日本に戒律を伝えた鑑真大和上が開いた唐招提寺に行ってきました!
世界遺産の唐招提寺は唐の高僧・鑑真大和上によって西暦759年に創建されてその後、
戒律を学ぶ道場として創立。以来1250年以上も律宗の総本山として法灯を伝えています。
南大門
国宝 金堂 寄棟造り、本瓦葺き
南大門を通り参道の玉砂利を踏み締めて進むと眼前に迫る金堂の威容に圧倒されます!
内陣に像高3mもの廬舎那仏座像を中央に薬師如来立像、十一面観世音菩薩立像の
国宝三尊を配した曼荼羅の姿は参拝者を圧倒し魅了します。
鐘楼
国宝 鼓楼
鎌倉時代の1240年の建立で楼造り、入母屋造り、本瓦葺きの重層の建物
国宝 講堂 入母屋造り、本瓦葺きで鑑真和上が開創するに当たり平城宮の東朝集殿を
朝廷から譲り受け移築したもので平城宮唯一の宮殿建築の遺構となっています。
開山堂
松尾芭蕉が1688年の春、唐招提寺を訪れて詠んだ句碑
鑑真大和上は12年間で6回の渡航を試みてやっと来日を果たしたがこれにより
激しい航海によって鑑真和上の視力は完全に失われたことを詠んだのでしょうか?
北原白秋の歌碑
御影堂に続く境内
御影堂の門 和上の像を奉安する静寂な宸殿は荘厳さを持っていました!
唐招提寺は堂宇が醸し出す古刹の閑静さと心が清められる荘厳な清浄感が
時空を越えて伝わってくる想いがしました!