雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

何処へいこうか?

2013-06-30 00:37:01 | 感謝
ひと仕事終わって。
最近やたらと綺麗になっている東京駅近くの丸の内の
オフィス街を通る広ぉーーーい石畳の道さんを
気持ちよーーーく歩いていたら......
向こう側からスノッブな丸の内らしく無い!?
ヨレタ雰囲気の茶系のジャケットと
グレーのパンツを着込んだおじさんが近づいてきます。
そのおじさんは気持ちよさそ~に、
口笛で「変なおじさん♪」を吹きながら......
僕の横を通り過ぎて行きました......



「こ、この、心と体のザワメキは何だ!?( ̄◇ ̄;)」



「ま、丸の内も色々ですな......」



今日は近所の街で
「ちりーーんちりーーん♪」
と、向こう側から4、5人の
高校生ぐらいの男女のチャリ集団がやってきて。
すれ違う時に



「なーーーっ!今日はどこいくー!?」



と、楽しげに話す声が聞こえてきました。



「今日はどこにいこうか?」



確かに、昔、
仲の良い仲間達と自転車で集まったりすると必ず言っていた言葉です。
そんな記憶があパァァァぁーー.......と、
彼らの言葉を聞いた瞬間頭の中に浮かんできました。



「今日は何処へ行こうか?」



なんだか凄くいい言葉だったんだな......と。
うん。
なんだか、改めて......ですが。
そこそこの大人になって、
こんな感じでこの言葉を使うことって
実はあまり無いかもしれない......
と、そんな感じでしょうか。



それからなんとなく、
もう一つ思い出したのが、
友人の「K様」が以前さりげなく言っていた一言。



K様は大学時代からの友人で、その大学時代。
彼と幾人かの友達と共に
スキーにドハマリしていたような時期がありました。
高じて「サル・チーム(SAL TEAM)」なんて名前の
スキーを無邪気に愛する連中が集まったチームを
組んでいたこともあったのですが、その頃はもう、
冬になると時間さえあれば
雪山にこもっていたようなのめり込み方。
明け暮れ方。
アルバイトで稼いだお金も全て
「冬」につぎ込んでいたような気がします。

そんな連中も社会人になって。
仕事が忙しくなって。
それぞれ家庭も持って......
そうやって生きれることはとても幸運で幸せな事でありますが、
皆で集まれるような事もナカナカ無くなって。
ちょっとした食事やゴルフなんかでも
ソウソウ集れるようなことはないのに。
ましてや、泊まりで行く様な「スキー」なんて、
当たり前ですが、
気がつくと全く行けなくなっていました。

そんな中、数年前。
ひょんなことからK様の音頭で懐かしのサルチーム......
仲のいい数人で......
久々に雪山に行くこととなりました。
昔から段取りのプロ!でもあるK様は
ドンドンと細かい事を決めていって。
気がつくと久々に、数年ぶりに、
皆で真っ白な雪山の上に立っていました。
社会人になって初めて!
スキーを愛する「サル・チーム」のメンバーと
ゲレンデに立つ事が出来ていたのです。

それは本当に久しぶりで、
楽しくて楽しくてたまらない時間でした。
もしかしたら学生の頃より楽しかったかもしれません。
その時K様が言っていた言葉は、
きっと彼は忘れていると思いますが、
僕はちゃんと覚えているのです。



「あのさ、社会人になってさ。
みんな忙しくなって。
なかなか集まれなかったけど、やっぱいいよな。
こういうの。
ソレゾレがさ、ソレゾレ少しづつ無理をしあって。
それでこう出来る。
そういう無理って大事だよね」



Kさんよぉ......その通りだよぉ。うん。



「それぞれが少しづつ無理をし合って一つの事をする」



遊びだけどね。今回は。
でも、ホントそう思うわ。
いいこと言うね。(^^)Kさんよ。



このブログ、
たまに見てるのかな?K様。



一応ね、俺、覚えてんだな。ずっと。

君のこの言葉。

あれ以来とても好きな言葉なのだよ。実は。

「ソレゾレが少しづつ無理をしあう」

さんきゅう。

たまにね、

「俺、今ちゃんと無理してっかな?」

なんて自問する事もケッコウあってね。

さんきゅう。

また君とも、

たまには「無理」でもし合いましょうかね!?(^_^)ィェィ♪



「今日は何処へ行こうか!?」



タマにそんな、
年齢にそぐわないバカな事を言う
変なおじさん」になるのもいいものかもしれない。
うん。



スキーは大好き......いや、
僕にとってはとても「大切」なスポーツ。
勿論、スノーボードも。
日本のスキー場であれば小さい所迄ホボ全て探検してます (^^)b
この写真は......白馬かな。

大学生の時に、
小学校の授業で転ぶ練習!?
を数日やっただけの「かすかな記憶」しか無い状態で、
やむを得ず!お付き合いで!
初めてマトモなスキーに同行するハメとなったのですが......
その時一緒に行った連中で......いや、
ゲレンデを滑っていた全ての連中の中でも抜群に上手かったのが
K様ともう一人の友人の「ポン吉」くん。
雪国で生まれ育ったコヤツ等はもぅ......半端なく上手い。
ボーゲンすら出来ない超初心者の僕を、
まるで子犬をもて遊ぶかの様に
楽しげに山の頂上まで無理やり上げ放ち。
その時、真っ白な雪山の山頂でコヤツ等はこう言いました......



「先ずは山頂で山にちゃんと挨拶しなきゃダメなんだよ。
スキーは死ぬスポーツだからさ。。」



その後、下に降りるまで......
死ぬ思いしたわ。
ほんまに。(T . T)


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