お寺の境内に相撲の土俵がある滋賀県甲賀町に行って来ました!
「福生山 櫟野寺」 (らくやじ)
参道の左側には無数に立ち並ぶ十一面観音の石仏がありました
山門の仁王像がなんとガラス張りの中に安置されていました!
山門に吊り下げられた赤い大きな提灯に目を引かれます!
櫟野寺 本堂
西暦792年、この地を訪れた最澄が霊夢を感じた櫟(いちい)の生木に
十一面観音像を彫り、本尊として安置、開山したと伝わっています
十一面観音像は「いちいの観音」と呼ばれ像高3.12mは
日本最大坐像の十一面観音菩薩ということですが残念ながら
この日は非公開で見られませんでした
本堂の天井絵が色鮮やかでした!
この土俵はおよそ1200年前、坂上田村麻呂が鬼退治をする際、
櫟野寺の十一面観音に祈願をして見事、鬼退治に成功した御礼に造られ
家来達に相撲を取らせて奉納したと伝わっています
約1200年もの歴史を持つ奉納相撲が寺院で行われているのは
全国でも例が少なく、珍しい行事と説明がされていました
日本一大きな十一面観音坐像とか、1200年も続く奉納相撲とか
実際に見ることが出来ずに残念な思いをしましたが
その姿や光景を思い浮かべるだけでも楽しい巡拝でした!
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