ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『ハーバード白熱教室講義録(上)』

2012年03月31日 07時53分50秒 | 読書日記
社長が以前使っていた部屋は一時的に空室になっていて、床に置いたダンボールにリーダー必読の本が入っています。
私は「社長文庫」と読んでいますが、自由に読むことができます。

その中に『ハーバード白熱教室講義録』を見つけました
日本でも有名になりましたがアメリカの政治哲学者マイケル・サンデル教授の人気授業の講義録です。
NHKでも日本の学生を含めたディベートの模様が放送されています。

難しい問題を身近な出来事を例に進めるのでわかりやすいです。
ただ、哲学なので私にもよくわかならいことはたくさんあります。

それにしてもハーバードの学生は頭のいいこと
最後には東大での講義録も入っていますが、『殺人に正義はあるか?』で、アメリカの学生の主張と同じ意見を言った日本の学生には、正直ゾッとしてしまいました 

「そんなの常識でしょう」と思うことに対しても様々な考え方があり、いつの間にか私自身も自分の意見をまとめようと必死になっていました
下巻は誰かが読んでいますが、早く続きが読みたいです 
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『傍聞き』

2012年03月15日 12時20分43秒 | 読書日記
『傍聞き』(長岡弘樹著)
ダミ子姉さんに借りたミステリー短編集
「そばきき」ってなに?と思っていたら、これで「かたえぎき」と読むことを初めて知りました 

ミステリーなのですが、どの作品も最後はほっこりする後味の良い物語です

傍聞きというのは、漏れ聞きと同じことで、自分とは無関係の人たちの会話を偶然耳にすること
そして、自分に向けての直接的な説得よりも、漏れ聞くときの方が、話の内容に信憑性を感じるのだそうで、これを「漏れ聞き効果」というそうです

さて、この漏れ聞き効果を使ってどうやって真犯人を捕まえるのでしょうか?
それは読んでからのお楽しみということで
お勧めの1冊です 

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