雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

好きなのねぇーっ!

2013-03-20 00:17:36 | 凄い
「時間が経てばたつほど良くなっていくものというのが、
いい “もの作り" だと思う」



先日、流し見ていたTVで「ソロモン流」という番組をやっていて。
その番組で特集されていた木工家具職人の
松岡茂樹さんが話していた言葉。



「音楽も、まぁ、
どんなモノもきっとそうなんだろうなぁ、、」



......などとも思いながら、
プロダクトも大好きな僕
そのままジッと見入ってしまいました。
松岡さんは今、日本で最も注目されている
「新進気鋭」の家具職人さんの一人で。
冒頭の言葉は、
その松岡さんが自身の展覧会の為に訪れたドイツで
「勉強の為に、、、」
と出掛けて行った「ケルン大聖堂」を見上げながら話していた言葉。
その時の松岡さんの「職人視点」での大聖堂の解説や
感想がとても面白く。



「ドイツもナカナカやるよね」



なんてことも言っていました。



「日本は負けないけどね」



なんてことも。



そんな松岡さんの造り出す家具達は、
そんな彼の言葉そのままのモノばかり。
美しい曲線がとても魅力的。
この記事の冒頭に記した松岡さんの言葉は、
もしかしたら「定番的価値観」と言えるようなものかもしれませんが、
どのような「いいもの」を目指すのか?
はそれぞれのクリエイターの自由であって。
ソレゾレの価値観によるのだとも思います。
そして、だからこそ、
冒頭に記した言葉は松岡さんのモノ作りにおける価値観ソノモノのはずで。
番組ではそんな価値観に共感出来る人達にはタマラナイ家具達が
次々に登場していました。
コチラのリンクサイトでカタログも見れますが、
興味ある方はどぞどぞ......



ううーーー。。
と、とてもほ、ほすぃ。。が
で、でも、ちと高い、、( TωT) オヨヨ



そして「いいもの」という言葉の意味を更に深く考察してみるに、
そこにはもう少し幅広い色々な定義が含まれているように
僕には思えるのです。
例えば

「時代と心中して行く」
「マッチして時代ソノモノとなっていく」

というような「流行りモノ」の定義の中にも
「いいもの」と言えるような部分やモノが必ずあるかもしれない......
とも思えるのです。
音楽にもやはりそんなタイプのモノがあるようにも思えますし。

さらに、
番組では他にも興味深くのめり込んで見てしまったことなどがあって。
それが、先日のこのブログで「ガチッ!」と記してしまった、
東京、上野で開かれていた
「円空=えんくう」
さんの展覧会に松岡さんが出掛けて行ったシーン。
松岡さんはドイツの展覧会に展示する作品のアイデアに煮詰まっている時に
「なにかキッカケがあれば、、」
と、上野に出掛けていったのですが......



「おおーーーーっ!!
やっぱりーーーっ!?
松岡さんも好きなのねぇーーーーーっ!!
すげーーきょーーかーーん!(><)/」



と、僕は円空さんの作品が登場する場面をカブリツキで見ていました。
松岡さんは、果たして、
円空作品にいったいどんな感想を持つのだろうか......?と。
ソコがとても興味深く。
そうして、「円空仏(えんくうぶつ)」を見た松岡さんは
こんなコトをのたまわっておりました。



「円空の作品てさ、、どれも作意を消してるよね」



......え、ええ、、



......ああ、



まぁ、そうですね。。



じ、じゃぁ、僕も、ハッキリ言わせてもらいましょうかね、松岡さん......



「あんた凄いよぉぉーーーーっ!(; ゜ ロ゜)ナン! ( ; ロ゜)゜デス!!( ; ロ)゜ ゜トー!!!」



「激しくどういーーーーーーーーーーーっ(><)/!!」



木工家具職人、松岡茂樹。
木工家具工房「KOMA」代表。
かっこ良かった。
とてーもカッコよかった。
独特の木目合わせのセンス。
磨き込んだ曲線美。
素材に空いていた穴をそのままにして作った屋久杉のテーブル。
円空からインスピレーションを受け、
「作意」をとことん消すことをコンセプトに作った
ドイツ展覧会に出展したテーブル。
とてもカッコよかった......



で!



けつろーーーーーーーぉぉぉんん!



俺もかっこ良くなりたい......(T . T)ぶぇ



松岡さんが素材として惚れ込んでいた、
世界遺産の島でもある屋久島の杉は保護林なので、
自然に倒れて、
朽ちているものしか使えないという貴重なもの。
写真は「ウィルソン株」という、
幹の大きさでは今のところ屋久島最大の杉。
ウイルソンさんに発見された時は既に倒れてしまっていて、
今はその株だけが残っています。
穴の入口に人がチロっと写っているのですが、
その巨大さが伝わるでしょうか。
大き過ぎて圧倒されます。
株には大きな「穴」があいていて、
人が住めるような巨大な幹の中にある空間に入ることが出来ます。
中に入って上を見上げてみると......
有名な「ハート形」の空が(^^)



しかし、よく考えると、
「ひも道、五箇条。」で記した、
出来る!
キャリアレディ「H嬢」が言っていた五箇条、第五条って......
すげーな...... (・_・)


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コメント (3)
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