「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

「妖艶」 キモカワイイとエロ格好いいについて 倖田夾未は浜崎あゆみを駆逐するのか

2006年02月04日 23時39分22秒 | 漢字歳時記
 「艶」と言う字は(アデやか)と読んだり(ツヤやか)と読んだりします。(ナマめかしい)と読むこともありますね。どのみち色っぽい感じには違いがないようで、主に女性を表現する言葉となっています。
 でもこの漢字、実は常用漢字ではありません。「あでやか」という字を他の漢字で書くと「妖艶」の「妖」という字を使います。

 この「」という字は巫女(ふじょ・神に仕える女)が頭を傾け、身をくねらせて舞う姿を夭(よう)といってあでやかであることを表現しています。



 で今ノリにノッているアーチストとして倖田夾未さんが出てくるわけなんですね。
 若くて随分とイロっぽい人が出てきたモンだと感心していたら「うたばん」で”父親が45歳だと言ってました。

 親父と自分同級じゃん!

 で一気に萎えましたが、まあそれは良いとして彼女「エロ格好いい」が魅力なそうで何処のコピーライターが考えたか知らないけれど上手いことつけましたな。

 その前にアンガールスの「キモカワイイ」がありましたから、こういうのが出てきてもしょうがないかなって思います。

 言葉の持っているマイナスイメージとプラスイメージを掛け合わせて一種の好奇心を刺激し続ける存在だと言う意味なんでしょうね。

 矛盾する二つの評価に込められた得体の知れない魅力を醸し出すことに成功しているわけで、この手のものは本人達の生活が向上しちゃうとダメになるかもしれませんね。

 倖田夾未さんの場合は最初に「エロ」と付いてますから、これは「下品」という拒否反応ですね。ところが本音としては、そういうものに全く関心を示さず生きてゆくことはできないのですから、多少とも惹かれてしまうわけです。その拒絶反応を麻痺させてくれる程の「格好良さ」があれば、受け入れられるという訳なんでしょうね。

 で、浜崎あゆみさんなんですが、今どういう状態なんでしょうか。最近は以前ほどお見かけしてません。

 なんか存在感とかステイタスとかが倖田夾未と被っているんじゃないかと思ってしまうのですが、勘違いなのでしょうか。

 歌とかはまだまだ浜崎さんのほうが「歌姫」とか呼ばれるだけあって、一日の長があるように思えるわけですが、今現在のカリスマ性とか勢いは倖田夾未のほうがあると思えますね。


 ただどちらの方の歌も後10年したらカラオケで歌ってもらえる作品になっているかというとどうもそうは思えない。(キューティハニーは別で)
 だからどうということは無いのですけれど、倖田夾未さんが十二週連続でシングルリリースするそうですが、

 そんなことして一体何を目論んでいるのかが分からないのです。


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