臨床心理が専門のメイおばさんの仲良し友がよくこんなことを言います。
「チャンネル、チャンネル、ほら、あのカチャッ、カチャッっていう感じ。」
実はその昔、テレビが大きな箱のような形をしていた時代には
画面の横だか下だかに、存在感のあるダイアルのようなものがついていて
カチャッカチャッとまわさなければ、チャンネルを変えることができませんでした。
「つまらないから他の番組にチャンネルまわしてくれない?」
などというのも、ごくごく当たり前の言葉でした。
それを懐かしい! と思うか
それって何? と思うかで
これまた世代の括り方のひとつになりそうですね(笑)。
仲間たちが集まって
だれかれともなく、愚痴めいた話になったり
悩みの打ち明けっこになったりすると
彼女がいつも言うのです。
「チャンネル、チャンネル、ほら、あのカチャッ、カチャッっていう感じ。
うじうじ同じことばかり考えてないで、ほかにチャンネルをまわしちゃうのよ。
悩みチャンネル、愚痴チャンネルもたまにはいいけどさあ、長くなりそうだったら、無理にでも『癒しチャンネル』だとか、『あったかチャンネル』だとか、『元気チャンネル』だとかにカチャッ。
いっそのこと何時から何時までは『お悩みチャンネル』、何時から何時までは『お怒りチャンネル』、、、、みたいに番組表を作っておくのもありだわよ。そしてさあ、『悩みチャンネル』だから今から思いっきり悩んじゃうわよ、『怒りチャンネル』になったからちょっと怒っちゃうからね、みたいにするわけ。
ただし、チャンネルが変わったら、もう絶対に前の番組をひきずらないことよ!
忘れないでね、カチャッ、カチャッのチャンネル主導権はあなたたちにあるんだからね。」
この、カチャッ、カチャッのイメージ、実はけっこう効きます。
要するに、たくさん良い番組を持って
きちんと主体的に気持ちを切り替えなさい!ってことなんですけどね。
カチャッ
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