さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

総本山 長谷寺

2014年12月06日 | 巡拝日記

    

関係寺院が三千ケ寺を有すると云われている真言宗豊山派の

総本山 長谷寺を訪ねました。

 西国三十三ケ所八番札所  「豊山 長谷寺」 (ぶさん はせでら)

西暦686年、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を発瀬山の

西の岡に安置したことに始まり、後の727年に徳道上人が聖武天皇の

勅願によって本尊の十一面観世音菩薩を東の岡に祀って開山し、

観音信仰を全国に広めたと伝わっています

 仁王門

長谷寺の総門で三間一戸の入母屋造り、本瓦葺きの楼門で

両脇に仁王像、楼上には釈迦三尊、十六羅漢像が

安置されて荘厳さが伝わってきます

 

登廊 (のぼりろう) 

風雅な長谷型灯籠がいくつも吊るされています

百八間、399段の石段は上中下の三廊に分かれています 

国宝の本堂

本尊の十一面観世音菩薩は近江国高島の楠の霊木で造り上げられ

全国に広がる長谷観音の根本像は身丈10m余もあり、

見上げるお姿は圧倒される迫力のある観音立像です! 

本堂 内舞台

国宝本堂は徳川三代将軍、家光公の寄進によって1650年に建立。

入母屋造りの正堂と礼堂からなる双堂で前面には崖造りの舞台が付いた

大建造物で観音様を表すとされる「大悲閣」の額が架かっています 

 五重塔

昭和29年の建立で戦後の日本で初めて建てられたことから

「昭和の名塔」と呼ばれています

 開山堂

長谷寺を開いた徳道上人を祀るお堂

       

日本有数の観音霊場には久し振りの参拝でしたが、参拝順路の表示が

以前よりも分かり易くなっていて、参道も歩き易く整備されて

人混みに巻き込まれることなく参拝が出来ました!

 

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