Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

希望をつなげて、、、灯籠流し

2018-08-17 15:53:40 | びっくり!
メイおばさん
ワシントンにいる時は「Washington Post」
シアトルにいる時は「The Siattle Times」を読んでいます。

と言ったって
日本のように、毎朝ポストに投函される新聞ではなくて
メイおじさんが朝の散歩を兼ねて
ブラブラと買いに行く新聞です。

ふらりと歩けばあちこちに
こんなポストがあります。
フリーペーパーは誰でも開けて取り出せますが
有料新聞はコインを入れないとガラス扉が開きません。


メイおじさんからまわってきた新聞は
すでにチョキチョキ切り抜かれている部分もあったりしますけれど
だいたいにして、興味の方向が違いますから
ほとんど支障はありません(笑)。

ところでこれは、ちょっと遡りますけれど
8月8日、水曜日の「The Seattle Times」の第一面です。


といってもこちらの新聞は
日本のように全部のページが一つの括りになっているのと違い
テーマごとに分冊されたものの集合体です。
ですからこれはB8、つまりBグループの8枚綴りの最初のページということです。

縦長の紙面の真ん中に
なにやら日本の漢字が書かれた箱のようなものを手の上に乗せて
物思い顔の人たちがいます。
そしてその下には
水に浸かって灯籠を流すたくさんの人たちの姿。


見出しに書かれているのは
「HOPE IN THE DARKNESS」

暗闇の中の希望、とでも言ったらいいでしょうか。

読み進めてみれば
なんとシアトルのグリーン・レイク・パークでの
灯籠流しのことでした。

「ジュンコ・アカギは今年もまた灯籠流しに加わった。
毎年、広島と長崎の原爆を含む戦争で命を落とした人たちを
悼むためのものだ。
アカギの祖父も73年前に広島の原爆で命を落とした。
灯籠には彼女の祖父の名が書かれている。」

どんな人たちなのかはハッキリとわかりませんが
その下の写真には
大人に混じって子供達らしき姿も見られます。

そしてもう一度いえば
この新聞は日本人コミュニティー用の新聞ではなくて
アメリカ、ワシントン州シアトルで発行されている日刊紙の中で
最も購読者の多い新聞の一面なのです。



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