雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

2022-04-26 00:16:48 | 願い
そして、そんなオーディションなどでは、
毎回、数多くの素晴らしい
「夢を追う方々」
と接することともなります。
そんな中で、時折、
必要に応じて話してきたことを少しだけ記しておこうかと。
それは、昔、あるアーティストさんの公式ブログなどでも
書いたことがある話ではありますが、
また次回にでも、と。はい。
なにとぞ。
おやすみなさい。(^^)




————————「エガちゃん」という
前回記事からの続きとなりますが。
江頭2:50さんの言う通り、
世の中はとても厳しいとも思いますので、
「夢は必ずかなう」
とか、
「あきらめなければ夢はかなう」
とか、
実は僕はそう思わないのです。
そんな言葉は恐くて使えないのです。
迂闊に口に出来ないのです。
特にオーディションなんてものを沢山やっていたりすると、
数多くの夢に破れた人の姿を目の当たりにもしますので......
トテモじゃないですが、個人的には、ほんと、
もう、そんな感じなのです。
そして、そんな中で

「自分はもうあきらめてます......」
「希望など持ってないです......」

なんていうことを後で言われたり、
個人的に話し合ったり、
というようなこともこれまで沢山ありまして。
そんな時に、
その度に話して来たお話というものもあります。



先ず、
とても大事なこととしては、
とにかくオーディションというものは、
見る方も、見られる方も、
人としては絶対に!対等!であり。
違うのは「立場」というもの「だけ」であり。
だからこそ合格者より不合格者の方に
審議者の気持ちの負荷もかかるのです。
なので、不合格の方々に対しては特に、
何があっても、
絶対に、
失礼があってはならないのです。
合格をした方々の為にも、です。
見たり選んだりする立場の人間としては
ソコは失ってはいけない大切なものであり、
心なのです。

そして、
その上で、
落選者もいるのですから、
夢というものは必ずかなうものではない......
ということも明らかです。
正確に言えば

「自分が思い描いた形100%では、
そう簡単にかなうものではない」

ということであり。
しかし、真実は

「自分が思いもよらない形では必ずかなう」

ということだとも思うのです。
だから、その実現のためには

「大切な夢は、
ずーーーーーっと、大切に、
どんなことがあっても持ち続けていて欲しい」

ということなのです。
そんなことがオーディションなどに来てくれる人の全てに
伝えたいことだったりもするのです。



例えば、
歌が大好きな人がいたとします。
その人の夢は

「5万人の観客が入ったスタジアムライブをやること」
「音楽チャートで1位を取ること」
グラミー賞を獲ること

だったりするのかもしれません。
それは

「必ずかないます!」

とは、僕は言えません。
しかし、

「親友の結婚式で歌うことが出来ました」
「子供を寝かしつける時に歌をうたってあげました」
「カラオケパーティーで友達に褒めちぎられました」
「TikTokやYouTubeでとても話題になりました」
「大好きな人の為だけに公園で歌ってあげました」
「おばあちゃんが自分の歌で元気に、喜んでくれました」

などというコトゴトは、
歌が大好きな人の夢がちゃんと叶った、
立派に叶った、
尊い瞬間だと思うのです。
この瞬間が、時間が、
夢がかなった瞬間と思えるには、
歌が好きで、人前で歌いたい......という夢を、
ずーーーーーーーーーーーーーっと、
何があっても、
大切に持ち続けていないと、
この夢がかなった瞬間を

「これもそういう瞬間なのだ!」

と理解できないのです。
分からないのです。
だから、
ソレが本当に大切な夢だというのであれば、
オーディションに落ちようが、落ちまいが、
何かにつまずこうが、つまずきまいが、
とにかく、心の奥に大切に持っておいて欲しいのです。
夢が叶う形は人によって違うのだと思うのです。
夢とはそういうものでもあると思うのです。



夢とは、
叶う、叶わない、に価値や意味があるのではなく。
持ち続けていられるか、どうか。
そこに一番の価値と意味があるのだと思うのです。
それが何よりも大切なことなのだと思うのです。
持ち続けることによって生まれる
明日を生きるエネルギーこそが、
とても大切なものなのだと思うのです。



これまで、
僕はそんなことを幾度か、
幾人かの人達に話してきました。
このブログで記したことがある人にしても.......
例えば、この
木花咲耶姫
という記事に登場する彼女は、
本当はポップスターになりたくて、
全身全霊、
自分の全てをかけて頑張っていた女の子です。
その夢はかないませんでしたが、
記事にある通り、
今は沖縄の南の方にある島で
かわいい子供も授かり幸せに暮らしています。
彼女が、もし、ずっと夢を持ち続けていたとしたら、
そんな日々の生活の中で、
上に記したような夢が叶った瞬間が
幾度もあったであろうと思います。
歌が好きな人にはそういう夢の叶え方もあるのです。
そして、それは、
胸を張って誇れる立派なことであり、
夢の叶い方として価値の高低などあるハズもなく。
誰にでも出来ることでもあって。
おじいちゃん、おばあちゃんになっても出来ることです。
だから、僕は、
夢というものは、
何があっても、
決して「捨ててはいけない」と思うのです。



高井次郎さん著
「宇宙飛行士100の言葉」
この本の中に、
日本人初の宇宙飛行士となった
「秋山豊寛(あきやまとよひろ)」さんの言葉があります。

「夢を捨てずに引き出しにしまっておけば、
いつか必要になったときに、
取り出すことができるんだよ」

月を訪れた人の1人である
フランク・ボーマン2世(Frank Borman II)さんが、
宇宙に向かう自分の身を案じる妻に言った言葉。

「わかっておいてもらいたいことがある。
人生にはただ生きていればいい
という以上のものがあるんだ」


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コメント (8)
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