てくるかもしれない。
先輩・曾良の名は汚してはいけない。

やはり明日もまた新たな感動を求めて、この奥の雪道紀行を続けよう。