雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

GRAVITY

2013-12-15 01:20:01 | 面白い
大好きなIMAX 3Dシステムで、例によってスクリーンの端が視野に入らない前寄りの席に陣取り、
映画「ゼロ・グラビティ」を見て来ました。

「原題も同じか?」

と思っていたら違っていて、「GRAVITY=グラビティ」というタイトルでした。
いやいや......IMAXスクリーンの素晴らしさも手伝ってかとても美しい映像でした。
見ている間はもう完全に擬似宇宙遊泳。カナリの宇宙飛行士気分。
そのリアリティと浮遊感は見ていてちょっと気持ち悪くなったりするくらいで。

「(@_@)グルグル......」

パニクルーなストーリーとも相まって途中からは息苦しさも感じたりなんかして。
この苦しい感じは!?ジャームズ・キャメロンの「アビス」の時みたいな感じかな......ん?
深海と宇宙は似ているのかな、やっぱり。なんとなく。
ドチラもまだまだ人類には謎多きフロンティアだし。

この映画、ストーリーはシンプルなのでその辺り色々な意見もありそうですが、
3D映画としてはとても楽しめました(^^)

実は、見ている間、僕の頭の中ではずっと浮かんでいた「本」というのが一つあって、
それはジャーナリストで一流の「ノンフィクション」ライターでもある
「立花隆=たちばなたかし」さんが著した「宇宙からの帰還」という本。
この本は、一般的には超エリートでスターの様に扱われることもある宇宙飛行士さん達の多くが、
宇宙から帰還した後に数奇な人生を歩むことが沢山あるということに気付いた立花さんが、
あまり表で語られることの無い彼等宇宙飛行士の宇宙での「体験」や「感じたこと」、
「事実」をジャーナリストとして「徹底的」にインタビューして纏め上げたもの。
かなり前に出された本ですが、今読んでも全く古さを感じないと思いますし、むしろ、
ドンドン......と宇宙が身近に感じられる時代になって、
やっとその真価が見えて来た作品だとも思います。
個人的には、この本を最初に読んだ時のインパクトというのはとても大きくて。
その影響は今でも心の奥深くに残っているものだとも思います。
なにせ今回の映画を見ていてもフト思い出しちゃうぐらいですから。
映画館から帰って来て改めて本を書棚から引っ張り出して見てみると......
表紙も「ゼロ・グラビティ」のキー・ビジュアルにそっくりで......



立花さんの丁寧な取材やインタビューから浮かび上がる「宇宙飛行士の真実」というのは、
どうもマスメディアで伝えられている様なものとは少々違うようで、
そんなメディアで語られる彼等の言葉というのはこの本を読むと
とても「表層的」なもの......であると位置づけられてきたりもします。
そして彼等が宇宙で感じたそんな「本当のコト」というのは
どの話しをとってみても驚くほど興味深い!ものばかり。
本の中にある立花さんの言葉を少し記せば......



「無事に宇宙飛行を終えて帰って来た宇宙飛行士達にしても、
聞いてみると、例外なく、地球に対する認識が驚くほどふくらんだというのである。
それは単に、地球環境がいかに人間の生命維持に不可欠かがわかった、
といった単純な感想ではない。
地球と人間のトータルなかかわりに関する認識とでも言ったらよいだろうか。。。
~中略~
全ての営みをそこで現に展開しつつある地球を、目の前に、
一つのトータルなものとして見た経験がある人間だけが持ちうる認識
とでも言ったらよいだろうか。」



エリート学者だった飛行士達の多くは共通して「意識」の中の何か?が開く、拡大する......
といった経験を有していて、
神?や宇宙の概念に関して改めて考えざるを得ない体験なども沢山持っていました。
映画「ゼロ・グラビティ」でも同様にそんな不思議な出来事が描かれていたりします。
そんな彼等は地球に帰還した後、
ある者は宗教的な伝道者になったり、
ある者は政治やビジネスマン等の全く違う世界に飛び込んでいったり、
ある者は精神に異常をきたしたり、
またある者は超能力の研究者になっていったり、、と。
それは、あまりメディアで表立って語られることの無い宇宙飛行士達の本音と真実の話し。



機動戦士ガンダムで言えば!?
「ニュータイプ」は如何にして生まれるのか?の話し。
このブログで言えば、血液型の秘密を記した「出アフリカ紀」の中にある話しの続き。



アポロ9号の宇宙飛行士であった
「ラッセル・シュワイカート」が常に大事に持っているメモはというと......



「それぞれの人にとって環境とは、
“私を除いて存在する全て” であるに違いない。
それに対し宇宙は、
“私を含んで存在する全て” であるに違いない。
環境と宇宙の間のたった一つの違いは、私......
見る人、為す人、考える人、愛する人、受ける人である私」



そして、終始ジャーナリストとして冷静で客観的な立場を貫く立花さんは、
「むすび」の章でこう記しています。



「――――ここで語られていることは、いずれも安易な総括を許さない、
人間存在の本質、この世界の存在の本質(認識)にかかわる問題である。
そして彼等の体験は、
我々が想像力を働かせれば頭の中でそれを追体験出来るというような体験ではない。
彼等が強調している様に、それは人間の想像力をはるかに超えた、
実体験した人のみがそれについて語りうる様な体験なのである。
そういう体験を持たない筆者が彼等を論評することは、いささか無謀というものだろう。
彼等にインタビューしながら、私は自分も宇宙体験がしたいと痛切に思った―――」



映画「GRAVITY」のラストシーンで僕が痛切に感じたのは、
帰る家があるということの幸せ。もし

「そんな家なんか無いよ!俺わ!アホ!」

という人がいても、それでも

「地球といういう家があるではないか......」

と言う感覚。

......僕も......

地球を、

宇宙から......

見てみたいのぉー(*´∀`)


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