「しょーがない お花見だもの」
これは今日の朝日の朝刊の伊藤理佐さん(漫画家)のコラムの見出し。
「桜の季節は苦しい。(中略)
『花見もしないで仕事して』『何のために生きているんだろう』とかそっちにいっちゃう。」
として、目の前の仕事が気になりながらも、たくさんの言い訳をズラーッと並べて、「しょうがないなあ」と今年もまた食べて飲んで楽しくやってしまう伊藤さんの苦しさ、はい、メイおばさんもとってもよくわかります!
桜はほとんど散ったのに、今週末も我が家にはお花見の残党が集います。
もう見る桜なんてないでしょうが、、、、と思ってはみても、人が集まってくれる家というのは、アメリカでばかりでなく、東京でも私たちの願うところ。
昨日は朝からねじり鉢巻きでしたけれど、、、
なんて言って、実は本当に鉢巻をして買い物に行ったり、掃除をしたり、料理をしたりしている人は見たことがありませんが(笑)。
「大丈夫です。這ってでも行きますから。」
と言われて、実際這って来た人にも会ったことがないのと同じように(笑)。
我が家は一見平等、夫は一見レディーファーストに見えて実は全く違いますから、いつだって、どこだって、ねじり鉢巻きはメイおばさんひとりです。その間、夫は何をしているかと言えば、書斎に閉じこもって何かをしています。たぶん、「邪魔しちゃいけない」という彼なりの思いやりなのかもしれませんが(笑)。
今日のお客様は夜ですし、料理メニューはほとんど昨日と同じですからけっこう気楽です。花だってもう生けてありますし、床だって昨日のためにピカピカに磨きましたからね。
ということで、今はお買い物を済ませて帰ってきてのほっと一息くつろぎ休憩。
冷やし忘れた白ワインのグラスに氷など浮かべて、ビル・エヴァンスなど聞いております。
もう少ししたらまずはパイでも焼き始めましょうかねえ。
これ昨日のピーチパイです。
評判が良かったし、超がつくほど簡単ですので、今日もこれにしちゃいます。
でもね、ひとつ困った誘惑が、、、、、、、
さっき買い出しに出かけた途中でつい本屋に寄り道して、今朝の新聞の広告に出ていた上野千鶴子さんと湯山玲子さんの対談集「快楽上等!~3.11以降を生きる」を買ってしまったんですよ。
そしたら、面白くて、刺激的で、やめられない、とまらない、、、、、
ワインは進むわ、ページは進むわ、いけない、いけない、あと10分、いえあと30分と己に言い含めながら目下、少々焦りながらも至福の時を過ごしております。
本はいいです、楽しいです。
これだってたった690円、消費税を入れても745円。
それなのに共感したり、反論したりしながら何回だって楽しめるんですからね。
ついでに言えば、「人の集まる家」もいいです、楽しいです。
大変ですけれどね。
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