ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『Tabara cafe』

2014年10月27日 13時02分16秒 | ごちそうさん
大阪・江坂にある洋食屋さんです
料理研究家のオーナーママさんがたった一人で切り盛りしているお店です。

創作料理が多いのですが、ハンバーグやミンチカツもあります。
写真がないのは…、実は店内にあった「ケータイ禁止」というような張り紙を見たからですが、写真は全く問題ないなかったようです

実は友人からはお店を選ぶ際に、「料理研究家のオーナーさんが一人でやっている美味しい創作料理のお店で」、続けて「店内に色々な注意の張り紙がしてあるんだけど」と前情報がありました

内容的には、案内があるまで勝手に座らないでとか、携帯やタブレットは禁止、ここは食事をするところなのでとか、非常識な人はお断りとか、あとは、どこかの会社の人はお断りとか、何も知らずに入ったら驚く人が多いお店です

ここまで書くには相当色々なことがあったそうですよ。
女性一人だと甘く見られて酷い目にあったとか
お見送りをしてくれた時に、「一期一会」という言葉が大嫌いと言ってました。
それだけ嫌な思いをたくさんしたのだそうです。

また、以前は他にバイトさんがいたようですが、ちょっと叱ったら来なくなってしまったとのこと。
人に一から教えるよりは一人の方が楽、とのことでした

一人で切り盛り…ということは、スピードというサービスはどうしても低下してしまいますが、その分は量と質で還元しています、という張り紙もありました

生ビールはキンキンに凍ったジョッキで出てきます
一番人気のかりかりポテトサラダ
二番か三番人気のえびと枝豆の春巻き
えびとチーズの春巻き
お肉料理は豚の角煮
モスコミュールを追加で

どれもボリュームがあり、かりかりポテトサラダで結構お腹いっぱいになり、帰るころにはかなーり満腹でした 
常連さんにはかりかりポテトが大盛りになったりして、みなさんそれでお腹いっぱいになってしまうので儲けが出ないと言ってました
ちなみに上記で一人2,500円でおつりがきました 

お一人ということで、こちらもちょっと気を遣って様子を見ながら追加注文したりもしましたが、頼んだお料理はどれも本当に美味しくて、是非また行きたいお店です
コメント (2)
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『人恋しい雨の夜に』

2014年10月08日 12時12分10秒 | 読書日記
浅田次郎さんが選んだせつない小説アンソロジー

厳選されたせつなくも美しい短編小説で、宮部みゆきさんから芥川龍之介、小泉八雲の作品までありました 

その最初の小説がカポーティの『ミリアム』でした
『ミリアム』は昔、英語の授業で教材になった小説でした。
夫に先立たれ、友人もなくひっそりと暮らす初老の婦人ミリアム。
その前に突然現れたのは同じ名をもつ少女ミリアム、恐らくは彼女自身なのでしょう。
翻訳本を読むの初めてでそれなりに楽しむことができましたが、英文学を学ばれた方は解ると思いますが、原文でないと伝わらない表現があることをその授業で知りました。

現代小説ばかり読んでいたので、こういう間接的な表現で人の心を読み解くものはなかなか難しく感じました
ただ、とても美しい小説であることはわかります。
なので、昔の小説はもう一度読み返しています。

1篇、平家物語だけは、振り仮名と注釈が多くてまだ読んでいないので こちらもいつかチャレンジしたいと思います 
コメント (6)
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