ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

右前の治療方針

2016年08月24日 12時40分12秒 | 高齢馬のケア

さて、右前の痛みの原因はなんなのでしょうか?
5月の写真

今回の写真

比べてみると、球節の関節裂隙が狭くなっているような・・・
でも、3か月で、ほとんど常歩だけで進行するものなのかしら?



2016年5月

今回

球節の下、繋骨(第一指骨)近位部に石灰化が顕著になっています。
先生によると繋靭帯外側枝の部分とのこと。
なお、診察では、屈曲した時の痛みはひどくないとのことでした。

もしもこの異所性の石灰化が痛みの原因ならば、何か治療法はないものか???
と調べた結果、ヒトの肩、腱板の石灰沈着に対して、H2ブロッカー(シメチジンやファモチジン)が効果がある(石灰化の消失や減退)という報告を見つけました。
結構有名な話のようです。
H2ブロッカーはよく使われる胃薬(商品名はタガメットやガスター)です。

先生に相談したところ、痛みの原因はわからないけれど、試してみましょう!ということになりました。

コメント (4)
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