ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『ミッション・インポッシブル4』

2011年12月31日 22時48分07秒 | 映画/DVD
午後はグランベリーモールで『MI4』を観ました

『MI3』の記憶がないまま観ましたが、やっぱり面白い
例によって、絶対に死なない安心感があると思いきや、手に汗握ること数回
本当にドキドキしっ放しで、声を上げる寸前まできました 

先日のモーターショーで旦那が見たというBMWのハイブリッドスポーツカーも出ていました

それにしてもトム・クルーズってカッコイイ~ 
ちょっと小さそうだけど、やっぱりいい顔だわぁ~
彼が年取ってシワシワになってしまうのが想像できません。
どうかいつまでもカッコいいトムでいて欲しいです 

さて、夫婦揃って『MI3』の記憶がまったくなかったのですが、家にはDVDがあり、もう一度観てみたら、所々見覚えがありました 
言えることは『MI4』の方が断然面白いということです  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『森に住む魚』

2011年12月27日 09時07分33秒 | 読書日記
『八日目の蝉』の角田光代氏の小説

ダミ子姉さんに借りる時に、フジテレビのドラマ「名前をなくした女神」みたいな内容と聞いていました。
ドラマもそうですが、私のように子供も産まず自由気ままに生きている人間にとっては、知らない世界を覗き見している感覚でした  

独善的単語で表現するなら、ママ友、専業主婦、お受験、孤独、依存、被害妄想、妬み、嫉妬、妬み、嫉妬、妬み、嫉妬、憎悪…
殺意の場面では、あの音羽の幼児殺害事件を思い出しました。

周りにこういう人たちがいたら、煩わしいだろうなぁ、というのが率直な感想です
たぶん、私は誰ともつるまないでしょう 
姉は専業主婦ですが、公園にはいきませんでしたし、賢明だったと思います

何と言っても世界が狭い...
趣味でも何でも良いから、別の社会を持つのが良いのでしょうか。
だから仕事を続けるお母さんが多いのでしょうか?

ん?世界が狭いと言えば、乗馬界も似たような…

話はそれましたが、私は専業主婦に賛成です。
子どもの側から見たら、いつもお家にお母さんがいる方が嬉しいのではないでしょうか?
私の母は、時々バレーボールや買い物に行ったりはしていましたが、家にいました
年は離れていましたが、姉もいました。
それで私は幸せだったのでそう思うのですが、人それぞれですね

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道の冬体験

2011年12月21日 20時21分52秒 | 
今日から3日間の予定で日高に来ています

新千歳空港周辺は雪が結構残っていて、途中のウトナイ湖も凍っていました

その後クー太郎の実家に寄り、3時半過ぎから馬と牛を入れはじめ、30分もすると、薄い手袋は勿論、分厚い靴も通り越して、寒さで末端がかじかみ、顔もこわばってお母さんに「顔が変わってきた」と心配されるほどでした

今日の日高は晴天でしたが氷点下4℃
最初高は「12月に来ても寒くないから冬の厳しさはわからない」と言われていましたが、バッチリ体験出来そうです
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『銀の匙2』

2011年12月20日 06時28分18秒 | 読書日記
大蝦夷農業高校を舞台にしたコミックの第2弾です
昨日、アークヒルズの本屋さんで買ったのですが、大人しか利用しない書店に置いてあるということは、私の他にもファンがいるのだなぁ…と嬉しくなりました 

今回は、ゴミとして捨てられていた石窯でピザを作ることになってしまった主人公が、石窯の修理から食材まですべてエゾノーの中間達の協力を得て自給して見事なピザを作ったり、夏休みに友人の農場でアルバイトして「働いて収入を得る」体験をしたり、事故で亡くなったエゾ鹿を解体したり…。

さっきまで生きていた命をいただく切なさとあり難さ

携帯が軒並み「圏外」という土地柄
生活、経営、離農、後継ぎなどの問題や、その一方でシステム化された農業経営手法があったり。
高校生ばなれしたしっかりした友人もいたりして、本当に面白く楽しく農業を知ることができます 

また、帰りの電車でクスクスと怪しい人間になってしまいました 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『「つなみ」の子どもたち』

2011年12月15日 21時07分12秒 | 読書日記

東日本大震災後に、被災地の園児から高校生が書いた作文集「つなみ」の背景を追ったドキュメントです。

つなみで家族や大切なものを失った子どもたちが、その気持ちを素直に文章にしています。
震災をきっかけにそれまでの生活がまるっきり変わってしまいます。
家族の話から、彼らの悲しみだけでなく、強さにも驚きます。

本の最後には、なぜこのような甚大な津波被害になったのか、その原因に迫るレポートもあります。
一番大切なものは何かを教えてくれる本です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『朽ちていった命』

2011年12月12日 13時20分13秒 | 読書日記
『朽ちていった命~被曝治療83日間の記録』(「NHK東海村臨界事故」取材班著)
1999年9月に起きた茨城県東海村の臨界事故で被曝した大内久さん(享年35歳)の治療記録です。

放射線の中で最もエネルギーの高いとされる中性子線を致死量の倍以上(20シーベルト)浴びたのだそうです。
当時、「被曝」と聞いて、広島や長崎のような熱傷をイメージしました。

しかし、大内さんの場合は、被曝直後は少しひどい「日焼け」程度で、意識もはっきりしていて、とても大量の放射線を浴びた人とは思えず、「助かるかもしれない」と思わせたそうです。
そこから、大内さん、そしてご家族、医療者の、それはそれは壮絶な闘病が始まるのです。

大量の放射線は大内さんの遺伝子を破壊していました。
それは新しい細胞が作られないことを意味しました。
骨髄細胞も破壊され、免疫力がなくなりました。

やがて、臨界地点に近かった右手、そして体の前面の皮膚はやがて剥がれ落ち、赤むけの状態になります。火傷と同じです。
それはものすごい痛みだったと思いますが、医療チームは大内さんの苦痛を最大限取り除く治療をしています。

治療のメインは、骨髄細胞の免疫力低下による感染予防と皮膚粘膜からの体液損失の補てん。
そのために、妹さんから抹消骨髄移植を行い、定着しますが、新たな細胞の遺伝子が数週間で壊れてしまったり、これまでの医学の常識では考えられないような現象がつづきます。

世界中から被曝医療の専門家が集まりますが、誰にとっても未知の世界だったそうです。
日本で未承認の薬を輸入したり、経口薬を点滴薬に変えたり、ありとあらゆる方法で治療が続けられました。
皮膚の移植もしましたが、定着することはありませんでした。
毎日大量の体液が失われ、包帯交換は10人がかりで2-3時間かかることもあったそうです。
大内さんには苦痛を感じないように鎮痛剤や安定剤が投与され、眠っている状態が多かったのが救いです。

しかし、事故から2カ月後、心肺が停止します。
懸命の処置で蘇生しますが、臓器への影響は大きく、12月17日に亡くなりました。

チェルノブイリ原発事故から、被曝=白血病や甲状腺がんという認識が一般に広まりましたが、大内さんからも白血病を心配する言動があったそうです。
不安を抱えつつも、冷静で、明るくふるまっていた彼も、毎日毎日長時間の検査が重なると「おれはモルモットじゃない」と言うことがあったそうです。

当時治療にあたった医師や看護師へのインタビューがあり、ものすごい葛藤があったことがわかりました。
日に日に変化していく体を見ながら、大内さんが望んでいることを考え続けていたのです。
彼らは純粋に「助けたい」という一心だったのだと思います。
現に「これはダメだろう」と思われる症例でも、奇跡的に回復し、歩いて退院したりすることがあるのです。

大内さんの気持ちは誰にもわかりません。
ただ、少なくとも、ご家族の方は最後まで望みを持ち続けていたようです。

この本を読んで、あらためて被曝の恐ろしさを知り、医療のあり方を考えさせられました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『海辺のカフカ』

2011年12月06日 21時57分36秒 | 読書日記
なんと、初「村上春樹」です

会社には本好きが多く、たまたま村上春樹のファンに遭遇しました。
まだ読んだことがないと伝えると、「まずはこれから」と言って持ってきてくれたのが『海辺のカフカ』でした

発売されてから10年前も経つのできっと殆どの人が読まれたと思いますが、いくつかの物語が並行して進み、そして交わります。
一つ一つは面白い所もあり、理解できない所もあり、精神世界があり、結局、よくわかりませんでした

面白いのは「ナカタさん」の物語です。
なんだかホッとするのです。
「空っぽ」のナカタさんを気の毒には思いましたが、だから動物たちと話ができたのだと思うと、私も「空っぽ」になってみたいような、あ、でも字が読めないのは辛そうですね 

この本は、私のようなノーテンキが読んでも理解できないのかもしれません 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『War Horse』

2011年12月06日 07時26分09秒 | 映画/DVD

今朝、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作『War Horse』(戦火の馬)のワールドプレミアのニュースを見ました。

タイトルを見た瞬間、「あぁ、これは見られないな」と思いました。
戦争と馬、これだけで想像がつきます。

イギリスの作家マイケル・モーパーゴの原作の児童文学とのこと
『軍馬ジョーイ』という戯曲にもなり高い評価をうけているそうです。

イギリスも日本も大量の馬、そして男性を戦争で死なせているのは同じなんですね。

スピルバーグ監督の作品ですから、きっと、すばらしい映画だと思います。
でも、見られません

日本では来年3月に公開予定だそうです。
(公式サイト) http://disney-studio.jp/movies/warhorse/

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする