雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

表裏

2020-10-29 00:06:23 | 願い
神様になるのか。
魔物になるのか。



最近、
神職のMさんがそんな話をしていました。



「一本の最高級のヒノキの原木をあずけられ、
さて、この原木を削っていったら、
最高の鉛筆になるのでしょうか?
人の命を奪うこともできる武器になるでしょうか?」



と。
そんな話。



そういえば、
マンハッタン計画で原子力爆弾の開発をリードした物理学者
ジュリアス・ロバート・オッペンハイマー(Julius Robert Oppenheimer)
さんは、こんな言葉を残していました。



「科学者は罪を知った」



手にバットを握りしめ。
見る人に夢を与える野球の試合に行くのか?
どこに向かうのか。



一万円札を握りしめ、
何を買うのか。



おそらく、この世界は、今のところ、
綺麗なだけでは生き抜くことができず。
生きている意味もなく。
しかし、汚れているだけでは先にも進めず。



汚れをものともせず。
痛みやケガを恐れず。
顔をあげ。



天だけ見てもきりがなく。
地だけ見ても意味がなく。



100の悪しきことと、
101の善なること。
たった1つ上回る。
その「1」を大切に、
泥にまみれて進む。



良き人でいること。
人の心を思いやり。
己の痛みも優しく包み。
他人を助けられる人でいること。
我が支えはそれだけか。



......信仰など捨ててしまえ。



迷いに迷った道も、また、



道しるべ。



とある美しい島で目にした聖なる神様の石は、
前と後ろがわかりませんでした。
そこに文字でも記されていない限り表裏の区別はつかないのでしょう。
いつか誰かが文字を刻むのか?
それを記すのはナニモノなのか?
文字に意味などあるのか?
石と海から聞こえてくる言葉はたった1つ—————

—————美しくあれ。







このお話は、
近く記すであろう、
四国の物語の前章でもあるでしょうか。


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4 コメント

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Unknown (こもりく)
2020-10-29 11:00:40
amenouzmetさんへ

日々、積もるいろんな気持ち
表も裏もなく

ただ、ただ、美しくありたいです。

澄んだ清流のように。
こもりくさんへ。 (amenouzmet)
2020-10-29 11:49:59
(●´ω`●)
たった1つ上回る (selala)
2020-10-29 22:24:10
>100の悪しきことと、
101の善なること。
たった1つ上回る。
その「1」を大切に、
泥にまみれて進む。

残りの人生、ここに集中したいと。
たくさんの選択の先に在るものを信じたいです。
selalaさんへ。 (amenouzmet)
2020-10-29 23:28:10
(^^)

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